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高ドッキョウ 千鳥ヶ淵サクラ [山のこと]

◇28-31日 28日は在宅で作業していましたが、29日は午後から新宿に出て、千鳥ケ淵から靖国神社までの桜を見て巡りました。平日なのにやはりたくさんの人出で、片側通行の規制がありました。そういえば靖国神社については、最近、A級戦犯合祀の際に国(厚生省)から神社側への働きかけ(圧力)があった旨の報道がありました。昨年には当時の天皇が合祀について不快感を持っていたとの近侍の記録もあり、一方では教科書検定において、沖縄戦における集団自決に日本軍の関与が削除されることになったとか。これらの作為はあらゆる戦争犠牲者に申し訳なく、国として本当に恥しいことだと思います・・・。夜は神田に出て、御茶ノ水の沖縄料理屋さんで、4月からカナダに1年赴くKさんの送別会をしました。

30日は高尾山にまで出て山ツアー会社の添乗員研修でした。朝は降っていた雨もお昼ごろには止んで、高尾山清滝ではすっかりいい陽気になりました。ここの桜も山中なのにきれいに咲いていました。丸々と大きくなった蛭も落ちていました。装備や緊急時の対応の確認をして、2時に中座して八王子から帰宅しました。

31日は年度末。女房も1年間厳しいといわれた今の科で無事最終日を迎えられたということで、職場までの朝夕の送迎をかって出て、夜は食事をして帰ってきました。夕方、こちらも桜がきれいな金目川沿いのバッティングセンターに久しぶりに行って打ったら、首と肩が痛くなってしまいました~力みすぎましたでしょうか。

◇4月1日 静岡・山梨県境の高ドッキョウという山に行ってきました。渋い山なのに「マニアック」なお客さんで満員!山梨百名山完登を目指している方が多いんだそうです。あと3つとかいう方もいらっしゃいました。皆さん、すごいですね。徳間峠までは前夜の雨のせいか、蛭がうようよいて、盛り上がり?ました。相当注意したのですが、お一人は峠の上まで道連れ、お一人は食われていてしまいました。けっこう姑息に入ってくるのです。頂上は雰囲気よく、黄砂で霞む富士山と十枚・真富士・篠井の近い山が眺められました。ところが温泉に入って順調に帰京のはずが、東名の40kmの渋滞にはまって、新宿到着が10時半と遅くなってしまいました。疲れたぁ~ 

 うっすらと富士の峰

◇2-4日 暖かくなったと思いきやまた冷え込んだり、陽気が定まらないせいか何か疲れが取れません。2日は昼寝をしたりして外にも出ず、ホットーケーキを作ったり、ありあわせでカレーライスを作って食べて、尺八楽曲の整理をしました。森先生のところでカラオケ尺八を習い始めてはや2年。たまりにたまった練習曲を見返しているのです。なにかいいことあるかしらん。

◇最近の読書・映画

沖縄の誘惑―“1000年の文化”を理解するために…

沖縄の誘惑―“1000年の文化”を理解するために…

  • 作者:  出版社/メーカー: 文藝春秋
  • 発売日: 1987/09 メディア: 文庫 ○沖縄の旅に携行していって役に立った。沖縄のモズクはうまい!写真もきれい。あー、また、ティビチを、イカスミ汁を食べたい。東京では900円!と現地の2倍くらいの値段がした。
  •  
沖縄いろいろ事典

沖縄いろいろ事典

  • 作者: 垂見 健吾 出版社/メーカー: 新潮社
  • 発売日: 1992/03 メディア ○アイウエオ順にキーワードから沖縄が紹介されていてこれまた質の高い。沖縄のお墓は入り口が産道で死んだらその中に帰っていくのである。豊かな文化の芳香に酔うしかない。

沖縄的人生―南の島から日本を見る

沖縄的人生―南の島から日本を見る

  • 作者: 上野 千鶴子, 仲宗根 幸市, 森田 純一, 宮里 千里, 吉江 真理子
  • 出版社/メーカー: 光文社 発売日: 2001/07
  • メディア: 文庫 △太陽がまぶしくて、明るすぎて冥(くら)い。「南の島から日本を見る」という副題のとおり、各所にその対比がある。なぜ琉球民謡は伸び伸びと生活の表現として粋に歌い継がれ、本土の民謡は寂しく廃れていくのか・・・
世間を読み、人間を読む―私の読書術

世間を読み、人間を読む―私の読書術

  • 作者: 阿部 謹也  出版社/メーカー: 日本経済新聞社
  • 発売日: 2001/10  ○昨年亡くなられた、と、「こころの時代」で再放送していました。西欧に照らして日本の「世間」を切り出す試みは楽しい。ともすると、この国では個人の感性(個性)が牽制を受け続けて、成熟を妨げられているからだ。「読書は他人に者を考えてもらうこと」。「現在とは数学的な点ではなく、過去から未来にいたる時の流れの中で、人間がいかに生きるかという問いにお応じていくつもの層をなすもの」。サラリーマンの社会の中での位置は見えにくい。身体と仕事が一致する、身についた集団的教養が必要。フ-ゴーの「知恵の研究」:建前を破って正しいと思ったことをするには知恵が必要。現世肯定の世間。  世間に背を向けた竹林の七賢人。

極楽に行く人 地獄に行く人

極楽に行く人 地獄に行く人

  • 作者: 水木 しげる  出版社/メーカー: 光文社
  • 発売日: 2003/08/06 メディア: 文庫
  • ○ 三途の川、精霊信仰・・・

 

 

歴史にはウラがある

歴史にはウラがある

  • 作者: ひろ さちや  出版社/メーカー: 新潮社
  • 発売日: 2002/02  メディア: 文庫
  • ○見えない力・・・仏経観・道理 織田信長
まんだら人生論〈上〉

まんだら人生論〈上〉(下)

  • 作者: ひろ さちや  出版社/メーカー: 新潮社
  • 発売日: 1995/12  メディア: 文庫
  • ◎読みやすく、わかりやすい。
 
高野山超人・空海の謎―真言密教と末法思想の源流とは

高野山超人・空海の謎―真言密教と末法思想の源流とは

  • 作者: 百瀬 明治 出版社/メーカー: 祥伝社
  • 発売日: 1999/01 △ 司馬遼太郎の焼き直し。学者さんなのに・・・
これが密教だ―奇跡の法力と信仰の原点

これが密教だ―奇跡の法力と信仰の原点

  • 作者: 織田 隆弘 出版社/メーカー: 密門会出版部
  • 発売日: 1985/03  ○怪しげなタイトル・装丁だが、作者のお写真が真っ当さを伝えている。切り口が新しく、平易で、密教の特色がよくわかる。


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