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雨の天城山 年末飲んだくれ [山のこと]

◇ごぶさたしていました。2台目として新しいパソコンを導入しました。最近はパソコンに向かうと、ついそのセッティングのほうに入ってしまい、ブログのほうはおろそかになっていてしまいました。それにしても毎日そこそこのアクセスをいただいていましたので、あまり放っておくと少し心苦しく思ったりしています。それでは、いちおう日記という役目に応じてつらつらと書き並べましょう。

◇6日-17日 *6日 新宿→秋葉原→錦糸町 トンカツ旨いところ見つけた!森先生レッスン、またまた見学者あり。炎の1年間カリキュラム詰め込みレッスン!→ 麦の米作りメンバーでミーティング。その後近所の焼き鳥屋で打ち上げ・美味い! *9日 雨の中、御正体山へ。ロングコースでしたが無事に下山して紅富士の湯に入って早々に帰宅。中華料理屋ハルピンにて女房と夜食。 *11日 東急ハンズでクリスマスの電飾を買い物。伊勢丹で和食弁当を買い込んで昼から末広亭で落語を楽しむ。7時くらいまでいるが中入り後は面白くない。だんだん良し悪しがわかってきた。 *12日 また雨で、天城山へ。本降りにならずにすんでいたのだが、下山途中におばあさんが崖に落ちて冷やりとする。幸い軽傷で済む。いざ落ち始めると無抵抗になってリカバリがきかない。軽い山でも恐ろしい。 *13日 久々に築地に出勤。夕刊に広告を載せたので、電話受注にHさんと9時まで働いてラーメン屋で一杯。 *14日 Gマロさんとイタメシ屋でランチでワインを一杯、と、ご馳走していただきました!スタバで2次会も。今頃はインドかなぁ。 *15日 築地に出勤。終業後、社長とS水産でサシで飲み。けっこう活きのいい肴を使っていて感心。ご馳走様! *16日 ひさびさの野球で浅草の公式戦に出場、若いピッチャーの生きのいいストレートをはじき返して(チーム初安打で)先制の2点タイムリーを放つ!!  ジーン。いったん解散して、山ツアーのお客さま方がやってる、入谷のカレー専門店Hにうかがってロースカツカレーをいただく。美味しい!丁寧に淹れていただいた食後の珈琲も香りよく至福のひと時を過ごす。茅場町のN君の実家の喫茶店でチームSの忘年会に。カウンターに入って楽しいお酒を飲んだ。焼酎のいいのがあったんだな。 *17日 このパソコンが来た!じつは急遽帰国することになったフランス人友人のもので安く引き取りました。彼にちなんでMACHUさんと呼ぶことにする。今のところ調子いいじゃないかMACHUさん!

◇18日-26日 *18日 秋葉原で無線LANアダプタなど、MACHUさんの備品を買い込んで、築地に出勤後、株主の某ファンド社社長に連れられて、この日OPENの出資先の千葉の居酒屋になんとタクシーで往復。びっくりビールにびっくり日本酒というメニューに吃驚・あんぐり。たっぷり飲んで、また銀座に帰ってきて、今度はひさしぶりにきれいなお姉さんたちがいるお店でカラオケして新橋から帰途につくが、案の定終電に乗り遅れて横浜の漫画喫茶!に滞留して帰る。*19日 夜、閉店が9時と早めで先日は入り損ねた近所の八雲ラーメンへ。醤油味では貴重な美味しい店である。*21日 築地に出勤。茅ヶ崎まで帰ってきて床屋に行き、夕方からガイド仲間のIさんとKさんと今年の打ち上げ。Kさんは翌日からアフリカに仕事だというのに・・・ B蔵というお店は広くないが地魚も出す気のいい居酒屋で、新鮮で美味しい肴でお酒をいただく。でもちょっと陰口や愚痴が入るのはよろしくないね。 *23日 早朝、築地に出社して朝一仕事。昼から野球を4時間ハッスルして、終了後、浅草寺から田原町・稲荷町を経て浅草橋までお散歩。浅草はいまや中国人・外国人ばかりで活気がある。いっぽう辺りは古い店がいい雰囲気で残っていてよい。夜は尺八グループJの忘年会に出席させてもらい、美味しい豚肉しゃぶ*2と焼酎を満喫!それから横浜のカラオケに流れてS君とN君と徹夜で尺八カラオケ・・・今週2度目の朝帰りに女房の機嫌は最悪。あー、でも、横浜でBさんに連れて行ってもらったアイリッシュパブてご馳走してもらったギネスビールと肉は旨かったぞい。*24日 ノーコメント  *25日 昼間、年末の買い物で超混雑の築地の場外を徘徊、佃煮の買い物を。また、他にも手ごろそうな手作りパン屋やフレンチレストランを見つけた。夜、社長の誘いで飲みに。またまたビール→焼酎。なんでも前日はヘリコプターで彼女(やはり社長)と東京上空を飛びまわっていたらしいよ! *26日 やっと年賀状に着手。でもまだ印刷には程遠いから、これを見てる知人さんにはお断りしておきますが、今回は「後出し」ですからねー

◇そうです。山にも少し行っていたのですが、ほとんど飲んだくれていたのです。こりゃひどい。いくら野球をやっても、山歩きの運動の充実さには及ばない。せっかく絞れてきた体重もxkg増加? ご無沙汰している方ともそうでない方とも、つい、ついつい、飲み連ねてしまいました。それにしてもみなさんお好きですね。あー、そして明日から恐怖の飲み会3連荘。そろそろ胃が痛いんだよう。新年も数件あるらしいのですが、少なくとも来年の年末は絶対に自重するぞい。これで年内最後になるかもしれませんので、とりあえず、皆さん、よいお年を。


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読書2006 鈴木大拙から丹波哲郎 [本のこと]

◇読書備忘録をさぼっていました。ずらっと霊界ものがならべましたがそればかり読んでいたということではありません。この9月に丹波哲郎氏が亡くなりましたが、霊的な理解が進んだかのようなネパールから帰国してすぐ(その週末)のことでしたので、その後ちょっと彼の著作をきっかけに方々へ読み広げてみたのです。思えば、氏があの世を語り出したのはバブル直前のことで、その唐突さにぎょっとしたものでした。当時、他にそんなことを言う方は宜保愛子さんくらいだったと思います。新しく建設されたMプリンスホテルの外の見えるエレベーターで大霊界のシーンみたいだねと笑い合ったおぼえがあります。心霊というのは、現代的感覚からすると突拍子もないことですし、たしかに僕だってそれら目に見えないことを信ずるに足る証拠を何一つ得たわけでないのですが、そうしたものと考えたらいろいろ辻褄が合いそうだな、というのはあります。特に広く読まれている般若心経は、感覚器官によらずして非合理を追え、というのが骨子(一文不知)となっています。まあ、洗脳のようにも聞こえますが、千年以上も衆知に耐えてきた、特に科学崇拝の20世紀をサバイブしたというのは凄いと思います。少なくとも、カエルに見えない景色が人間に見える・感覚できるように、人間にもわかったと思える諸象のほかにもさまざまな相が在るのでは、というのには分がある気がします。

◇さて、それでは、高橋氏の著は軽いタッチでとっつきやすい。心理学的アプローチにも似たかんじがあるが心を主題にすればそういうところは強調されるということだと思います。

人間の絆 響働編―新しい自分への出発

人間の絆 響働編―新しい自分への出発

  • 作者: 高橋 佳子
  • 出版社/メーカー: 祥伝社 発売日: 2000/02 メディア: 文庫 〇つながり。魂。人間の内側に真理・大切なものが。重力のくびき?肉体・意識・魂の3つの流れ。絶望の底に智慧の源泉が。現実が不思議、不思議が現実。安定のために獲得したものは殻に過ぎない。
人間の絆 自業編―運命を変える方法

人間の絆 自業編―運命を変える方法

  • 作者: 高橋 佳子
  • 出版社/メーカー: 祥伝社発売日: 2000/04 〇人間の都合を越えたつながり。疼き。人生を貫く一本の糸。運命を愛して人生を受納して運ぶ流れに乗る。自我の殻。転生の業。業への畏敬。繰り返しの中に業を自覚できる。托身(≠依存)。内なる尺度。道なき点に立ち戻って新しい道をつける気概を。
人間の絆 基盤編―人生を支配する「X」の秘密

人間の絆 基盤編―人生を支配する「X」の秘密

  • 作者: 高橋 佳子
  • 出版社/メーカー: 祥伝社 発売日: 2000/10  〇ワンランクアップ目指して奔走する現代人・ワンランクアップ症候群。ただ走っている。社交辞令以上の人間関係になりにくい。基盤Xとは無数の信念の塊:つぶやきは呪文として鋳型を形成。他人との比較の中でしか喜びを見出せないのか。ショーペンハウエル:石にも意思が。盲目的な意思もそれが高揚すれば人間にも。受け入れがたい現実と人間の弱さから出発したガンジー。自分の業、魂のクセや歪み・習い性を意識化して知る。社会の白けた限界感は見える外側だけを追及してきたから。3部作は人間観・人生観・世界観の新しい単位。畏敬を備えた態度を。
守護霊団―この世とあの世を結ぶもの守護霊団―この世とあの世を結ぶもの
  • 作者: 丹波 哲郎出 版社/メーカー: 廣済堂出版 発売日: 1982/10  △善霊と悪霊。山下清。密教の因縁透視。エドガーケイシーのライフリーディング。
霊界から見たあなたの人生

霊界から見たあなたの人生

  • 作者: 丹波 哲郎
  • 出版社/メーカー: 文香社 発売日: 2006/01  〇 今年初めの発刊。読みやすい!そうなのかー
大天運―あなた自身の幸せの呼び方

大天運―あなた自身の幸せの呼び方

  • 作者: 深見 東州
  • 出版社/メーカー: たちばな出版 発売日: 1996/11 メディア: 文庫 △意外に当たってはいる。
ひろさちや氏の著が正当派であって読みやすく多数の著があるが、ちょっと外しているかもしれない。多少の注意が必要と思っている。

ひろさちやの般若心経88講

ひろさちやの般若心経88講

  • 作者: ひろ さちや
  • 出版社/メーカー: 新潮社 発売日: 1994/05 メディア: 文庫 △枯木寒厳:こだわるな。六根・六境ともない。四苦八苦、八正道。悟りとは、人生の問題に直面して、心をうまく使って行くことでは。中道で極端に偏しず、ゆったりと歩み続けること。ムスリムに比べて感謝が薄く、人の努力のなさのせいにする!?
非常識のすすめ―逆発想の仏教論

非常識のすすめ―逆発想の仏教論

  • 作者: ひろ さちや 
  • 出版社/メーカー: 鈴木出版 発売日: 1989/06 ゴルフの練習をしないイギリス人紳士:日本人は、人事を尽くして天命を待つ、で常に不断の努力が求められる。少欲知足。方便の思想:とりあえず、結果を忘れてみてはどうか。「いい加減さ」を。少ない仕事を分け合うインド人・ニューギニア人。「感情の社会化」(宮崎音弥氏)によって感情が共生されている。恋愛や尊敬でさえ(赤と黒)そうだから、主体的に正確に、そのときの感情を把握したい。禅者の無方向性に(自分自身に対して)笑う。 この本については社会学の見方に似ている。
◇松原父子は基本に忠実なので外さないが、従来と視点が変わらないので、その分相変わらずのわかりにくさがあるかも。
わたしの般若心経―生死を見すえ、真のやすらぎへ

わたしの般若心経―生死を見すえ、真のやすらぎへ

  • 作者: 松原 泰道 出版社/メーカー: 祥伝社 発売日: 1991/07  〇豊かな現代生活では、従来の、貧しさや窮乏を前提とした倫理・道徳・宗教を理解するのは難しいかも。空とは全事象の存在原理、生死を見据える智慧。「非まじめ」は視野広く、物事を善悪に分けて比較する対立観を越えた徳性。塩梅は案配「。法灯明・自灯明。観 世音。合理的に解明できない妙音察智。自在とは煩悩を整理整頓すること(解脱)。分別心が自分を苦しめる。 「悟りとはいかなるときも平気で生きて居ること(正岡子規)」。煩悩と仏心を共有して(その正反を止揚して)涅槃に至るだろう。
法華経入門―七つの比喩に凝集した人間性の真実

法華経入門―七つの比喩に凝集した人間性の真実

  • 作者: 松原 泰道
  • 出版社/メーカー: 祥伝社 発売日: 1983/01  △現代人は合理的思索になれすぎているから、情緒的に、現実の心情にすなおに従って、執らわれないようにすべき。「閑かさや岩にしみ入る・・・」。諸法実相:すべての事象に仏性宿る。柔軟心:物事を偏することなく豊かで素直な心。⇒読経眼。卑屈も、高慢と共にたしなめられるべきものである(裏天狗)。浄不浄の決定はその心にある。世俗の生活をしていても執着心をなくせば仏法の生活と変わらない:資生産業即仏法VSマンネリズム。一乗法・悉有仏性。薬草喩品。魔、盛んなれば法もまた盛ん。悪をコントロール(調伏)する「仏凡同居」。
心の眼を開く―今をよりよく生きる知恵

心の眼を開く―今をよりよく生きる知恵

  • 作者: 松原 哲明
  • 出版社/メーカー: 祥伝社 発売日: 1989/02 △今をよりよく生きるには「いのち」(ワクワクしそうなこと)を見つけること。死ぬという大事業。異質な世界を知って自分の道を見る。失敗を書き立てる新聞、それが正義か(愛語施)。かわかない・強い心。国東半島(豊後仏国)。
目で見たように霊界がわかる本

目で見たように霊界がわかる本

  • 作者: 徐 錦泉
  • 出版社/メーカー: 角川書店 発売日: 1993/03  △忍土もまた楽しからずや。真剣に生きること。気とは霊の働き、軽はずみな行動は抑えられる。死が近づくと執着が強まる?六道に所属しない霊が霊障を引き起こす。小さな正義感・阿修羅神の受け入れ!? ご都合主義が徳を削る。パンを2人で分け合う共同で生きる知恵。徳と業は表裏一体、大きな器になるにはそれだけの業を担うことに。「公」の生き方。肉体は六道の霊団に共有されている。
霊的成長と悟り―カルマを成就し、解脱にいたる道

霊的成長と悟り―カルマを成就し、解脱にいたる道

  • 作者: 本山 博 出版社/メーカー: 宗教心理出版 発売日: 1988/05  ◎ 祈るときは精神集中。一時の事柄にとらわれず、自分を苦しめないように。わかならないことは背伸びしない。お布施をもらわないお経を。祈って、カルマに苦しんでそれを果たす。苦しいときこそカルマを解く近道かも。 悪いことがあったら具合が悪いということでもない。それを越えることが大事(越作)。心のメンで1つになれるということは霊的成長のひとつでもある。一刻一時:一つの時に一つの事になりきらないとだめ。かつ全体を見る。「行」がカルマを、太陽が種子を焼くように解く(一呼吸一生)。「顕界と霊界に調和と霊的成長がもたらされますように」。
弘法大師の霊が救う―空よりも高く海よりも深い大悲大智の世界 (1983年)

弘法大師の霊が救う―空よりも高く海よりも深い大悲大智の世界 (1983年)

  • 作者: 波羅蜜 薩婆訶 出版社/メーカー: 池田書店 発売日: 1983/12  ◎ 弘法大師は石鎚山・大峰などの高峰を、人間を本質的に改造する霊気が漂う修法練行の適地とした。よく世間の学問(分別智)を体得して、衆生の生活に通じ、自然に親しんで本質を知り、霊界に遊んで諸霊を統制し、鍛錬を怠らなかった。「生き判」。「霊界裁き」:ほとんどは降霊するまでにいた元の霊界に送り戻される。優雅な芸術の佳境である浄土と地獄が同じ環境にあること、人によって別個な世界にいる霊界。祭りの本質は聖なるものとの一体化への努力を示すこと:香花灯明飲食。立てっ絵師。十住心論:拾っては捨てる、捉われから一歩退いて間合いを取る。信心とは、大師様の加持力を受け留める心体の、まごころからの生活状態で、平常心を保て、無為自然の徳に適い、中庸に生きれる。自分を捨てて事を処して行く心構えも。他人を助けるために自分を活用するのである。読経のみでさえ大師様の威神力によって各種霊がその経典の内容に沿って活動して安定を得る。「三観」:真如(在りのまま)・仏(=真如の権化)・自己を観ること。さらに災いを観て輪廻転生の苦難を、無常を観てその中に常住性・変化・発展性を見る。「あるもの」と「ないもの」を同時に見て、「あるもの」の本当の姿・その目的を見て全体を見ることができる。

最近、桑田氏のマンガにはまっています。わかりやすいから。わかりやすければいいってもんです。にしても、自分は子供のころ、「光のワ」が見えていたんだけどなあー。

マンガで悟れる般若心経〈1〉

マンガで悟れる般若心経〈1〉(2)(3)

  • 作者: 桑田 二郎
  • 出版社/メーカー: ロングセラーズ 発売日: 2003/09 メディア: 単行本 ◎ 「瞑想」とは呼吸をとおして意識を「いのち」を(普段向けている外側にでなく)内側に向ける智慧。空の次元の魂の意識が、色の次元に表れてくる意識が「精神」。精神は、一大心霊の進化の意志の表れ(霊的進化)と連なって自分の意識を現実に実体化させるが、一方、肉体と結びついた地の「いのち」の意識(=我意識:感覚・欲望・感情 不満 無明)が逆さまに働いて(未熟ながら、ふつうはそれのみが自分自身と思い込む)、それが宿命として「苦」(災い・不幸・苦悩)をもたらす(実は「進化の力」によりその「ゆがみ」を知らしめさせられている)。般若心経の経文は見えない「いのち」の次元(=空)のイメージを表現していて、それは瞑想を通して浮かびあがる。大昔の迷信も現代の「科学」迷信も、知性のデザインが変わっているだけで精神の低さは変わらない(脳の働きの良さとはちがう)。色に偏った価値観から離れて精神の進化にとって何が正否か「正見」する。産卵回遊や帰巣本能も「いのち」・本能か。我意識(さかさま 顛倒夢想)の醜さに気づいて修正しようとすることが霊的進化の一歩。それらは消し去ることはできないから、感覚は霊的次元と感応して「理智」に・欲望は「進化を目指す意志」に・感情は他を思いやる「慈悲」に変容・昇華できる。(瞑想して到達する)クンダリニー=火神アグニ=スヴァーハー(僧莎訶)は、いのち(創造・維持・破壊)の3つの根源的霊力を示す。また、7つの舌は霊的進化の7段階、プラーナを取り入れるチャクラの数を示す。瞑想こそが空と感応する唯一の方法だが、それは霊的な意識と繋がりやすいように受け身の意識でいるが、周りにはさまざまな想念の波動があり、とくに根深い不満(不浄心)を抱えて邪念・邪霊につながらないように、音律をとおして心を込めて読経するのが安全である。感動・感謝の念が湧き上がってくる
 
般若心経瞑想法入門―あなたに幸運をもたらす仏の知恵

般若心経瞑想法入門―あなたに幸運をもたらす仏の知恵

  • 作者: 桑田 二郎 出版社/メーカー: 主婦と生活社 発売日: 1987/01  ◎ あるフリマで1万円を越える値段が付いていたのでびっくりしました。真我と低我(エゴ)。精神的な人と動物的な人。魂の目が開かぬゆえに無明。「人はなぜ瞑想しなければならないのか。」 無視すべき悪霊(精神分裂 執念)。無視してはならない聖霊。低我の意識を一時停止して、魂の目という、空の次元に向けられた感覚に移行する(目覚めさせる)。誰もいなくなった夜の校庭のイメージ。テーマを持つことも。瞑想を日常的なものにする。背筋をまっすぐにして、かつ市政を安定させる。光も電磁波。人間を標準とした「可視」光線。ところで、光の波長でいちばん荒い赤(怒り)と、繊細な紫(霊的で神秘)、その中間の黄色(金色)。精霊界に通じる水の音。オームの発生による振動。/無意識に恐怖を求める人間の奇怪さ、それは魂のゆがみ、悪霊の働きかけが。吐く息・吸う息に自然に意識を溶け込ませる。「俗世間の欲望を失ったら人生なんて面白くない!?」 失くすのは無理だから満足させなくてもいいと思えばいい。さらに、価値観はより価値あるものを求めて常に変わっているし。
言霊―ひつく神示のなぞことば〈2〉

言霊―ひつく神示のなぞことば〈2〉

  • 作者: 桑田 二郎
  • 出版社/メーカー: 潮文社 発売日: 1993/12 メディア: 単行本 〇 岡本天明氏の自動書記による啓示(ひつく神示)の氏の解釈。経(たて 魂)と緯(よこ 物質界)が織り成されて栄える。おおかた前掲の書に沿っているが、この神示については、建て直しやツルカメなど、ところどころ飛躍があるように思える。全幅の信頼を寄せるにはちょっと危ない。言霊(発信電波)はフトマニ(太占 受信)と感応する(直観 魂)などと、せっかくいい線できているだが。
イースター島の謎

イースター島の謎

  • 作者: A.コンドラトフ
  • 出版社/メーカー: 講談社 発売日: 1977/01 メディア: 新書 △ 「言霊*ひつく神示」に登場して来たので眺めてみたが、パシフィス大陸の頂上部が残ったという、その飛躍の危うさを実感(地質調査で過去数万年間で1ヤードも沈下していないという)。なんといってもモアイは新しい話なのだ。おいおい。ただ、文字板など、こちらの世界はそれなりに面白い。それにしても西洋人の侵略・文化の破壊のひどさには参る。
霊界日記

霊界日記

  • 作者: エマヌエル スウェーデンボルグ
  • 出版社/メーカー: 角川書店 発売日: 1998/06  ◎ こてこての訳文だから読みにくいが、それを差し引いても面白い、霊学の最強の古典。読みかけですが。
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永遠の大道―付・個人的存在の彼方

永遠の大道―付・個人的存在の彼方

  • 作者: G. カミンズ
  • 出版社/メーカー: 潮文社 発売日: 2005/06  〇注目 浅野 和三郎氏は日本における西欧的な心霊研究の先駆的存在。まだ読んでいないのですが。

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西上州 鹿岳 [山のこと]

◇土曜日は午前中法事に出て、午後は野球の練習を。日曜日は鹿岳へ。「かな」岳と読みます。四つ又山から歩きました。小さい山ながら山登りのエッセンスがそろった面白い山でした。この辺りは味わい深い山が多くてたまに訪れてみたいです。

  マメガタ峠手前から 登れる「かな」

 北峰を眺める あと少し「かな」

 真白い浅間山 寒い「かな」


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京都へドライブ親孝行 [話しておきたい]

◇先週末は、江戸川野球の練習と打ち上げ、義妹の来訪、女房の友人宅、 仕事仲間との研修と忘年会と、楽しい日々が続きました。まったくこういうイベントは続けてではもったいないないので各週に分かれてやってこないかと思います(今月はこういう機会が多いのですが)。飲みに共通していたのは、たまたま鹿児島の焼酎でした。今は晩酌も三岳ですし、ちょっとしたマイブームですね。

◇先週は、そうだ、と、(両親と)京都に行ってきました。1日目に大原に上がって寂光院・三千院を、2日目は嵐山から通天橋の東福寺・伏見稲荷、いちど宿に入ってから、祇園・四条河原・高台寺に寄ってきました。外人さんがますます増えたような。それにしても和服姿が似合う町です。そして、こちらより肌寒かったですがなかなかいい紅葉を眺められました。一夜お世話になった真如山荘の紅葉もなかなかよかったです。通りすがった静原というところも日本的な雰囲気のいいところでした。昨夜は早めの夕飯 を食べて錦に繰り出しましたが6時で終い、とのこと。早い!・ライトアップの高台寺では、池にも紅い木々が映って美しかったです。今日は帰りに伊吹山に登って帰ってこようと思いましたが、積雪でドライブウェイが通行止めということで、麓の関ケ原の決戦場跡を見て、浜松で鰻を食べて今さっき帰ってきました。 走行1,000km!

 寂光寺 本堂は5年前に焼けて新築された

 嵐山 天竜寺前

 東福寺

 やはり東福寺 南にあるので盛り

 金戒光明寺 会津藩に縁があるらしい

図書館の新着にの本があったので行く前に眺めていたのですが、ちょうどTVでの「雁の寺」をやっていました。その独特の京都の雰囲気がいいです。また、その後知ったのですが瀬戸内寂聴さんの本も京都を知るのに面白そうです。

水上勉の京都を歩く

水上勉の京都を歩く

  • 作者: 宮武 秀治, 蔵田 敏明
  • 出版社/メーカー: 淡交社 発売日: 2006/10 メディア: 単行本 〇 写真多く雰囲気伝わる。
 
寂聴と巡る京都

寂聴と巡る京都

  • 作者: 瀬戸内 寂聴
  • 出版社/メーカー: 集英社インターナショナル 発売日: 2006/10  〇

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屋久島(縄文杉・宮之浦岳) 瑞牆山 [山のこと]

◇16日は横浜発で瑞牆山へ。八王子で高速に乗ったのが9時半という苦しい展開。紅葉の終わりかけている増富を通って登り始めが11時半・下山が4時半というしんどい山行でした。うす曇りで寒かったのでお風呂も入れてよかったです。

 やすり

 雪被る金峰

◇18日からは屋久島へ。低気圧接近で飛行機は欠航になったが、高速船は荒波を突いて安房港へ。次の日から縄文杉・宮之浦岳を巡りました。この季節なのにハイビスカスなど花が多く咲いていて南国の雰囲気でいいですね。宿のサバやアサヒダコ・トビウオのから揚げなども美味しかった。「三岳」をなんとか見つけて買って帰りました。

 からまる木々(着生)

 ウィルソンの大株

 樹齢7000年 誰かが神様がいる、と

 清流が続く

 宮之浦岳を振り返る


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伊那谷=奥茶臼山 [山のこと]

◇週末は奥茶臼山へ。といってもマイナーな山でほとんどの方がご存知あるまい。カタログには歩行距離12kmとあるのにじつは37kmというおまけつき。土曜日は雨の中、駒ケ根から鹿塩の旅館へ。山で塩の湯が出るたいへん珍しいところということでした。食事も鯉やイワナなどなど地元産物が美味しいかったです。鯉はアライと鯉コク。これが美味しいのなんのって。老舗の旅館だけで接客もたいへんよく、気持ちよかったです。翌日は先ず片道13.5K、1000mを登る林道を踏破して登山道に取り付きました。道は赤テープ・踏み跡によりかなりわかりやすいのですが、ガレ場を過ぎたあたりで、前夜の降雪に加えてさらに雪が降り始め、稜線を歩き始めると7-8cmほどの高さになってしまいました。

 新雪をざっくざっく踏み進む

凍結箇所はガイドのSさんがステップを切って拓いて山頂へ。そこにはプレートが1枚。気温-4度。三角点は雪に埋もれていたので掘り出しました。帰り際、高速に乗ると左右に夕焼けの中に美しく南中アの展望が広がって歓声があがりました。ビールが旨いっ。伊那谷ってけっこう面白そうです。

 秘峰を見返す

◇14日、女房と寒川さんへお参りした後、綾瀬・大和を経てグランベリーに買い物に。新しい建物が建て増されていてそちらのレストランのテラスで食事しました。平日なのにけっこう混んでいました。僕はモンベルで時間をつぶしてスタバで落ち合うというのが定番コース。長らくチェックしていたオレンジの電灯スタンドを購入。僕は一人でさらに大正堂やニトリへ家具をざっと見に行って、また合流して近所に戻り、うな新で鰻を食べて1日を締めました。

◇15日。新宿で所用を済ませて、森先生のレッスンを。宮城県民謡「さんさ時雨」は調子・リズムがなかなか難しいです。そして、頭(こうべ)を垂れて吹く「そして神戸」はなかなかいいので3つのコードで吹き比べました。さらに遊びで基礎ができてないといけない「木曽路の女」、「火の国の女(熱(あつ)かー)」、新沼謙治もの。新曲名はなんと「左官職人こね太郎」・・・ いつもバテ気味の2時間です。


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名古屋~宮城 伊豆沼 BW [尺八のこと]

◇伊豆沼のガンはすごかったです。この地域には約8万羽と日本に渡ってくるガンの60%ほどが来るのだそうです。(同じガンの仲間の)ハクチョウが頭上をびゅんびゅん飛び交っていてなるほどサンクチュアリでした。

3日、JR名古屋駅に集合。久しぶりの新幹線は速くて酔いました。小田原の次。 名古屋港に出て太平洋フェリーに乗船。ガイドのI氏の与那国みやげの泡盛でいい気分、と朝寝坊してしまいましたた。I氏は午前中撃沈。日の出とともに海鳥ウォッチング開始。と、反対側の観光客の方が太陽は反対側だ!とわざわざ教えに来てくれました(!?)。9時、 風力発電のプロペラ基がよく見える九十九里浜洋上辺りで、オオセグロカモメやヒヨドリ大群(渡りと思われる)が前方を横切って盛り上がると、犬吠崎沖では数千!と思われるほどのミズナギドリの群れが多く観察されました。午後、兄弟船「きそ」とすれ違い、汽笛を鳴らしあうと、夕方5時前に仙台港へ下船。バスに乗り換えて伊豆沼の自然観察館にチェックインしました。

 快適フェリー

翌5日、日曜日は先ず早朝の伊豆沼でガンの塒入りを観察。午前中は新田サンクチュアリー観察館にて沼のカモやハクチョウを観察しました。そして、蕪栗沼付近の田んぼのあぜ道にハクガンを観察。まもなく、カリガネガンも発見され、早々に珍ガン2種を見ることができました。夕方は遊水池の近くのポイントで雁の塒入りを観察しました。すごい~ 5時がねぐら入りのピークでした。

 こちらは餌付けされている・・・

最終日6日は落雁と同じ蕪栗沼のポイントで塒立ちを観察しました。これもけっこうすごいです。午前中は伊豆沼に戻って、コハクチョウ・亜種ヒシクイを沼の水面に発見、僕もベニマシコ♂も。さらに対岸の田んぼに着地したガンの群れにハクガンを発見してお役に立てました。帰りは仙台駅から新幹線。やはり慣れないなぁ。海から湖沼域へ、変化があってなかなか面白い企画でした。 

 ◇8日は乾徳山。中央高速が工事による車線規制で思わぬ足止めをくってしまいましたが、岩場も楽しめたし、富士山や南ア、金峰の五丈岩や地蔵のオベリスクなどがきれいに見えて、どこか懐かしい、いい山行でした。

 塩山のかなたに富士峰

◇9日は森先生のレッスン。先日の雪辱の津軽じょんがら節を乞うてご指導いただき(コケコッコ コケコッコ コケコッコ)、後半はお亡くなりになった内山田氏を偲んで、中ノ島ブルース、噂の女、長崎は~とご教授いただきました。五輪真弓のリバイバルの譜面も。


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新潟能生稲刈り 霧ケ峰=美ケ原 [山のこと]

◇週末は今年2回目の新潟・能生を起点に5日ほどぶらぶらしてきました。。稲刈りは終わっていたのですが、畦道などに生えている草をきれいにしておくということで 草刈機をかけました。今年はあまりお手伝いできず、一部の人に労働が偏ってしまい、来年はやらないかもしれませんということになってしまっているようです。米作り以外のことは続けられるようですが。そして温泉入浴・夕食後に近くで開催された高橋竹山(2代目)さんのホームコンサートにでかけました。初代の力強い神域の演奏は映像などで拝見したりCDで聴いたことがあります。2代目の演奏は凛としてしなやかな演奏で、唄声も艶のあるいいお声でした。交流会にも参加して言葉を交わさせていただき、酔った勢いで尺八で風雪・津軽平野と2曲ほど披露させていただきましたが、「古典はやらないの?」と悲しげにされてしまいました。

 あー、ちゃんとじょんがら節をやっておくんだった。

◇次の日は西飛山の奥にムカゴ取りや滝見に出かけ、それから下って島道の奴奈川姫の産所を探検しました。「むかし大国主神が越の国の頚城(くびき)郡に来たとき、この土地を「国中の日高見(ひだかみ)の国なり」といひ、土地の奴奈川姫の神と結婚した。姫は居多(こた)の浜の西の躬論山(今の岩戸山)で、健御名方(たけみなかた)神(諏訪の神)を生んだといふ」(斐太神社由緒)。NHKが取材に来るとのことで掃除に見えられていてちょうどその場にいらした80歳のご老人にうかがいました。その午後、諏訪SAで降ろしてもらい、うまく諏訪湖周遊バスに乗って温泉付きYHへ宿泊。そして翌朝は自転車を借りてその健御名方を祀る諏訪大社秋宮をお参りしました。諏訪(霧ケ峰)はやはり縄文時代に黒曜石の産地で、その辺りに神々の伝説を解く鍵がありそうです。バスで霧ケ峰のビジターセンターに上がって職員の方と話をすると「三内丸山遺跡」の本を持ち出してくれて、産出地や加工地など一帯の黒曜石産出の状況などについて詳しく話をしていただきました。

  翡翠の産出と関係があったとか

◇さて、それからは山歩きを楽しもうと、先ず車山に登りました。蓼科山から八ヶ岳、富士山、南ア、中ア、北アなど、今まで見たことがないアングルで展望が楽しめました。それからぐるっと尾根筋をまわって八島湿原へ出て、鎌倉時代の遺構の旧御射山遺跡を眺めて、「鷲ヶ峰ひゅって」に宿泊。とても雰囲気の楽しめる面白い山小屋で、夕食はオーナーシェフのフランス料理コースをいただくことになりました。

  鎌倉時代のオリンピック?

翌日は6時の日の出と共に歩き始め、黄金色に染まる山腹のカラマツを楽しみながら 旧中仙道の通る和田峠・扉峠を経て、約6時間で茶臼山・美ヶ原に至りました。

  蓼科山の横から日の出6時

 午後になっても快晴 北ア

山本小屋に入ると「今どき縦走する人は少ないんだよ」と意外に感心されました。ふる里館で岩魚の天ぷら定食をいただき、戻って小屋の展望風呂に入りました。夕方、待ち合わせをしていた女房が上がってきて、夕食はいっしょにジンギスカンを楽しみました。肉厚の馬肉や地のキノコ・大きいマツタケの茶碗蒸しがついて満腹になりました。そして昨日は、王ケ頭に登って頂上のホテルでお茶をした後、下の美術館を散策し、和田峠でキノコ汁をお腹に入れて、上諏訪に送ってもらい、JRあずさで帰宅しました。秋深まる新潟・信州を静かに満喫しました、ふー。 

 王ケ頭から松本を見下ろす

  窓の外に怪しげな猫人

 


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日光 太郎山-女峰山 [山のこと]

◇週末の男体山に続いて、同じ日光連山ファミリーの太郎山・女峰山に行ってきました。太郎山ははじめ霧雨にそぼ濡れましたが、夕方近くになって展望が開けてきて気持ちよく降りてきました。

 新薙を降りて行くと男体山が大きい

今回はお客さんが10人と少なく、また、皆さん「歩ける」方たちだったので楽しかったです。宿泊した中禅寺湖畔のペンションも温かみのあるいいところでした。翌日は5時に女峰山に向けて出発。志津林道の途中で日の出を迎えました。

 オレンジとピンクの中間

一度、沢に下りてまた登り返すと唐沢小屋。いいところでしたが、その上の急斜面に新雪がついていてたいへんでした。下りはさらに恐ろしいでしょう。おそらく4月のZANの砂川さんの遭難はここで滑って小屋のはるか下まで至ったものだと思います。明大の19歳も亡くなっていて遭難碑がありました。事故の多いところですがロープがさがっているわけでもなくシビアなところです。

 この急斜面の左がさらに切れ落ちている

女峰山頂は北から冷たい風が吹き付けて寒かったのですが、北方以外は晴れて、富士山・筑波山・南ア・八ツなど広く展望がありました。その後は外輪山の長い縦走となって赤薙山を経て霧降高原に降り、ゆりん、という山ろくの温泉によって美味いビールを飲んで帰京しました。思えば自分も25年位前に計画をしてからなかなか来るチャンスがなかったところですが、女の字の優しいイメージとはちがって厳しいながらも、修験の雰囲気の色濃くある面白いところでした。

 赤薙へ縦走の図


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日光夜行 男体山 [山のこと]

◇ 金曜日夜は美味しいパスタが食べたいという女房の意見でイゾラへ。アンティパスとの盛り合わせ・ミネストローネ・ピッツァはもちろん、季節のさんまのパスタ、確かに美味しかったです。ここは他にない上品な薄味が良いのです。けっこう混んでいて安心?しました。

◇週末はひさしぶりに野球の試合に出場し、4打数3安打しました。たまに参加しては楽しませてもらってすいません。びっくりドンキーで打ち上げの後、K君と千住のいっぱい飲み屋に行ってどぜうを楽しみました。

◇その夜はそのまま、夜行で日光の男体山へ。県営駐車場で仮眠しましたがあまり寝られませんでした。二荒山神社は6時から開門ということで、入山料をお納めしてお札をいただいて登山開始。学生のときは逃げて神主に追いかけられましたが、山門から登山するのはやはり気持ちいいものです。はじめ下はガスっていましたが上に行くと雲の上に出ました。

奥白根山もどんどんせり上がってきて、戦場ヶ原とともに展望がよくなりました。

順調に登頂後昼過ぎに下山。上りはすでに渋滞が始まっていました。中禅寺湖畔は紅葉が最高潮ということでした。華厳の滝まで多少混みましたが、その後流れてやしおの湯に入って、東京にも早く帰ってこれました。聞くところによるとその後は大渋滞になったようです。朝出たグループは中禅寺湖に2時半に到着だったとか!

 紅い!


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鳳凰三山3日 鳳凰小屋での交流 [山のこと]

夜叉神峠から鳳凰三山をゆったり企画ということで、17日から3日かけていってきました。苺平を越えて南御室小屋宿泊。小屋は改装されてずいぶんよくなっていました。翌日は薬師岳(2780m)に登って稜線漫歩して観音岳(2840m)を越え、地蔵岳へ。オベリスクに向けてちょっと登ってみた後は昼寝して鳳凰小屋へ。庭のベンチやコタツで、「埴生の宿」や童謡・演歌を尺八を吹いてお客さんたちとにぎやかに打ち上げ、ビールが何本も差し入れられて昼間から酔っ払いました。夜は小屋のスタッフと昭和枯れすすき・乱れ髪や舟唄をギターと尺八を合わせて楽しみ、尺八って演歌に合うのだね、と意気投合。昨日はコースタイム3時間のドンドコ沢を6時間!かけてひいこら青木鉱泉に降りてきました。

  野呂川をはさんで北岳

 観音岳の向こうに富士山が浮かぶ

 甲斐駒と地蔵オベリスク

 オベリスク近影

 燕頭山腹

◇11日から、また築地の社長の要請であちらにも顔を出すようになり、新宿と築地のハシゴが始まりました。社員が2人はいるとかいうことで、社会保険関係で13日・16日などは東銀座・九段下・飯田橋を行ったりきたり。12日はIさんにネパールトレッキング本を返却がてら、茅ヶ崎スタバで情報交換。散髪。14日はひさしぶりに女房を連れて実家へ。和食の、またバイキング・・・でも、親もたまには本当に?仲の良さそうなのを見れてホッとしたでしょうか。近所に挨拶に行かされました。帰りがてら幕張の東京インテリアによって、良さげなテーブルと食器棚を見つけたので購入してしまいました。車での中距離・往復はけっこうホネでしたね。帰ってきて前から気になっていたラーメン「八雲」に行ってみました。このごろ周りで少なくなった正当派しょうゆ味でよいかも。実家で古書となっていた本をBOOKOFFに持って行きましたが二束三文でした。実用書ってだめですね。


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駒止湿原=会津高原キノコツア- [山のこと]

◇昨日はさすらいさん主宰の秋葉尺八倶楽部のイベントに参加しました。初めてお会いした方が多かったのですが、江戸時代の恰好をして、一座を組んだような雰囲気で、戸塚富岡八幡宮から藤棚商店街を経て横浜大桟橋へ尺八を吹きながら移動しました。その後中華街の太閤殿というところで打ち上げ。天気の清々しく、とても楽しかったです。

  一座 さすらいさん撮影

 ◇週末は駒止湿原・会津高原へ行ってきました。先ずは新宿駅から、今年3月から運行開始となった「日光1号」で下今市まで出て東武線・野岩線を乗り継いで会津田島駅へ。予約のきかない路線ですが、連休初日にしては低気圧通過の天気のせいかそれほどの混雑でなくホッ。田島駅からタクシーで駒止湿原へ。 駒止湿原はブナ林に囲まれた標高1100m、面積約150haの湿原で、水生植物が堆積して出来た泥炭層は国内でも有数の古さだそうです。多様な高山植物も楽しめるということで、国の天然記念物の指定も受けて、最盛期には観光バスも乗りつけるほどにぎわうとのこと。今回はあいにくの小雨の天気でしたが、おかげで貸し切り状態。 駐車場から木道を進んで大谷地湿原など、広々とした湿原の散策を静かに楽しみました。

 小尾瀬とも言われる

 夜は案内人の丹精を込めたキノコの創作料理をいただきました。マイタケやカヤシメジ(通常ハタケシメジと称される)の天ぷら。ハナイグチの酢の物。クリフウセンダケ・オシロイシメジの吸い物、宮崎の赤鳥のお刺身などなど。近くで収穫したアスパラや山椒と合わせていただきました。新鮮で、しゃきしゃきとしたキノコの歯ざわり・味わいは嬉しい食感で、丁寧な味付けもよく、秋の豊かな恵みに舌鼓を打ちました。

 風が強い

翌日はいよいよキノコ狩り。山の中に入ってしばらく登ると、早々に枯れ木にナラタケがびっしり付いているのを発見して大いに収穫しました。その後は、尾根通しを登ってナラタケの他にショウゲンジタケ・ヌメリスギタケ・地ナメコ・ムラサキシメジなどを収穫しましたが、ところどころにベニテングタケ・ニガクリタケ・サワラベニタケなどの毒キノコもあって案内人の注意を受けました。ツツジが多いとシメジ系が多いということでそちらの方に深く林を入っていきましたが、ほかに期待していたホウキダケやアミタケとともに、残念ながら見つけられませんでした。

 これは毒キノコ

案内人曰く「美味しいものだけを取る!美味しくないものをとってもしょうがない!」形や臭いなど、キノコの選定に近道となるセオリーはなさそうで、美味しく食べられるキノコを一つ一つ、その土地土地で地道に覚えて行くほかなさそうです。次に「よく見つけるにはゆっくり歩くこと!」案外に足元に大きなキノコがあったり、落ち葉を掻き分けてみたらナメコがあったりしました。それから、発見場所の下に菌が流れるようですからその辺りを探してみるといいとも。他にも、型崩れをしないように入れ物に注意すること(編み籠がよさそうです)。両手を空けるように。などなど。

 美しい苔のじゅうたんも

ふだんは入らないような山奥に入り込んで、野生キノコの収穫を体感しました。道迷いや熊への遭遇などのリスクも考えますと、マナー良く、安全に、便利にキノコ狩りを楽しむにはツアーも有効な選択肢の一つであるように思います。 

◇週末は会津でも風が強かったのですが、北アルプスを中心に痛ましい遭難が相次ぎました。白馬岳の九州のガイドの方の会見も気の毒でした。経験のある方々が、なぜ、あのコースをあの天候で、など、疑問点はいくつもありますが、不運が重なるときは容易に人智を越えてしまうのでしょう。野性の中では努めていつも謙虚にあらねばなりません。

◇今日も女房とみなとみらいのワールドポーターズへ。横浜にはめったに行かないのですが、連日の横浜行きとなりました。着いて早々、お昼でしたので90分食べ放題のレストランで食事。食べるものが種類いろいろ、何でもあって賑やかに何回も並んでそれを貪る食事。ちょうどいい量を控えめに、と考えていてもつい取り過ぎてそして食べ残し。しかし、他のレストランは閑散しているのにそこだけ繁盛している現実。考えさせられるものです。何か熱気に気おされて、家具を見に行ったのに早々と(元々駐車無料時間も2時間なのですが)帰ってきてしまいました。今日は3連休明けの平日で業務用の車がたくさん出ていて道も混んでいたような気がします。なかなか都会?の生活もたいへんです。


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裏剱・仙人池=黒部峡谷 [山のこと]

さあ秋山!ということで、ひさしぶりのヘビーな山仕事にそなえて月末は近くにトレーニングしに行きました。オーベーペースで歩いて体を慣らそうと思ったのですが、山の中ではいろいろな木々に、いつのまにか説明のプレートがついていて自然観察が楽しんでしまいました。そして出発前日は新宿のカプセルホテルをとって(露天風呂がいい)、高校の近くに移動して、山岳部の記念誌に関わった方たちと恩師を囲んで焼酎を楽しみました。皆さんのように仕事の後にこうした時間を楽しめればいいのですが、それは休日稼業の身なので理解しなければなりません。

◇土曜日から裏剣・仙人池へ。先ずは扇沢からアルペンルートで室堂へ。高速道路は空いていたのですが、現地は大混雑。 外国人、とくに中国人の観光客がとても多くて 天気も良かったせいか、室堂から地獄谷まで観光客とたくさん行き交いました。

  雷鳥平に向かってやっと静かに

◇2日目からは天気が下り坂(泣)。剣沢はまだたくさん雪が残っていて、アイゼンなし・・・で通過できました。真砂沢から二股から急坂を仙人峠に上がって秘境的な雰囲気の池ノ平・平の池を往復しました。小屋に入ってから本格的に雨が降り出し、朝まで大雨になりました。小屋は今年最多の大混雑で、個室のご夫婦の部屋になんとか入れてもらい布団で寝ることができました。翌朝は名物のおばあさんにもお会いできました。お元気そうで何よりです。

 剣も秋景色

 裏剣! 三の窓チンネ

◇次の日は、1本目の休憩の手前でなんと自分が転倒してしまい、顔面を強打してしまいました。痛かったというより情けない!お客さんにも転倒・高山病・頭痛・捻挫など次々に発生し、他のグループでは捻挫と脳梗塞でヘリが救助されました。下りが長いというだけで、そんなに厳しい山の印象はなかったのですが、注意・緊張を要する時間が長いからでしょうか、シビアな山歩きでした。阿曽原では来年引退の話もある、すがわらさんの歩き方講座も盛況でした。夜は露天風呂につかってスタッフが集まって談笑。最後の日は200-300mの崖を際どく歩く水平道を歩いて黒部峡谷・欅平・宇奈月に抜けて、温泉で締めて宇奈月ビールで無事を祝って乾杯。小松空港から帰京しました。

 奥鐘山 志合谷の雪崩では5階建ての建物が吹き飛ばされて朝鮮人労働者を含む80人余りが犠牲になったという。

◇水曜日は昼からかなりぐっすり寝ました。体力的にも風邪をひいてしまったり、けっこう疲弊しました。夜になって這い起きて、やっとフェアトレード団体が作ったレシピでマサラカレーを作りました。昨日は新宿から錦糸町で森先生のレッスン。ひさしぶりに他の受講生がいらっしゃいました。地上の星・じょんがら女節・面影を教授いただきましたが、思い出して吹いたGメン75のテーマもよかったです!*昼、新宿のツアー会社社長から「競業ダメ」のダメ出しされたため(やっていいか一応相談していた)、夕方、神保町でせっかく さいゆう社にお会いいただいたのにそちらでは働けなくなりました(それなら、もっと仕事量を保証してほしいところですけど、、、期待しましょう)・・・その夜と今日は、女房の薦めがあって、病院に行って打撲について検査を受けました。脳外科・耳鼻科・歯科を受信しましたがいずれもなんとか大丈夫そうです。ぶつけた岩が平たい岩だったからいいものの、少しでも出っ張っていたらと思うと恐いです。助かりました。おみやげに買ってきた黒墨ホタルイカが美味しいです。そういえば今回3泊した山小屋のご飯は、どこも美味しかったです。あんな厳しい山奥なのに、頭が下がります。

 北アはもうオフシーズンへ


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夫婦でネパール③ 読書録 [本のこと]

◇ネパールに行っていたときに読んでいた、ソロー以外の本をご紹介します。仏教の本を持っていたのは、釈尊のいらした地に赴けば、難解なことも多少頭に入り易かったりするかしらんと考えたからです。関空での待ち時間も含めて、特に見るべきテレビやインターネットもありませんでしたので、ホテルのロビーで、ベッドで、観光先のカフェで、山小屋で、日がな読書にふけりました。でも、まる2日あったカトマンズ=ドゥンチェ間のバスの移動は揺れで全く読めませんでした。悪路での振動にじっと耐えるだけでした。そして旅の読書は、期待どおりに今までとちがう感覚で理解できたのかなとは思います。

知恵と慈悲「ブッダ」―仏教の思想〈1〉

知恵と慈悲「ブッダ」―仏教の思想〈1〉

  • 作者: 増谷 文雄, 梅原 猛
  • 出版社/メーカー: 角川書店 発売日: 1996/06 (1968年)。
  • メディア: 文庫 〇日本は明治以来、西洋から仏教学を学んだが、その長い歴史に置いて教祖ゴータマの全貌の前に立ったことがない、という。~それは、古代の部族社会から市民社会への社会の変化(物質的文明)のなかで生まれた。正覚者の孤独。縁起の法。ダンンマパダ・自己品。渇愛・欲望は苦の生起なり。色声香味触の五官の対象について「王たちよ。心に適うをもって欲愛の第一とする」、すなわち中道にたつこと。琴線。善知識(友人)。慈=優れた人間関係の徳目。ヨーロッパ:「不死がなかったら文明はない」(ドストエフスキー)。純潔と愛、というキリストの魅力。教団による「死・復活の思想」の付加。キリスト教の愛とは、イスラエルの民族神エホバへの愛。イエスによる原罪の贖いの思想を信じることが神との関係を回復するものであるとパウロは考えた。その愛の前提には神の怒りがある。戦争侵略の歴史を振り返ると、隣人とは同じユダヤ人だけか。現代の仏教:因果因縁のインチキ性。ショウペンハウエルは理性ではなく(意思否定から得られる)盲目の意思を発見。終末観・進歩史観・マルクスの歴史観によらず、エゴイズムの所産をまぬがれようとする業の歴史的反省が必要。
ブッダのことば―スッタニパータ

ブッダのことば―スッタニパータ

  • 出版社/メーカー: 岩波書店
  • 発売日: 1958/01 メディア: 文庫 〇脚注が多いし、韻文のようで読みにくいがリズムがある。ブッダの生の声と思うと読みきれる。 ~犀の角(中国では麒麟と訳されたとか)。在家は誠実・真理・堅固・施与(理法にかなった行い 親族の愛護 非難を受けない)をなす。未来の生存に執着しない。笑い・だじゃれを捨てしっかりした態度をとる。この世の地獄を越える。気をつけて欲望を回避して、船のたまり水をくみ出すように捨て去る。快いものに耽溺せず、物惜しみしない、何かを嫌うこともない(欲望をそのままにしておく)。ものぐさ・くよくよせず、高ぶらない。インド思想は内省的で個人的(一人遍歴)であって社会性に希薄。後の経典には、世俗から離れながらも良き友人と交誼することを勧めている。修行者:道において生活する者 道に生きる者 真の道を自覚して生きることを目指す。五戒の前には(嘘 殺す 盗む)の悪徳が三戒だけだったが、後に不婬・禁酒が加えられた。地獄の描写。古いものを喜ばず、新しいものに魅惑されない。
ダライ・ラマの仏教入門―心は死を超えて存続する

ダライ・ラマの仏教入門―心は死を超えて存続する

  • 作者: ダライ・ラマ十四世テンジン・ギャムツォ 出版社/メーカー: 光文社
  • 発売日: 2000/06 メディア: 文庫  〇 意味のある人生、心に平和と調和を保って社会に建設的に貢献するために。同情心。~全てのものは縁起しているから実体性(自性)がない(ただ、単なる存在としては否定されない)。対象が実体として存在していると思い込む「無知(無明)」は、欲望と怒りの両方を助長する「煩悩の根本」となる。物理学者も物事がそれ自体で客観的に存在しているのでなく、それを観察する人との関係の中で存在しているに過ぎないと主張している。記憶とは? 「私」は単なる「人」というものの連続体が基体(=意識)となって潜在力が蓄積される。忍耐の修行は自他を平等にみなす修養を行う支えとなる。瞑想による心の安定を。
  • An Open Heart: Practicing Compassion in Everyday Life

    An Open Heart: Practicing Compassion in Everyday Life

    • 作者: Dalai Lama XIV 出版社/メーカー: Back Bay Books
    • 発売日: 2002/09 メディア: ペーパーバック  〇チベット文化によく触れたからか、ポカラの空港で女房が買いました。インド限定版のようです。じつはまだ読みかけ中なのでうが、平易な英語で読みやすいので、最近寝る前に朗読しあっています。 

 ◇ネパールについて、今回は旅行前後にこれだけ読みました。ガイドブックは地球の歩き方のほかロンリーブラネットを持っていきましたが、これはけっこう有用情報が多くていいです。日本についてのも読んでみたいな。

ネパールを知るための60章

ネパールを知るための60章

  • 作者:  出版社/メーカー: 明石書店
  • 発売日: 2000/09 メディア: 単行本(ソフトカバー) △内容は固いがよくまとまっている。 ~・市民による国際交流・協力が盛んだが交流と開発協力はやはり違って、後者には双方の責任を明らかにする契約と専門的な開発マネージメントが必要。・スラムに住む無権利居住者だが、そこにおいてだけは地縁・血縁のしがらみが強く、差別される暮らしや保守的な生活から逃れ野心的に生きられる面がある。・ネパール人の多くは悪霊によって病気が引き起こされると信じているため、ダミ・ジャンクリ(呪術医)がククリ(ネパール刀)で悪霊を切ることで治療を行い、その授受ついに医療の研修活動して広く行き渡らせようとしている。・養蜂は世界的に有名で製品品質の向上により発展していて伝統本来の勢いがある。・薬草の宝庫であるが大量採取の問題が出てきた。・ティルタ(聖地)で死者の霊を供養・贖罪すれば霊はうまく転生するといわれている。
ネパールに行ってみた!―Asian deep walking

ネパールに行ってみた!―Asian deep walking

  • 作者: 堀田 あきお, 堀田 かよ 出版社/メーカー: 小学館
  • 発売日: 2003/02 メディア: 単行本 〇マンガ自体は?なんですが、帰ってきて読み返すと、意外にあちらの混沌としているがどこかせつない雰囲気がよく表現されていると思います。

◇以下、ネパールから帰ってきてしばらく養生していましたからざざっと読み勧めました。ブッダ自身は霊、カルマ・因業についてはっきりと言及していないと思うのですが、後世にまとめられた経典にはそれを前提として解釈されています。

マンガで読む観音経〈1 魂の目篇〉

マンガで読む観音経〈1 魂の目篇〉〈2 霊性の進化篇〉〈3〉魂の救済篇 

  • 作者: 桑田 二郎 出版社/メーカー: 廣済堂出版
  • 発売日: 1989/11 メディア: 文庫 ◎同じくマンガですが、これは面白いです。作者によると観音力とは、瞑想で感じる力です。(4)が入手困難で読めていないのですが。~瞑想によって、理知(自分の煩悩と戦う能力)と慈悲(世の中と和する能力)を備えて、低我の感情(煩悩)を離れて、「魂」の目覚め、「真我」の精神の向上から、「いのち」の霊的進化を遂げようとするものです。観音様観音様!とただ唱えるのではなく瞑想せよ、ということなのです。目からうろこ。内容も濃くて読み応えあります。
観音経の風景~観音経・菩提心をもとめて~

観音経の風景~観音経・菩提心をもとめて~

  • 出版社/メーカー: 日本クラウン 発売日: 1995/08/21
  • メディア: ビデオ  × 各宗派の偉いお坊さんが方が出ていらっしゃいます。上を読んだのでなにか参考になるかと思ったのですが、????。やたらにお経を暗記していたり、周辺知識は詳しいのですが、肝心のお経の解釈は、気分をわかろうとするだけで、きわめて簡単に一心に唱えること(一心声明)のあらたかなご利益を強調するだけです。最後は荘厳な読経風景。いわゆる念仏宗教ですな。物足りません。
  • 前世療法―米国精神科医が体験した輪廻転生の神秘

    前世療法―米国精神科医が体験した輪廻転生の神秘

    • 作者: ブライアン・L. ワイス 出版社/メーカー: PHP研究所
    • 発売日: 1996/09 メディア: 文庫 △古典 ~キャサリンの治療を通してさまざまなメッセージが。:忍耐とタイミングが大事。あせらず、時々にやってくるものを受け入れる。物質的・非物質的な2つの世界はつながっていてエネルギーがある。恐怖があるとエネルギーを浪費してしまい使命の達成を妨げる。 
◇今日はウォーミングアップに高麗山に行き、下山後、図書館で続きを読みました。
 
神秘学から見た宗教―祈りと瞑想

神秘学から見た宗教―祈りと瞑想

  • 作者: 高橋 巌 出版社/メーカー: 風濤社
  • 発売日: 2001/04 メディア: 単行本 〇 縁起説と因果論 神とロゴス シュタイナー。わかっているようでよく抑えておかなければいけないことだと思います。顕教と密教とも言うべきでしょうか。~ 宗教の本質は「祈り」で、神秘学の本質は「瞑想」。祈りの本質は「相手と運命を共にしようという意志」であり、その意志の中に宗教の本質である聖なる何かが存在し、一方、瞑想の本質は自分の内に神聖を見出す行為であるから、「信仰なき認識は空虚であり、神秘学なき宗教は盲目である」ゆえにこの両者は互いに相補していて、どちらも不可欠という。終章でオウム真理教をあげて近年の宗教問題をよく喝破しています。
霊界を科学する―科学と体験からみた霊界の法則

霊界を科学する―科学と体験からみた霊界の法則

  • 作者: 野村 健二, 恵美 初彦 出版社/メーカー: 光言社
  • 発売日: 1996/03 メディア: 単行本(ソフトカバー)▲よく覚えていないが、臨死体験・霊通者・ 神智学などの知識の紹介が豊富にありますが、それでそんなに科学していないような気がしました。

 

カルマの法則―生命転生の秘密 あなたは死後どうなるか

カルマの法則―生命転生の秘密 あなたは死後どうなるか

  • 作者: 五島 勉 出版社/メーカー: 祥伝社
  • 発売日: 1991/04 メディア: 文庫 〇そんなに新しいこともないが外していない。
 
カルマを超えるアマラの法則―あなたは死後こうなる

カルマを超えるアマラの法則―あなたは死後こうなる

  • 作者: 五島 勉  出版社/メーカー: 祥伝社
  • 発売日: 1995/08  メディア: 単行本(ソフトカバー) 〇意外に読める。善悪でなく、生命に沿うものかどうか、というのはわかるような気がする。

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夫婦でネパール② ドゥンチェのブッダ君の話 [話しておきたい]

◇週末の魅力的ないくつかの予定を断って家で養生していましたが、案の定、ネパールから持ち帰ってきたらしい風邪(あるいはなんかの感染症)で発熱して寝込んでしまい、あっという間に帰国から1週間がたってしまいました。そろそろ働くモードに入らないといけません。週末に高校山岳部の創部50周年記念の文集が届きました。読み出すと、会ったことがないほど年が離れた先輩や後輩が、山登りを通して同じような経験・思いをしているのがあって、読み止まらなくなり、一昨日などは3時まで起きていてしまい、今はけっこう目も痛いです。

 夜が明けてしまう~(プーンヒル)

◇ネパールの続き。実は初日の関空~上海経由便は10時間も遅れてしまい 、カトマンズに到着したのは夜中の2時くらいだったのですが、Pさんはお兄さんに頼んでまでして車で迎えに着てくれていて、さらに朝一番のバスに送っていってくれました。おかげで予定どおり2日目の夕方にはドゥンチェにまで至りました。まぁ、これも途中、大雨の地すべりによって道路が寸断されていて途中バスを降りて2時間も歩かされたわけですが。そして、その町で大勢のホテルの客引きの一人として登場したのが「ブッダ」君でした。いちばん小さいのに流暢な英語を話していかにも聡明そうでした。名を聞けば、「ブッダ」の名ということ。からかわれたかと思いましたが、ルンビニ(近年はたいへんな発展を遂げているとか)のある国ですから、そういうこともあるかもしれないのですが、それにしても大胆な命名ですね。名を呼ぶたびにちょっと不思議な感じになりました。トレッキングは雨のために(ヒルにもたくさん吸われて)途中から早々に下山してきたのですが、彼のおかげで楽しい数日を過ごしました。聞けば11歳というのでその割には体が小さく見えました。いろいろな国の人と接しているので、英語のみならず、歴史や他国の事情にも詳しいようで、コンピュータを勉強して、将来はガイドになりたいんだそうです。もうすぐお兄さんがFAXを買うから僕のところにも送りたい、と言うので、僕のカードをあげるとたいへん喜んでくれましたが、E-Mailについては悲しいかな、この小さい町にはネットカフェもないし、パソコンも手に入れにくそうです。ただ、何年かすればやり取りできるようになるかもしれませんが。おじさんの英語と拮抗して頭の回転良く話す、このように聡明な11歳(小5)が日本にいるのかなと思ってしまいました。もし、かの地に行くことがあったら、アンナプルナホテルに彼を訪ねてみてください。

  尺八を吹いてもらったりしました

◇後半は、山賊が出るだのマオイストが跋扈しているだのと、散々脅された、アンナプルナ山塊を歩きましたが、シーズン前、かつダサイン前だからか静かなもので、ほとんどの小屋で貸しきり状況でした。日本の夏の山小屋を体験した後だったので天国のようです。さらに、あんまり景気は良くないのでしょうが、小屋の料金は定額になっているにも関わらず設備を良くして競っているのだそうで、その恩恵に浴して温水シャワーなどを使うことができました。台所で沸かしたお湯を下の階のタンクに流し落とすという仕組みのもの。また、電柱が立って電気があるはずのところは停電していて、電気のないところは太陽発電の設備があるので電気が使えたりしました。ただ、コールドドリンクがコーラやファンタの類だけというのは日本人にはきついですね。今どきあんな甘い飲み物はなかなか飲めません。オフシーズンでも夏休み時期でなくても、そこそこトレッカーはいましたから、いるところにはいるものです。意外にフランス人と中国人に多く会った気がしました。

 8千メートル峰のダウラギリ

◇トレッキングの最中にソローの「森の生活」を読みました。ソローという人は初め、70年代、少なくとも戦後、今世紀の人かと思って読み始めたら、どうもドルの価値が高いような(?)。確認してみると、1830年代なんだそうです。古さの中に発想の新しさがあって驚かされました。そして、なぜ、西側の人間にネパールのトレッキングが人気があるかということがわかったような気がします。それはどうも「原始的な生活」が営まれているのを見てほっとするのではないでしょうか。物見遊山的なこともあるにせよ、牛糞・薪を燃やし、付近の畑の野菜、庭の家畜の卵・肉を食らい、牛乳を温める。夜はろうそくやランプ、ストーブを囲んで家族・仲間と酒を飲んで話して過ごし、日の出ととも起きる。テレビがない。天気予報もない。明日は雨が降るかもしれない。降らないかもしれない。そんな、したくてももうできない(かもしれない・であろう)素朴な生活。物が少ないからあるものを工夫して使う。自然に対して傲慢でなく馴染んでいるから、どこか安心している生活。ソローの「時計が何時を示そうと、人々の態度や労働がどうあろうと、それは問題にはならず、僕が目覚めているのが朝であり、ぼくのなかに夜明けがある。」 生活。膨らましているかもしれませんが、自然の中で自分や自分の周りの人と十分に向き合う(合わざるをえない)ということで、よく似てはいないでしょうか。僕はもちろん人間関係というのは是非に取り持っていかなくてはならない必須のものと確信していますが、かといってそれだけに一生のうちの多くの時間を終始・専念させられているのはどうかと思います。日本の社会はじつに複雑ながら濃密過ぎる人付き合いをもとに成立させられているのです(これは本当の意味の社会主義。悪く言えば全体主義。もしかしたら相互監視社会。)。もっと言ってしまえば、自分の好きでない人・興味のない人とも無理やり付き合わなければいけない社会(社会性ということである程度は求められるにしても程度に問題がある。つまり、そりの合わないお互いにとって不幸なのではないでしょうか)。Jレノンは「Nothing's gonna change my world」と唄いましたが、今生じているニートという問題は、日本人が個人主義、それから個人と他人との程よい距離を考えるのに、いいきっかけになればいいのになと思っています。

森の生活

森の生活

  • 作者: 本山 賢司, ヘンリー・D. ソロー
  • 出版社/メーカー: 宝島社 〇ところどころに胸のすく表現が多い。ただ、ちょっと読みにくい。
  • 発売日: 2005/12  メディア: 単行本

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夫婦でネパール① プーンヒル [山のこと]

◇3度目のネパールへ。過去2回はバックバックででしたが、今回はツアー会社提携の現地代理店を紹介してもらい、そちらのプラカシュさんにとても親切にしていただいたので、フルアテンドのエグゼ旅行となりました。約2週間。資力・体力的にはもう1週間いられたかもしれませんが、いいお年なのでこのくらいが適当だったでしょう。それにしても、カトマンズは一言で言うと「CONFUSION」。最後に訪れたのは18年前になりますが、車やバイクや人は2~3倍は増えたのに、町のサイズ・インフラはそのままで、むしろスモッグと混雑・渋滞・停電が増えている。加えて暑さ・汚さ・土砂崩れによる道路寸断・マオイストの扇動するストライキで、もうめちゃくちゃです。 もともと混乱の地だったのでしょうが、2001年の例の事件以後ますます混迷を深めているようです。

 タメルからひと登り、スワヤンブナード

◇前半2日、後半5日のトレッキングを楽しみました。山の中は静かで素朴で休まりました。前半、一人で向かったゴサインクンド(ヒンズー教の聖地でもある)はあいにく雨で、1日で3800m地点にまで上りあがったのですが中断して帰ってきてしまいましたが、代理店にガイドポーターをアレンジしてもらって、女房を連れて後半行ったプーンヒルはよく晴れて楽しみました。人気コースですがハイシーズン前の雨季の終わりでどこもとても空いていて、1日4-7時間ほどの歩行の後(昼休みは1時間以上取ります)、午後は早くからフリータイムとなり、ボーットしたり本を読んだり「静けさ QUIETNESS」を楽しみました。日の出と共に起き、暗くなったら食べて寝るというリズムは、スペイン巡礼のときを思い出して心地よかったです。ガイドKさん・ポーターNさんとも一座を組んだようで5日間とても楽しみました。最後、ゴール近くのナヤプルにたどり着いたときに待ち受けていたマオイストに入域料を徴収されました。

 日本ではどんどん減っている、段々畑

◇人々はとにかく貧しいです(平均月収2000円くらい)。でも今回は20年前とは違ってそうしたことばかりだけでは見ていられません。人々は(いろいろあるんでしょうが)助け合い、譲り合い、優しく、そしてしたたかに見えます。笑顔が素敵で、気持ちのよさを感じました。社会秩序やルールのしっかりしてシステマティックな日本も、それはそれでたいしたものなのですが、いったい何がどういいのか考えてしまいます。例えば、小さなレストランでいくら料理が遅くても、真面目で人の良さそうなウェイターに大事にしてもらって いくどか通いました。なんてことはありません。帰国後餃子の王将に行ったら 急いで作られたものをサービスされて、追い出されたような気さえしました。

◇後半のトレッキングの後、古着を寄付しにポカラ郊外のチベット難民キャンプに立ち寄りました。トレッキング山中・市内(ボダナヤート)などと、ネパール人に負けずチベット人も頑張っているようでなによりでした。

 アンナプルナS ・マチャプチャレ


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利尻山登頂 利尻かくさず [山のこと]

◇9月になって先週末は利尻山へ。この夏は去年と違って8月から以降、台風が少なくて山登りにはよいです。金曜日、稚内まで飛んで、先ず宗谷岬を観光。カラフトが間近に見えます。稚内からは利尻島よりも近いそうです。その後、港でガイドのかとうさんとと合流、利尻島へ渡りました。宿は港から近くのYさん。食事はさすがに島だけあって刺身や海草などおいしいです。風呂も温泉で宿の脇には泉も湧き出しています。土曜日は北麓野営場(220m)から登山、1,000m上がって長官山に至ると利尻が大きく見えて感動します。

 おぉ~

Kさんによると3度目にして初めて晴れた!んだそうです。避難小屋や悪名高いガレ場を通過して利尻山・北峰(1719m)に10時40分着。百名山達成者が3人もいらして盛り上がりました。ローソク岩が間近に見えました。

 南峰とローソク岩

下りのガレ場ですっころびました。危ない。長官山からの長い下りで皆に疲れがうかがえましたが、北麓野営場に15時過ぎ下山。宿に帰ってゆっくりしました。夕食にはウニ飯も。その夜、3-4時間も激しい雷雨があり、近くに落ちたときは布団から飛び起きました。翌日はフェリーで稚内港、タクシーで稚内空港と渡って羽田に14時に着きました。帰り際ご一緒したお客さんと話をしたら、母校近く食事処のご主人夫妻、後輩のいきつけでした。世間は狭い~

 振り返れば利尻の峰が。

余裕があって天気がよくていい山行でした。日本の山の天気はもうしばらくよさそうですが、明日からネパールに遊びに行ってきます。

なまけ者のさとり方 PHP文庫

なまけ者のさとり方 PHP文庫

  • 作者: タデウス・ゴラス
  • 出版社/メーカー: PHP研究所
  • 発売日: 2004/06/01 メディア: 文庫 〇けっこう面白いですね~
こころが癒されてくる本―「不安」が「やすらぎ」に変わるヒント

こころが癒されてくる本―「不安」が「やすらぎ」に変わるヒント

  • 作者: 本多 信一 出版社/メーカー: 大和出版
  • 発売日: 1998/01  メディア: 単行本(ソフトカバー)  〇癒されたというか、ほっとしました。なるほど。


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「知らんとこ旅情」雨月物語 [尺八のこと]

◇自宅でも朝夕は涼しくなってきました。今日で8月も終わり、1年の2/3が過ぎてしまいました。いい年だったといえるように、もう1/3は整理してまとめ上げて行きたいと思います。

◇火曜日は朝食にシナモントーストを試した後、来月に行ってくるネパールの研究を。夕方には女房と待ち合わせて、引っ越した「雪見夜」に行って食事をしました。チヂミが大きくなったかも。ビビン麺千円は辛くて量も多くて美味いがたいへん。水曜日は新宿へ行った後錦糸町で森先生にレッスンしていただいた。最近まで知らなかったので「知らんとこ旅情(知床旅情)」。ダジャレの切れといい伝え聞く打たれ強さといい、もちろん尺八の演奏といい、為になります。「ざーんげの値打ちもないけれど~~」もいい曲です。夜は神奈川のガイド仲間、北極帰りの かみむらさん、ダンナに会いに行く こばやしさんら 5人で、焼き鳥の美味しい茅ヶ崎の「升源」にて交流会をし、その後カラオケにもいって久しぶりにカラ尺もしました。ざーんげの~」

◇今朝はBSで録画していた雨月物語を見ました。中世の日本では幽霊がふつうに存在していたかのようでした。今のようにメディアがなかったときには、人々は五感をするどくして日々を過ごすしていたのでしょう。

雨月物語

雨月物語

  • 出版社/メーカー: 大映  〇京マチ子 田中絹代がきれい。

そんな事情は洋の東西で、まして古代では如何だったろう・・・ 山折哲雄氏の「神秘体験」を読んでみました。神秘体験についてのさまざまな事例が紹介されています。ただ、個々の掘り下げがいまいちのようです。さすがの氏でも分野の膨大さに手に負いきれないということでしょうか .

神秘体験

神秘体験

  • 作者: 山折 哲雄 出版社/メーカー: 講談社 発売日: 1989/04 メディア
  •  〇高山病は「創造的な病い」 砂漠とか極地 睡眠不足と関連か。東西で睡眠の中断という修行も 断眠の中の瞑想で夢と現実が交代してその境界線が融けはじめる。往生に関するテキスト 源信「往生要集」。臨死時のホスピスのさきがけ 景戒「日本霊異記」。グノーシスとヘルメス思想 女性神秘家 ビンゲンのヒルデガルド、マグデブルグのメヒティルド。異端者エックハルト 自己の中に神の子が出現して自我は根本的に滅却する。そしてその奥は「無」。インド ラーマーヌジャ 個我はバクティ(神への信愛)によって解脱する。 密教の大日経・金剛頂経の2つのマンダラ 理趣経の大楽・適悦。ベネデッタの神秘的結婚。活仏トルンパ。エクスタシー(解脱・法悦)とカタルシス。排泄=下降、上昇のエネルギー 脱魂=「シャーマニズム」(エリアーデ) 身体 クンダリニー(日の上昇) 心身訓練 性エネルギーの昇華と解放。 音 日蓮宗太鼓 オームとアーメン。 キノコ 生と死を媒介  ソーマ シラカバ ベニテングダケ カスタネダ。 死生観 首。

どうも、瞑想~頭の訓練のほかに、身体をともなっていかなくてはならないようです。「煩わしい」日常・人間関係でとらわれやすいから心して、、山の歩き方にも応用できないでしょうか。

古武術で蘇えるカラダ―写真と図解実践!今すぐできる

古武術で蘇えるカラダ―写真と図解実践!今すぐできる

  • 作者: 甲野 善紀 出版社/メーカー: 宝島社
  • 発売日: 2003/07 メディア: 単行本 積極的に不安定を作り出し、使いこなす。安定でも不安定でもない非安定を維持する。

そして、その身体を維持するための食事の重要性。健康法やサプリメントより先に、平凡な食品の価値を見直したしみたほうがようです。

食べるクスリ

食べるクスリ

  • 作者: ジーン カーパー 出版社/メーカー: 角川春樹事務所
  • 発売日: 1997/04 メディア: 文庫 〇
禅的生活

禅的生活

  • 作者: 玄侑 宗久 出版社/メーカー: 筑摩書房
  • 発売日: 2003/12/09   〇 著者は僧。悟りや修行について易しくつづっていてくれているのでありがたいです。軟弱といった批判もあるようですが、今日的な科学知識からの見方も交えて、今の自分にはとても分かりやすかったです。
登山の誕生―人はなぜ山に登るようになったのか

登山の誕生―人はなぜ山に登るようになったのか

  • 作者: 小泉 武栄 出版社/メーカー: 中央公論新社
  • 発売日: 2001/06 メディア: 新書 〇日本と中国・インド、西洋のアルピニズムを対比させて変遷を追っていますが、サブタイトル「人はなぜ・・・」の核心には(私の期待ほど)迫りきれていないようでした。現代の登山ブームへの分析は かなり的確です。

 

人の話の聞き方入門―聞かないあなたはホントに手遅れ

人の話の聞き方入門―聞かないあなたはホントに手遅れ

  • 作者: 三遊亭 円窓 出版社/メーカー: 日本語学研究所
  • 発売日: 2003/05 メディア: 単行本 〇いま、噺家に興味深々です。全員が聞くという状況になくても「聞いてくれる人」を探して話しましょう。声。いつまでも緊張して。イエスマンでないノーマンを集めて聞くらいの度量。話を聞くと信頼される(無視されると悲しい)。心を込めて相槌。話しての人間性に興味を持つ。

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唐松岳 五竜岳 [山のこと]

◇週末は唐松岳から五竜岳に行ってきました。山小屋と高速はたいへん混雑して難渋しましたが、 天気にもまずまず恵まれて白馬から剣,槍ヶ岳まで展望できてよかったです。ただ、前回の北アルプスから中1週間ほどでしたが、風は冷たく、朝夕も冷えてきて肌に気持ちよいです。トップシーズンを外れたとはいえ、まだまだいい季節なのですね。

 八方尾根から不帰~白馬

八方池まで蛇紋岩で滑りやすくなっていました。アルカリ性のこの岩は、至仏山・谷川岳・早池峰・近くでは白馬岳などで独特の植生を生みます。「蛇紋岩植物」といわれるそうです。ただ、風化作用を受けやすく、もろくて崩れやすい性質があるので面面が滑りやすく、強い鏡の様な光沢(鏡面反射)が形成されることもあり、雨などで湿るとさらに滑りやすくなります。

 

  五竜っ

唐松を越えると、急峻な岩場を降り、五竜が迫ってきます。間近の五竜山荘よりも途中の大黒岳くらいからのほうがかっこうよく見えるようです。その後ろに控える鹿島槍もなかなかのものです。稜線は夏の花と秋の花が咲き乱れていて、シモツケソウ・カライトソウ・タカネマツムシソウの赤紫や、ミヤマリンドウ・トリカブトの紫がきれいでした。ショウマ・シオガマ・カラマツソウも多くあり、コマクサの群生もありました。アザミやウスユキソウには独自種があるようです。ガスってからは雷鳥、谷下に猿の親子連れも見られました。

 遠見尾根から振り返る

帰ってきて精算してみるとなんと2万円弱の不足金発生~ 結婚式や演奏会など、いろいろ義理を欠いて出かけた仕事なので報いを受けたのでしょうか。しょんぼりです。

◇山行前日、新宿でひまだったので「末広亭」に落語を観にいってみました。昼の部は12時から16時半まです。そして、これは面白い!こんな世界もあったのかとびっくりしました。皆さんにも是非オススメです。演者さんも「ゆっくり遊んでいってください」と長居を勧めてくれます。僕は翌日仕事なので夕方で帰りましたが、なんと今は入れ替えなしで21時まで居られるようです。前半分くらいはつまらないんだろうなと思っていたら、古典落語も含めて皆さん面白いです。年配の方もたくさん出てきて落語界の裾野の広さを思います。「どんどん」「なにしろ」「絶好の機会」「ようこそ手ぶらで」「驚くべきことに」「常識!」などなど刺激的な単語を上手に使われます。言葉の演芸・芸術?なんだなと、語彙も豊か!、と感心しました。昨日見た笑点はあいかわらず毒々しすぎて少々引きましたが。バスの中でのトークにも参考になります。直前にドリフのDVDも見たりしましたが笑いの安っぽさ不変さがけっこう似ています。寄席にはちょっと通ってみようかなとも思います。寄席ばいいのに!?


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残暑お見舞い 駒大苫小牧VS早実 [本のこと]

暑い日が続きますがみなさんいかがお過ごしでしょうか? 日の長さはどんどん短くなっているようですが、この暑さの名残りも楽しみましょう~

◇先週末はひさしぶりに千葉の実家に帰りました。お米を持っていったり、むかしの写真を取りに行くはずが、暑さのためか両方ともすっかり忘れてしまいました。手ぶらではなんなので伊勢丹でせんべいだけは買っていったのですが。実家ではまたリフォーム話です。どうも、お年寄りになるとからだを動かせない分、まわりを変えてしまおうという気になるのか、たしかに近所に新しいリフォーム屋ができていたのと、世の中の悪質リフォーム屋の話を聞くとそんなこともなるほどなと思います。まだまだ元気のように見えるのですが、腰も若干まがってきたようだし、今までのように布団を持ち上げられないのだそうです。

◇土曜日これまた久しぶりに野球に参加しました。ヒットは出なかったけれども、守備機会もあったし、チームは2戦1勝1敗、いずれも1点差試合と楽しめました。皆といっしょになって、やはり野球はいい!と思った次第。スライディングのときにまた膝小僧を擦りきってしまって痛いですが。そして、その後の日曜日と月曜日の駒大苫小牧VS早実戦はいい試合で楽しめました。結局早実が優勝したわけですが、一戦目の試合後半(8回に1点ずつ取り合った)から延長に入ってからの攻防は相当に見ごたえがありました。まさに球史に残る一戦だったでしょう。WBCといい今年は野球が当たり年なんでしょうか? 弟がOBなのですが、やはり4回戦から応援しに行っていたそうです。「気力・体力・財力すべてを使い果たした」と言っていました。

◇土曜日はとんぼ帰りして女房とスコットランドのトレイシーと「一十九(いっとく)」というおしゃれな居酒屋で飲んで近況を語り合いました。3月に紹介されたTさんとはもう別れてしまったそうです。いわく精神年齢が若い(15歳)からって、日本人の男はだいたいそういうふうに若さを保っている?かも。周りを見ても若い人ばっかしだし。だいたい同年代だとしてももともと女性の方が現実的だし、ですね。

◇昨日は女房の休みの日なので、朝からロイホでモーニングして昼寝して読書して餅を焼いて焼きそばを作ってぐうたら過ごしました。女房は読書家ですから朝アマゾンから届いたばかりの本を3冊も読み上げてしまったようです。僕は、先週の北ア・野球の疲れがやっと抜けてきたでしょうか。日焼けのせいが大きいと思いますが、朝の目覚めもよくなくかなり疲れているのがわかっていました。5日シャワーもなく、あせももできて痒い。冷房もせずに家にいるのがまた 回復を遅らせているのでしょうか。涼しいところに移動してがんばって鍛えた方がいいのか、夏はこんなものだと割り切って涼しくなるのを待つべきか考えどころです。

◇読書備忘。字が小さいですか? いつからかそうなってしまった。

怪物科学者の時代

怪物科学者の時代

  • 作者: 田中 聡 出版社/メーカー: 昌文社
  • 発売日: 1998/03 
  • ◎ 先月箱根のホテルに泊まったときにおいてあった雑誌に「科学者と伝統 東西の知の真摯な対決」と題して田中氏のコラムが掲載されていて、面白かったので本も読んでみました。何が面白いかって、思うに明治以前日本にはあふれていたさまざまな日本的な思索・科学が近代化の影で隅に押しやられたとのですが、新しいがつまらない実存にあからさまに反駁して「それでいいのか!」という思いが大いに吐露されているからです。それらは結局、敗戦を経て完全に潰されてしまったわけで、その後日本人は欧米の知識を詰め込まれるだけにされてしまいました。そして、そこには自分という主体・主題が当然に欠けてしまいました。当事者意識がない・白ける・はては他人の粗あら をあげつらう情けない世情の蔓延に至ったわけです。これらの怪物科学者の影はどうしてかくもきれいに一掃されてしまったのでしょうか。 ~キーワードはコラムのメモに上乗せして以下のとおり:①福来友吉 御船チヅ子 高野山 千里眼実験 ベルグソンの認識論を密教的に発展させた「意識は脳髄を包んで空間に広がっていて、知覚の対象となる事物に浸透する」 観念の場合、刻々と変化する現在のうちに過去が内蔵されている(観念は生物なり)。無人の霊と霊は互いに「加持」しあっている。心霊哲学 近代科学は客観的であるが観察を主としたものでいわく迷妄 「世界はそれを認識するものと切り離して存在しているわけでない。」 主客の分離は、いわく怠惰(省力化・合理化) 世界は人間が支配・加工する対象に過ぎなくない!人からは「生きている」という実感が失われている。すると支配関係(消費・購買など)の強化などを通して自我拡大にそれを求めざるを得なくなる。 ②東洋では自然(他者)との交感(Convince)する感覚によって生命を賦活(awake)していた。佐田介石(天台宗)須弥山説 感覚できる世界の模型化 太陰暦 スローライフ、☆井上円了(東本願寺 哲学堂)微粒子にも精神がある、の理論 妖怪博士 仏教的な宇宙観・生命観を近代科学的な言葉で説こうとした 「仏教改良」:精神とはエネルギーの一種であり、生と死とは、エネルギーに潜力と顕力とが在るようなものである考えられる。宇宙は1つの霊体であり、その大きなエネルギーは自らの活動によってまるで海面のように多数の波を起こし、その波の固着したものが物質なる。透明な水が凍って不透明な氷になるように、目に見えない意識性のエネルギーの表面の波が無意識性の物質となる。エネルギーと物質は因果律によって相互に影響しあい、その関係は習慣性の力(惰性)が人を繰り返し現出させる力となる(因縁)。宇宙は自らも進化する霊体で善悪はそれを進化退化させるものである。
    寺田寅彦(物理 文学)古典物理と異なり、物質を離れて運動なく、逆また然り。芭蕉の「不易流行」は相通じる。「日常身辺の物理学」人の感覚を捨象せず 夏目漱石の「扇の要」(the pivotal point) 俳句の方法論 音楽 連なりの界面に次々と世界が転変 いわく妙趣(equisiteness)「不可思議」 科学の目的は宇宙を解明することでなく、謎(体験 連句をなす一句)に満ちたものにすること 生命の物理的説明とは生命を抹殺することでなく、逆に物質の中に瀰漫(びまん 蔓延)する生命を発見することと説いた 南方熊楠 科学が見出しているのは「原理」でなく「現象団」で大きな法のごく一部をなすものにすぎに。「萃点」こそ、多層的な摂理が無数に交錯する、その理の筋道の交差するところ=自らその筋道(the treads of reason)を辿って生きることでしか見出せない知の世界 「やりあて」=なんとなくうまくゆく感覚(tact) 行為と感覚 偶然と必然の一致した感応的に出現する知。人文科学と自然科学を隔てるものなし、橋田邦彦 日本科学 大戦時文部大臣 「生体とは内面的統一のある形態(全機性) そこでの因果関係は、未来が現在を規定することもある合目的因果であり、必然と偶然は一致して矛盾しない。自おのずから然よる、のである」 世界即人生 他己識得、ありのままの世界を観ようとするのなら自然に従う、法のることである。「孔が見えるうちは全体は見えない。孔と1つになれば孔が消えて(主客の区別なく)全体が見えるではないか」没入・無我 あるべきよう、桜沢如一 陰陽による世界解釈 人は個物それ自体を認識することができず、つねにその他の参照を必要とする。存在は非存在によって成り立つ(一瞬で入れ替わるかもしれない)、そのことを踏まえた論理。屑屋極道 「人は己に最適する趣味を早くより求めてそれに精進すべき」、稲垣足穂 遺伝子工学や脳科学の発達によって疑似科学的な精神修養(オウム・脳内革命)に晒され、「原理」の独自構成が切実な問題。かといって国家有機体論の危険。「我らは人間である人形とする」「時間によって動く機械=人間人形」模型 動かないもの ⇒無時間・時間意識の否定が思想の根底である。現象界はうつろで、転換しているものにすぎない、イデア(=意志・モナド・郷愁・詠嘆)の世界の影のようなもの・堕落したもの。反常識と特異性がカギ。快感を測地線に組み立てた論理が必要。日本人的陰湿の追放=日本的超時空にまどろむ自由・可能なものを、現実的限定的なものに締め付けるモラルの追放。「弥勒道」とは「科学文明を利用しながら精神生活を最高度に保持すること」
  • ・部分と全体 部分的に捉えられた「部分」を足した総和は「全体」にならない cf.複雑系(これから読もうと思っていたのだが) 
アメリカ・インディアンの書物よりも賢い言葉

アメリカ・インディアンの書物よりも賢い言葉

  • 作者: エリコ ロウ 出版社/メーカー: 扶桑社
  • 発売日: 1999/10
  • ○ ・インディアンの言語の特徴として、「姉なる月」「祖父なる石」などの擬人化した敬称が使われる。宇宙の創造主である「大いなる神秘」のもとではすべてが平等で人は上でも下でもない自然観のあらわれである。・食べている子供に語ればその記憶は残る。部族間を越えた対人観の基本。常識や先入観にとらわれない子供の見方は、生まれる前の精霊の叡智の発現として尊ばれる。界組織は癒し・歌・道化など、部族内・多部族の同士会員組織で親交を深め技術を磨きあい、千年の間、平和に共存してきた。
    ・整然と紳士的な合衆国議会制度がイロコイ連邦のカウンシルファイヤーの伝統に倣ったという指摘。怒りは自分に盛る毒。重荷たる怒りを消し去れ。メディスンマンは死に際の人の魂が物質世界に引き留められることのないよう心身に安息を与える。宗教はどれも神に帰る踏み石に過ぎない。ほんとうの神は愛。シャスタ山巡礼。時計でなく自分が刻むリズムで、急がずあわてずかかるだけ時間をかける。「人はHUMANITYを助けるための才能・技能を与えられて生まれてくる。私は誰か、生まれた理由、できることは何か、自然の調和を乱さず人生を歩めるか、の答えを探し続け、その旅の半ばにして寿命を迎え、死を経てより賢くなって生まれ変わる。」(ジェミーサムズ氏)
    ・夢はひとより賢い。意義は大きい。メディスンマンは、人がショックを受けたときにその時空に置き去りにした魂(それがもとになる病もある)の一部をからだに戻す・回収する。輪になって和を広げ、集まって智恵を寄せる。「人類の滅亡は近いが、古代からの伝説や儀式を守ってきた先住民族から虹の戦士が立ち上がり、あるべき秩序と調和を回復すれば世界は破滅せずに生まれ変わる」(クリー族) 「儀式や知識を学ぶことに貪欲だったが、その欲を捨てて、知識は受け入れる素地ができたら与えられるものと悟った。」「書くために学ぶのでなく、学んだことを語る。」
 
続々アメリカインディアンの教え―あなたも無理せず健康になれる

続々アメリカインディアンの教え―あなたも無理せず健康になれる

  • 作者: 加藤 諦三  出版社/メーカー: ニッポン放送プロジェクト
  • 発売日: 1999/06  ○ ・コーカサスの教え えんどう豆・ナッツが良い トウモコロシにはカリウムと植物繊維が多くて良い それからカボチャに大豆 プラス海草! メロン 桃
    ・歩くことで長生き 心臓病・肥満を減らす 筋肉を鍛え骨を支える ストレスから来る体の緊張を解く なぜ歩かないのか?「あいつ」を憎むのがそうした人の心理的特徴 同情してほしい 姿勢の悪さ 千日回峰行 ・姿勢 ・祈り⇒瞑想  というライフスタイル 人に・お金に健康にしてもらおうとしないこと 
体の記憶

体の記憶

  • 作者: 布施 英利 出版社/メーカー: 光文社
  • 発売日: 2006/07/05
  • ○ 体には30億年の記憶が詰まっている 死体を見ないゆえに妄想して常識をゆがめる。ホラー愛好じたいが1つの病気。子供を支配したいお母さん。恐怖中枢の発達。しかし、予測がつかないのが子供。気力を失い、エネルギーを奪う、あきらめる恐怖を乗り越えるよう、自然の中で訓練すること。・現代社会は「脳化」社会。消し去られようとしている「体」の未来はどうなるのか。裸。ES細胞。管というシンプルな植物的な体=「こころ」は内臓にあるのだ(感得)!脳(感覚)はなかなかこの「こころ」のざわめきを意識にまであげることができない!
  •  

<とんぼの本>白洲正子と楽しむ旅

<とんぼの本>白洲正子と楽しむ旅

  • 作者: 白洲 正子, 青柳 恵介, 光野 桃, 山崎 省三
  • 出版社/メーカー: 新潮社 発売日: 2003/08/22
  • ○ 明恵上人つながりで眺めてみました。センチメンタルジャーニー。石・石塔・能面・木彫り・仏像・風景・面影などなどいにしへの人の心のありよう・魂を思い出させるものがたくさん見られます。 「かくれ里」にみちびかれて、は関西を歩いてみたいときに最適ですね。
ソフィーの世界

ソフィーの世界

  • 出版社/メーカー: アミューズソフトエンタテインメント
  • 発売日: 2001/02/23 
  • × しょうじき、ややこしい本。おつむの中はさっぱりわからん。つまらない文部省の教科書どおり? トマスアキナスとキルケゴルが気にはなるが。

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北ア:水晶岳 鷲羽岳 黒部五郎岳 薬師岳 野口五郎はゴロゴロゴロ [山のこと]

◇週末から北アルプスに行ってきました。お盆休みで混雑が心配されましたが、小屋が混んでいたほかは(三俣小屋では宿泊者240名に布団が80枚!)、さすがに最奥の山域だったので、槍ヶ岳や白馬岳のような狂騒かげんではなくてよかったです。黒部源流はこれまで何度も来たことがありますが、とても爽やかでいいところなので一夏に一回は訪れたいものです。 下山後は温泉に入って飛行機で快適帰宅。

 月世界のような野口五郎稜線

聞いた話、歌手の野口五郎さんは、その芸名を事務所から野口五郎か黒部五郎から選びなさいと言われて標高が高い方の野口五郎を選んだとのことです(水木なんとか、という話もある)。個人的に私鉄沿線は大好きです。それから小屋の方の話ですが、実際に野口五郎さんは野口五郎岳にヘリコプターで来たのですが、強風のためどうしても着地できずそのままお帰りになったとのことでした。へぇ~。

 裏銀座稜線から水晶の雪渓

さすが北アルプス、やはり初心者さん登山者が多いでしょうか。夕方5時6時過ぎに到着するようなあぶなっかしい方々が多いです。むかしに比べて天気の予測がしにくく、一日の中でもめまぐるしく変わりやすいので余計に素早く行動できないと危ないと思うのですが(天気を見切ってそうしていたらいいのですがそうでもなさそうなので)。

 背が高く元気なチングルマ

三俣の巻き道には大きな雪渓もまだ残っていました。他にもハクサンイチゲ・ヤマギキョウ・キンボウゲ・ミヤマリンドウ・ハクサンコザクラコ・イワカガミ・キスゲ・シオガマ・ハクサンフウロ・コケモモなどなど、爽やかな風が吹くなかで、たくさん花を見ることができました。

 カールく黒部五郎 ゴロゴロ

深田久弥氏の百名山によるとこのカールは「蒼い大伽藍」なのだそうです。「やっほー」をかけるとなんとも言えずいい反響をしました。お花畑の中を雪渓から冷たい沢水が流れる、静かな北アルプスの奥座敷です。楽しくて楽しくてあっという間に山も登れてしまいます。

 薬師岳から、北方、剣 立山方面

太朗平からの下りの途中の休憩で、ガイド検定で一緒だったT田さん(クラツーさんツアーを引率)と偶然に会いました。長く暑いのぼりをTOPで汗かいて歩いていました。がんばってるなぁ~。今回は、今年4-7月の雨の祟られ方がうそのように天候に恵まれて、久しぶりに家を出てから帰るまで一度も雨具を使わずに済みました。お客さんも★5つの、歩ける方に絞られた山行だったのでとにかく順調。追いこし多数回。抜くたびに「大勢なのにすごいなぁ~」の声をかけられました。こんな山行ばかりだといいなあ~。


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北海道 大雪-旭岳 十勝岳 トムラウシ [山のこと]

◇北海道中膝栗毛: 先週は4-7日で北海道百名山3つに。現地ガイド かとうさんは今シーズン8本目、トムラウシは6度目!とか。きつい山々なのに、がの現地ガイドさん。すごい。サブにはフランス人の まちゅがついてくれました。大雪・十勝・トムラウシ… トムラウシは大雪荘からの往復は厳しかったけれどいい山でしたね~ちょうど埼玉の70歳の方が遭難されていましたが、一昨日無事発見されたとか。よかったです。Mとの話は楽しかった。いわく日本のニュースは事実だけでなくて気持ち・感情を伝えていけない、とか。ワイン・パンがおいしくない、とか(同感)。しかし、北海道も夏の盛りで旭川・帯広では34度で暑かったです。それでもちょっと寒冷前線が下がると、大雪では雹ひょうが降って雷が轟いたりしたのですが。尺八を持っていって最後の日にオンボロロに襟裳岬・風雪などを吹きました。最後になってで、みんなびっくりしていたかも。ラベンダーソフトクリームは美味しかった!夕張メロンソフトクリームも食べたかった!男爵・トウモコロシ味キャラメルはなかなかでした。千歳空港はおみやげモールが充実していて楽しいですね~

  上ホロ亀ットク

 十勝岳が見えた!

 トムラが見えた!

◇8日 高校野球、偶然見ていた文星芸大付大の逆転サヨナラはすごかった。9回1死から3点差を跳ね返しましたね。エラーも重なったけどやはり気迫。 攻守の投手が2人とも泣いていました。11-10。 

◇昨日、10日は昨年に続いてSJ院の盂蘭盆会の手伝いに。1年ぶりのMさんとか、お坊さんの両Sさん。去年ほどの新鮮さはなかったけれども、この時期にやはり気持ちが清々します。 

◇読書備忘。

明恵上人

明恵上人

  • 作者: 白洲 正子
  • 出版社/メーカー: 新潮社
  • 発売日: 1999/11
  • ○ 古文に解説がなくて読みなれていないと読みにくい。~明恵が逃れたのは、俗世間だけでなく、仏教からも、宗派からも「出家」しようとして、素人の純粋性を重んじ、仏法以前の釈迦の源泉に立ち返ることを念願としたのです。
  • (あるべきやうわ)栄西は自力難行の禅宗、法然は他力易行の浄土宗を立てたが、明恵の信仰は禅宗に近く、または禅宗そのもので、華厳から出て華厳を越えている。
  • (夢の記) ベルグソンの夢の講演:自然は生きた体の下書きはするが仕上げはしない。魂の方はイデアの世界に住んでいて、それらの魂は体がないため行動することができず、時間と空間の外をさまよっている。ある身体は、ある魂の望みによく応える恰好をしており、自分に似ていることを認めた体は、完全な生命を与えてくれるものとして魂に向かって立ち上がる。魂の方は自分の反映が認められたことを知って、体に引き込まれ、傾き、倒れる。この魂の転落が「生命の始まり」である -夢が出来上がって行く過程-
 
直感への道

直感への道

  • 作者: ペニー ピアス
  • 出版社/メーカー: プロトギャラクシー
  • 発売日: 1999/05
  • ○ うーん

 

スペイン巡礼の旅―パリからサンティアゴ・デ・コンポステーラへ

スペイン巡礼の旅―パリからサンティアゴ・デ・コンポステーラへ

  • 作者: 田沼 武能, 矢野 純一
  • 出版社/メーカー: NTT出版
  • 発売日: 1997/01
  • ○けっこうフランスの内容が多いが、写真はいいし、巡礼の雰囲気がよく伝わってきます。

 

ダライ・ラマ“心”の修行

ダライ・ラマ“心”の修行

  • 作者: ダライ・ラマ14世テンジン・ギャツォ
  • 出版社/メーカー: 春秋社 発売日: 2002/12
  • ○今生じている全ての苦しみや困難は、自分の心の中に巣食っている利己主義と物を実体視する心が生み出したものなのですから、災いはみな、これらの間違った心のせいであると考えなさい。心の平和を乱している本当の敵は、私たち自身の内面に救っている煩悩であり、怒りの心。これを正しく認識することが仏教の修行である。(タントラでは、結界を瞑想して、その中で修行者は守護を得る、と瞑想する修行をする) 無知なためにものを実体視しようとするのであって、そのための対策となるのが、空を理解する智慧・他者をいたわり大切にする心である。
  • ・心を使って、自分の内面に鎮められた心を育て、それによって鎮められていない部分を次第に減らして行き、最終的に鎮められた心の状態がますます高められていくと、聖なるものの境地、阿羅漢の境地、そして究極の仏陀の境地に至ることができる。
  • ・自我に対する執着があるところへ、自分のものという所有意識を持つことによって、執着の気持ちはますます強く、嫌いなものは嫌悪感をますます強める。その逆に、自分というものは自分が思っているような独立した実体のある存在ではない、という無我の理解になれて行けば、自我や私のものへの執着・嫌悪の感情は小さくなる。
  • ・究極の真理(勝義諦) ものの本質的な存在の仕方がどのようなものであるかを分析し、そのような探求の結果見出すことのできる究極的なもののありよう。⇔世俗諦(世俗の真理)⇒「中論」(ナーガールジュナ) 縁起しているものはみな 滅することなく、生ずることなく 断滅でなく、常住でなく 来ることなく、去ることなく 異なっていることなく、同一であることもない 作り出されるものはどのようなものであっても それ自体から、それ以外のものから その両者から、無因から 生じたものとして存在することは決してない :生成も止滅も、それ自体の側から本来的に存在している現象ではない。ものにはその現れと、その本来のありよう、という二面が存在し、この2つの様相はまったく2つの異なったものについてでなく、一つの本質のものの2つの違った様相なのである。(中観派 表裏一体の説明):縁起している存在は完璧に確かに存在しているが、と同時に、すべてのものは、それ自体の固有の存在を欠いている「空」という本質を持った存在である。:つまり「空」とは「因と縁によって生じた縁起している存在」である。
  • ・実体をつかむ間違った考え方を滅するための対策:少しずつ正しい智慧を育み、習慣性の力(習気 じっけ 残り香 ~所知障)を打ち負かすためにたゆまぬ努力を続ける必要。苦しみの因を突きとめ、論理的に物事を考えることによって解決策を見出し、解放される努力を。心を惑わさず、苦しみの止滅へ。広大なる功徳を積むこと(=利他の心) ⇒禅定の力を得るためには、まず体と言葉の悪い行いを慎み、モラルを守って正しい暮らしをする、という戒律の修行を積まなければならない。それには注意深さと、正しい心の対象からそれることのない監視し、良心と誠実さをもって修行することが大切。「戒律・禅定・智慧は3つの高度な修行(三学)」:つまり、利他行に従事しようという良い心の動機と、そのために必要な力を得る手段としてまず自分が悟りを得よう、という2つの熱望がそろうことが菩提心=すばらしい徳のある心となる。:全ての生きとし生けるものをみな等しく愛しい存在だと考える平等心。好き嫌いの区別をなくす。善き行いをして功徳を積むことができるのも他者の存在があるからである。⇒自分よりも他者を慈しむ。自分と他者の立場を入れ替えて考える修行。自分の財産を全てのものに分け与えようという深い愛情心(トンレンの修行)。
  • ・凡夫のようなふるまいをしていると悪趣に堕ちてしまう。子供じみた行いや考え方。
    ・心を安定させるためには、褒められてもけなされても心を乱されることなく、静かにしていられるように、それぞれ異なった感心や気質を持っている世間の人たちと友人になろうとする思いは捨てるべき。森の動物たちや鳥・木々と一緒がいい。
  • ・からだは不浄なものが詰まっているズダ袋?????


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平塚花火 「石狩挽歌」オンボロボロロー [尺八のこと]

◇今日は平塚は花火大会。1時間楽しんで今終わったところですが、派手さはないものの、よくまとまったショーでした。ベランダからけっこうよく見えたので、O君の結婚式でいただいたシチリアワインですっかりできあがりました。明日起きれるかな?

◇火曜日はH×Mでランチ。コース料理の出てくるのがゆっくりめなので すっかりまったり過ごしました。自家製パンも美味しい~ 平日ランチ。夕方、女房が紹介されたP生命のY氏とお話。来年の更新時期を控えてそろそろ考えねば。保険の話はややこしいので忘れないうちに復習しないと。

◇昨日は歯医者でインプラント治療にうん十万円出費。あ~前半の収入が・・・ 新宿で用足し後、森先生のレッスン。「石狩挽歌」を丁寧に教えていただきました。オンボロロ オンボロボロロー、と繰り返しているとなにか馴染んでくる不思議な曲です。最後の「変わらぬものは古代文字…」というのもインパクトがあります。作詞の なかにし礼さんの個人的背景があるのだそうです。これは明日からの北海道行きに帯同せねば!夕方はひさしぶりに「麦」によってSさんとお話。買ってきたとうもころしを茹でて、おくらカレーライスと食べました。甘い!


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東北 鳥海山 月山 [山のこと]

◇晴れた~ 今月月末にして4度目の正直! 週末は鳥海山と月山に行ってきました。初日は朝まで大雨、鳥海山は昨年の豪雪のため雪渓の雪も多く、かなりの時間雪上を歩きました。チョウカイフスマ・チョウカイアザミなどの高山植物が咲き乱れていました。夜は羽黒の休暇村に泊まって、昨日は月山へ。仏生池を経て月山山頂へ。多くの白装束の参拝者が上がってきていました。リフトからの登山者も多く、さすがにハイシーズンです。30分~1時間遅かったら、追い抜きやすれ違いでえらい時間がかかっていたことでしょう。おそろしや。

 頂上直下、残雪多い。

 ひさしぶりに晴れ!よかった×2

湯殿山神社に下って、ゆっくりお風呂に入った後は生ビールで乾杯!その後長躯帰京しました。6時間・・・。首都高から見る東京はどんよりとしていて、死んだ街のようでした(でも梅雨明けになったのだとか)。


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「ブータン仏教から見た日本仏教」など読書録 2006 雨休暇 [本のこと]

◇ここ1週間は雨が多くて、家にいてばかりいました。そんなときに昭和天皇の発言メモのニュース。1988年、靖国神社にA級戦犯が合祀(ごうし)されたことについて、「私はあれ以来、(神社に)参拝していない それが私の心だ」とのこと。ひさしぶりに昭和天皇のお人柄に触れたような気がして、靖国神社に関わるごたごたが氷解したような心持ちです。参拝を国家行事化を進めるムキがあるようですが、国民の心情に沿わない、そうした操作・工夫はされるべきではないでしょうか。

◇22-23日は、伊勢原をいったりきたり。平塚球場では去年に続いて、高校野球を2試合観戦しました。今回は双眼鏡を持っていったので各場面での選手一人一人の表情やベンチの様子や応援団長の不思議な舞いやらをうかがえ見て、試合はそれぞれコールドだったのですが面白かったです。

◇24-25日 BSでチャップリンの特集をやっています。何回も見ているのでストーリーはだいたい覚えているのですが、場面場面で新鮮なシーンがまだまだあります。「モダンタイムス」のティナティナの歌詞は何語でもなかったのですね。

◇昨日、26日は新宿で添乗準備、目白で譜面を買い物した後、錦糸町で森先生に尺八のレッスンしていただきました。「北海盆唄」「ソーラン節」「江差追分」、まわしの特訓。それから、北原ミレイ「石狩挽歌」いいですねぇ。ちなみに挽歌というのは、〔中国で葬送の時、柩(ひつぎ)を挽(ひ)く者が歌った歌をいうところから〕(1)人の死を悼む詩歌。挽詩。哀悼(あいとう)歌。(2)人の死を悲しみ悼む歌。(大辞林)なんだそうです。先生曰く、「風雪」に劣らぬ(尺八)名曲ではないかとのことでした。それから森進一が襟を正して歌う「襟裳(り)岬」ですが、Fが吹きやすいですが、男性のキーに合わせているであろう原曲キーはB♭でちょっと高音が入ってきます。散髪をして茅ヶ崎のぼん蔵という刺身の美味い居酒屋でいずみださんと前打ち合わせして帰ってきました。

◇ヒマにまかせて近所3軒のブックオフをめぐりました。とくに選んで、Wカップ優勝記念・イタリア関係の本を読みました。思えば10代のときミャンマー旅行中にイタリア人グループとトラックバスで同乗したときはあまりに騒がしくて辟易しましたが、コネ社会とか不正・賄賂といった負の面も根強くあるものの、ルネサンスの人間礼賛の系統を引き継いで、日々を、自然に、素朴に、飾らず、(意外に)真面目に、愉快に楽しみ、美しいもの・美味しいものに感動する、愛すべき人たち・人間味あふれる人生スタイルです。彼の地では意に沿わない労働は悪なのです。人生態度も今の日本よりはよほどストイックであります。イタリア流というのがこれからの潮流になるかもしれません(スローフードもイタリア発だったかと)。そのコテコテな個性が世界を魅了し始めているようです。

イタリア―快楽主義者のこだわりライフ

イタリア―快楽主義者のこだわりライフ

  • 出版社/メーカー: トラベルジャーナル
  • 発売日: 1997/08  メディア: 単行本(ソフトカバー)
○ よくまとまっている。
極楽イタリア人になる方法

極楽イタリア人になる方法

  • 作者: パンツェッタ ジローラモ 出版社/メーカー: ベストセラーズ 
  • 発売日: 1995/02   △うーん。楽しそうなのはよくわかりました。

人生を楽しむイタリア式仕事術

人生を楽しむイタリア式仕事術

  • 作者: 小林 元
  • 出版社/メーカー: 日本経済新聞社
  • 発売日: 2002/03  メディア: 文庫
  • ○イタリア在住日本人の著作。表などを使って比較がよくまとまっている。

 

◇ひるがえって、禅的生活もやはりいいです。「般若心経」による色即是空、空即是色では、善悪、美醜等はあるようでないんだということなんだそうですが、要はこだわってはいけません(執着 しゅうじゃく)=気持ちを左右されてはいけません、と達観せよ、とのことのようです。 美しいから・美味しいから、それが即、悪いのだ・いけないことなのだ、と、思って心を動かされるなということではあーりませんか? 人生の楽しさを享受しつつ、仔細にこだわりはしない。両者の両立・並存は可能なのでしょうか。ちんたら考えてみたいと思います。

「禅」の暮らし―心と体を美しくする坐禅、写経、精進料理

「禅」の暮らし―心と体を美しくする坐禅、写経、精進料理

  • 作者: 松原 哲明
  • 出版社/メーカー: 主婦の友社
  • 発売日: 2005/07
  • メディア: 単行本 △初心者向き。なーるほど・ザ・禅
仏教名言108の知恵―不滅の英知の再発見 現代人の日常の悩み108を解く

仏教名言108の知恵―不滅の英知の再発見 現代人の日常の悩み108を解く

  • 作者: 松濤 弘道 出版社/メーカー: 日本文芸社
  • 発売日: 1980/11 メディア: 単行本 △煩雑。字が小さいです。辞書にいいかも。
アタマにくる一言へのとっさの対応術

アタマにくる一言へのとっさの対応術

  • 作者: バルバラ ベルクハン
  • 出版社/メーカー: 草思社
  • 発売日: 2000/06 メディア: 単行本(ソフトカバー)
  • ○ ヒマだったので、わざわざむかついたことを思い出して鎮めるようにしてみました。ドイツでベストセラーになったらしいのですが、なんだかテクニカルすぎていまいち。
ブッダ (第12巻)

ブッダ (第12巻)

  • 作者: 手塚 治虫
  • 出版社/メーカー: 潮出版社 発売日: 1993/02 メディア: 文庫
  • ○ずっと立ち読みしていて悪いので最終巻だけ買いました。ストーリーはだいぶ脚色されているようですが、ブッダの一生を理解するのにこれはわかりやすい。
ブータン仏教から見た日本仏教    NHKブックス

ブータン仏教から見た日本仏教 NHKブックス

  • 作者: 今枝 由郎
  • 出版社/メーカー: NHK出版 発売日: 2005/06/30
  • ◎ 昨夏、刊行されたときにチェックはしていたけど、これほどの内容ある本とは。このブログを読んでいただいている全ての方に読んでいただきたい。ここ数年読んだ(日本の)仏教本では秀逸の本。仏教というのは、日本で周知されている内容に収まらず、まだまだその教えは広く深そうだと示されています。
  • マンガ 般若心経入門

    マンガ 般若心経入門

    • 作者: 蔡 志忠, 野村 春眠
    • 出版社/メーカー: 講談社
    • 発売日: 2004/06  ◎ 欲望を生きる原動力として肯定した、仏教脱インテリ編。自分は自分で他の何者でもない、何ができて何をすべきかを知ったとき第2の誕生。野生と家畜。浮世の様を悠然と眺める境地。オクタビオ・パス(自分と宇宙)。欲望は必要あってこそ備わっているのであって、それに執着することがいけないだけ。損得などの錯覚に惑わされず楽しむ。有無を求めず実践を。執着を捨て自我を空しくすること。気高い心を持って溺れることの内容に注意。
この決断があなたを変える―ためらい屋さんにさようなら

この決断があなたを変える―ためらい屋さんにさようなら

  • 作者: 佐藤 綾子 出版社/メーカー: ベストセラーズ
  • 発売日: 1995/04 メディア: 単行本
  • △ いや別に決断をためらっているわけでないのですが。パフォーマンスの一人者の作者さんがどのような決断を支持しているのかかじってみたかったのですが。人生初心者向き。


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富士山お中道と奥庭 富士屋ホテル [山のこと]

◇14日。1ヶ月ぶりに森先生に尺八のレッスンをしていただいた。「岬めぐり」。高音Eの出し方を丁寧に教わりました。短い夏だが、北海道もの(北海盆唄・江差追分)も吹いておきたい、と民謡の「まわし」のコツもお聞きしました。ひさしぶりに吹いたらけっこうスカスカの音に。吹き口を形作る、唇の筋肉の衰えともいわれます。やはり定期的にやらないといけませんね。 その夜はもといた会社の仲間とサッカーWC祝勝?会でイタリアンレストランへ。優勝国の料理でやろうという趣向だったのですが、ワインをたくさん飲んで盛り上がれるから ドイツ料理・フランス料理よりいいでしょ、むかしいっしょに働いた さかいマネージャー、かわやち君とも久しぶりに会えて楽しかったです。

◇16日は富士山お中道と奥庭に、樹木医のいしい先生のツアーに同伴しました。けっこう渋滞しましたが、奥庭は静かなところで、ハクサンシャクナゲ・野生イチゴ・コケモモが咲いていました。バードウォッチャーもたくさんいて、ルリビタキの声も聞こえました。売店では手造りのコケモモジュースが美味しかったです。 周りの山々ははっきり見えませんでしたが、雲海が眺められました。お中道にあがると、 オンタデの花がたくさん咲いていて、富士山を「登山中」なのだそうです。ミヤマハンノキ・ダケカンバ・ミヤマオトコヨモギ・ハナゴケも植生していて、ルリハムシという青い虫がダケカンバなどの葉を食い荒らしています。

土石流防止に堰堤がありますが、場所によって砂の粒子が細かいところは、水と空気のバランスが保たれていて植生が濃いのだそうです。お中道はむかし大沢崩れで寸断されていなかっただろうから、行者たちが何周も巡っていたとか!その中心地である五合目の小御岳神社に参拝しましたが、ここは現在の新火山(一万年前)よりかなり古い数十年前の火山が観察できる貴重な場所でもあります。あ~、雨が降らないと楽のしい!

◇17-18日は、女房が休みを取れたので、箱根の富士屋ホテルに泊まりに行きました。自宅から のんびり行っても1時間くらいなので快適です(反対車線は渋滞でしたが)。

富士屋ホテルはJレノンやマッカーサー、皇族もお泊まりになった由緒あるホテルで、館内案内ツアーにも参加してうんちくを蓄えました。日光金谷ホテルと縁深いのですね。外人向けなのでしょう、プールはあるのに共同風呂はせまいです。夜は近所の天ぷらやで食事を楽しんだり、バルコニーでコーヒーを楽しんだりしました。朝はきれいなダイニングで悠々と朝食。11時までゆっくりしてさっと帰って来れました。

◇そして昨日から、光・聖岳に長く行くはずだったのですが、各地で被害をもたらしているこの大雨で、中央道不通・易老渡への林道が寸断で、あえなくツアーは中止決定。こうしてブログを書いています。昨日はとりあえず、連絡の付かなかったお客さん対応で新宿に行った後、その後近くの図書館で、槍ヶ岳山行の準備を待っていたのですが、18時過ぎてそちらも飛騨沢の道沿いが崩れたということで中止になってしまいました。日雇いの辛いところです。まぁそれでも、その南アでは登山者の下山が遅らされているとニュースで報じられていますので、タイミング悪く入山してから そうならなくてよかったと思っています。

ライフ・イズ・ビューティフル

ライフ・イズ・ビューティフル

  • 出版社/メーカー: 角川エンタテインメント
  • 発売日: 2005/08/26
  • ○ BSでやっていました。作りはちゃちいのですが(ハリウッドでないとそうかも)、監督=主役のキャラクター、ストーリーがミュージカルのようで良いです。そうそう、ミュージカルにすればよかったのに。レッシング医師に失望!しかし、人生はやはり気持ちのもちようでしょうか。ショウペンハウアーまで持ち出して!


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船形山雨 飯豊山雨 ジダンの頭突き [本のこと]

◇5-6日は1ヶ月ぶりに船形山へ。ガイドKさんとは初めて。雨。夜、宿の主人と運転手と、開通したはずの色麻町の林道を偵察に行くとやっぱり通れなさそうだったので、またもやロングコースで頂上往復となりました。1ヶ月で雪はなんと百分の一?(体積では千分の一か)ほどに減っていました。日々解け続けているのでしょう。蛇ケ岳の雪田とお花畑が好評でした。

◇7日は七夕。新宿で ありよしさんと 花園神社にてお祓いして、沖縄シークワーサー液を買って帰りました。8-10日はまたもや東北で飯豊山(本山往復)へ。ガイドはなじみの おおつさん。初日の米沢経由での旅館への移動日こそ晴れていましたが、2日目午前中から雨・・・ 思いのほか雪渓も残っていて手間取り、11時間行動となりました。

 山頂でちょっとガスが晴れた。

直下の無人小屋宿泊。夜半の強い雨は、朝には何とか弱まりましたが、下山も雨の中。昼過ぎ、会津に抜けると晴れましたぁ~ なんだろうか。バスの冷蔵庫にビールが満載されていたのはよかった!すばらしいバス会社さん!!

 雨の中、ヒメサユリはきれいだった!

◇11日。山から帰ってくると晴れていて洗濯は捗(はかど)ります(皮肉)。昼は女房に焼きそばを作ってもらい、その後図書館へ。夜は茅ヶ崎に出かけてカフェバー巡りをしようとしましたが意外に閑散としていたので、駅ビルの「燕グリル」でハンバーグをいただいて、ブックオフによって帰ってきました。うちのまことにささやかな小レジャー

◇12-13日。歯医者・買い物・掃除・部屋の片付け・靴の手入れ・昼寝・尺八・Wカップ試合・メールなどなど。イタリア優勝。あー、フランス・ジダンはなぜ頭突きしてしまったのでしょう。痛そう。いい子を演じるのはもういやだ!と言わんばかりに・・・ユベントスにいたからイタリア語、よくわかってしまったんだろうな。*今日の昼はいちじくパンがあったので、とうとうワインの小瓶を開けてしまいました。夕方は築地の社長からひさしぶりに電話。あやうく役員にさせられそうになっていました。あぶないでしょ! 夜はカレーも作りましたよ。ネパールの代理店 プラカシュさん?と9月の旅行の計画についてやり取り。

◇備忘2

クジラ島の少女

クジラ島の少女

  • 出版社/メーカー: アミューズソフトエンタテインメント
  • 発売日: 2004/06/25
  • ◎いいですよ~ ぜひ見てください!

日本社会とは何か―「複雑系」の視点から

日本社会とは何か―「複雑系」の視点から

  • 作者: 浜口 恵俊
  • 出版社/メーカー: 日本放送出版協会
  • 発売日: 1998/06 メディア: 単行本(ソフトカバー)
  • (濱口) 構造:タテ社会の人間関係 パーソナリティ:甘えの構造 ベネディクト 恥の文化  「関係場」の発想 ナーガルジュナ 自性 他性 縁起、湯川秀樹、西田幾太郎
    「状況方行為」 ナホバ族 絶対的原理によらず、伝統的しきたり・状況的倫理に従う。恥の意識を強く抱き、仲の良い関係を常に望む。⇒このような社会システムは「複雑系」の社会版といえる。対人関係における不確定性。相互信頼相互依拠を基本属性とする「間人主義」の考え方。世界的にもこの関係重視の原理が重視されてきている。 

ダライ・ラマ来日講演集―智慧と慈悲

ダライ・ラマ来日講演集―智慧と慈悲

  • 作者: ダライラマ14世テンジンギャツォ
  • 出版社/メーカー: 春秋社  発売日: 2000/12
  • ◎ ~欲望と執着の区別 欲望の中にはポジティブなものもある 執着を抑えるには満足を知る心。物には固有の実体はないという空の概念 (量子論) 縁起=他に依存して存在する(全てのもののありよう)

    仏教の修行をする上で一番大切なことは、日常生活において、その日一日の自分の心の中の行いがどのようなものであったかを注意深く調べながら、間違った行いを止め、正しい行いをするように、自分の心を見守って行くことです。
    五見・十惑 十の悪い行い 殺生・盗み・邪淫・嘘・中傷・荒々しい言葉・くだらないおしゃべり・むさぼりの心・他を害そうとする心・邪見を持つ心

    宗教の信者といっても、それで修行せず、心を鎮められるわけでなく、かき乱されている。執着や怒り・無知などに惑わされていれば、煩悩に支配されているから、自分を欺き、自分の利益を図るために宗教の名前を利用してしまう。それぞれの宗教は愛を育むためのユニークな方法を持っているので、それぞれの基本的な方法論は違っていても重要なことではない。世俗の道徳観念然り。

    近代社会においては、本質的な人間性(思いやりのある、より慈悲深い、愛情深い)が失われてきている。そして、実りのある人生、幸せな人生というのは、安らかな心によって得られるものであり、それは愛と思いやりのある優しい心を持っているときにのみ得られる。

  • 科学技術で生活は楽になったが、自然を思いのままにコントロールできるという考えでは間違った方向に進む恐れがある。私たちも自然の一部であるので、自然に依存して生きて行く知恵を学ばなければならない。

    (レオ トマス)ニュートン物理学に基づくデカルト的な(我思うゆえに)、自分と自然界は切り離された存在として認識していると、孤立した存在として感じ、自分が生き延びて行くためには、この世界を何か危険なものとして感じて、どんなものでも利用しなくてはという思いが生じて利用し始める。テクニックとして、欲望・怒り・プライド・無知(煩悩) これが自然破壊につながっている。自分自身と世界との関係を、エコロジカルな全宇宙的なレベルに高めて行くべき。

    (笠原)意識という精神的リアリティーを大切に、いろいろなリアリティーを統合して、エゴにとらわれない力強い精神を養い杣イ、ホリスティックな考えにつなげる。

  • 静寂心―感情的生活から脱却するために 静寂心―感情的生活から脱却するために

    • 作者: 松原 哲明 出版社/メーカー: 祥伝社 発売日: 1995/07 メディア: 文庫
    • △ ふむふむ ~煩悩の原因は他人ではなく自分に。無門関提唱(1960年)。慢心と我執。動中の工夫。上野原の青苔寺。あまりに饒舌な現代における沈黙。旅の素晴らしさ。腹式呼吸。仏教詩人 坂村真民。「生死一如」。生きていることと死ぬこととは違うことではなく単なる一現象にしかすぎないという。
    風と尺八遍路旅

    風と尺八遍路旅

    • 作者: 小野田 隆
    • 出版社/メーカー: MBC21
    • 発売日: 2002/02
    • メディア: 単行本
    • △ふむふむ ふむふむ。なにか中途半端。でも、そのスタイルは憧れ。


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安達太良山 読書録 [山のこと]

◇早いものでもう、一年も半年が過ぎて7月です。週末土曜日の安達太良山は雨で何も見えず、好転するかと思っていたのに ざあざあの雨になって、ほうほうのていで下りてきました。智恵子の空にはほど遠い=雨降り智恵子さん・・・それなりに良かったことを添乗員として言わねばならずに考えたのは「雨が降って水不足にならなくてすみそうです」とか、「夏山の前にいいトレーニングができましたね。」「雨でもくじけませんでしたね。」くらいでしょうか。お客さんはよく歩かれたと思います。こちらのツアーのお客さんは、皆さんそれぞれのクラブでそれなりに歩ける方なのでけっこうタフでいらっしゃるの方が多いです。

◇日曜日がひさしぶりに空いたので参禅しました。どんどん人が増えてきてるような気がします。座禅後の話。最近は女性がお坊さんを継いだり、お墓を別に用意したりすることが多い。親の面倒を見たり、お墓の心配をするのもやはり女性。ところでいっぽう、お坊さんの勉強をしたりするのはやはりまだ男性のほうが多い。多くの女性はそれが「流行」らないと乗ってこないのかなあ(ヨガみたいに)。

◇女房が、僕がニューギニアからもらってきたかもしれない ウィルス性の風邪(肺炎だったかも)にかかっていたのですが、1週間を経てやっと快方してきて一安心しました。熱帯でも肺炎があるのかな。*サッカー代表の中田が現役を引退する報。29歳。残念です。疲れてしまったのでしょうか。飽きてしまったのでしょうか。4年後には思い直してWカップにいてほしいものですが。

◇久しぶりに映像・読書の備忘

ムーラン・ルージュ

ムーラン・ルージュ

  • 出版社/メーカー: 20世紀フォックス・ホーム・エンターテイメント・ジャパン
  • 発売日: 2005/07/07
  • メディア: DVD ○エンターテインとして素直に面白い。キッドマン!
人生の宝物はあなたの心を掃除したとき見つかる

人生の宝物はあなたの心を掃除したとき見つかる

  • 作者: コリン・ターナー
  • 出版社/メーカー: PHP研究所
  • 発売日: 2003/10/02
  • メディア: 文庫

あなたに奇跡を起こす小さな100の智恵

あなたに奇跡を起こす小さな100の智恵

  • 作者: コリン ターナー
  • 出版社/メーカー: PHP研究所
  • 発売日: 2002/01
  • メディア: 文庫
人の目を気にしなければ人生はうまくいく

人の目を気にしなければ人生はうまくいく

  • 作者: 本多 信一
  • 出版社/メーカー: 成美堂出版 発売日: 2000/09 メディア: 文庫
心の整理が上手な人・下手な人―人生を元気にする6つのプラス発想

心の整理が上手な人・下手な人―人生を元気にする6つのプラス発想


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続 ニューギニア:カーゴ, 水木しげる [話しておきたい]

◇WCグループリーグ3戦1分2敗=早期敗退ショック!もあって、今週は疲れてよく寝ました。急に蒸し暑くなったから? 歯のインプラント治療費が数十万円かかることになったから? どうもニューギニアについて消化するには時間がかかっていたような感じです。(夕方、瞑想したら少しすっきり) * ニューギニアの人の、ちょっとショックなほどの人の良さを目の当たりにして、少し気が付いたことがあります。日本人の資質を考えるときに、その仲良さ・人のよさ・お人よしさ・能天気さ・幼稚さが。あまり朝鮮人・アイヌ人・縄文人のルーツからは結びつかなかったのですが、ひょっとしてあちらの南方系の特質ではないではないかと。規範的なものとは対極的な、だらだらとしたまったりとした、それでいて居心地の良い、しかしどこか達観しているような・・・ 日本人の性根の奥底にそんな諦念は横たわってはいまいか。

 ホテルの装飾

◇ ニューギニアのMount Hagen 地方空港の待合室は、ただでさえ、冷房がなくて窓も開いていなくて熱気がこもっていたのですが、折り返し出発となる飛行機が着陸するとどんどん増えてきていた 乗客と見送客の熱気が最高潮になり、通常では理解しがたい大きな力に気圧されて、はぁはぁ、と ほとんど酸欠状態になりました。ポートモレスビーに戻って現地の日本人に聞くところによると、これが「カーゴ(積み荷)信仰」(飛行機・積み荷を神とみなす)の名残なんだそうです。百聞は一見(一体験)に如かず。さらに地方・田舎の空港に行くともっと熱狂がすごいんだそうです。 

 ホテルの写真1

 ◇昨日、水木しげるさんのニューギニア紀行の録画を見ました。北方大河沿いに精霊を求めて溯るのです。河奥にひそむ精霊について、水木氏のスケッチと霊感の強い村人のイメージがワニに重なります。祭事に、鳥をイメージした彼らの全身へのペインティングはそうして自然なものを衣装にしてに少しでも精霊に近づこうとするのだそうです。夜中音楽を演奏し、精霊の到来を感じて陶酔して朝方にお帰りいただきます。彼らはいつも腹6分目で、果たしてあまり食べませんが、水木氏によると、そのくらいが「妖怪感度」がいいのではないかということだそうです。

 ホテルの写真2


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貧乏、 能生 権現岳-鉾ケ岳 [山のこと]

◇昨日は録りためていた映画を3本も見てしまいました。「泥の河」「阿弥陀堂だより」「楢山節考」です。共通点は「貧乏」。ニューギニアで久しぶりに(失礼な言い方に聞こえてしまうかもしれませんが)きわめて貧乏を目の当たりにしました。彼らにとって 私たちがふだん何気に使っている「通貨」はとてつもない価値を持つもののようでした。日本でもつい最近まで農村を中心として貧乏だったようですが、ほんとうの貧乏は「無知と合わさって、おぞましいほどの争い・偏見を生み、因習・掟で人間を縛って暗部に落とし込む恐怖を持ち合わせていましたが、いっぽう、物質的な作為を余計に当てにしない分、自然を背景にした死生観により精神的な健康を維持できていた」とのことようです。阿弥陀~でも「質素なものばかり食べていたのが長寿につながったのだとしたら、それは、お金がなかったからできたことなのです。貧乏は有難いことです。」とも言っています。貧しい poor という言葉には区別が必要ですね。

 阿弥陀堂だより 特別版

楢山節考

楢山節考

  • 出版社/メーカー: 東映
  • 発売日: 2002/07/21
  • メディア: DVD

◇先週末は新潟へ。行きに野尻湖のピザ屋を紹介して寄って昼食しました。今年は昨年とはまたちがう棚田を貸してもらいました。秋の収量は多く見込まれます。海が遠望できて、海風が吹き上げる気持ちのいいところで、BWにもけっこういい! 5月にすでに田植えはしてありましたので、今回は草取りです。去年悪戦苦闘した「こより」とは違う種類で稲と抜き間違うことはありませんでしたが、田んぼに水が十分でないところは草が乾燥して抜きづらく、けっこう労力を要します。途中、地元の方に錦鯉の養殖場などを見せていただきながら、夕方、陽の沈むまで働き、温泉、食事。でも、お酒を少し飲んだら、ニューギニアの疲れもあってか、すぐに寝てしまいました。ただ、翌朝は4時に起床。昨年からの課題であった権現岳に登山しました。登りの半分をロープを頼りに身体を引き上げるというようなハードなものでしたが、意外に早く登れたので鉾ケ岳まで足を延ばし、溝尾というところに下りつきました。その日は8時前には帰宅できました。

 金冠から権現岳を遠望


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