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ムスメ 順調に [家族のこと]

誕生1ヶ月も過ぎてまるまるとしてきました。泣き声も張りがあって耳にこたえます。
春を迎えて山稼業もむくむくと・・・ あー、ばたばた忙しい! ような気がする・・・

先日、と言っても先月末ですが、尺八グループの合宿に顔を出しました。ひさしぶりに吹けてうれしかったなあー

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ムスメ 即別居 [家族のこと]

土曜日に女房の実家に行って置いてきてしまいました。女房は疲れぐあいがかなりで、実家で栄養を摂って静養してもらえたらと思います。今まで静かにしていた虫歯も急に痛くなって、遠くの休日診療の歯医者に行ったりしました。

それにしても、赤ちゃんに夜ぐずられたりしてたいへんだったのがとりあえず解消されたのですが。あー、せつない・・・ 女房の話によると、いちど「あははは」と声をあげて笑ったそうです。まちがいないそうです。  


ムスメ お話ししたい? [家族のこと]

かわいい赤ちゃん。日に日に表情も豊かになってきて、眺めていてあきません。昨日はしばらくこちらの話しかけに応じているようでまるで会話を楽しんでいるかのようでした。また、お義母さんが来てくれていたのですが、こちらの会話に合いの手をいれるように声をあげることも。会話に加わっている気分なのでしょうか。

でも、あまり過剰反応しすぎても、「甘えん坊」になってしまうようで憚れます。ここは心を鬼にして!?


ムスメ 同居スタート [家族のこと]

昨日、1週間の入院生活を経て退院して同居生活=育児生活が始まりました。って、けっこうたいへんです。赤ちゃんのリズム=3時間ごとに合わせなくてはならないので・・・ いい年しながら新米の夫婦はあたふたと消毒・準備・後片付けなどに追われてふらふら。今日などは、夕方になって昼ごはんを食べていないことに気づきました。赤ちゃんに合わせてお昼寝なども。


ムスメ やっと目が合いました [家族のこと]

生まれた瞬間はなんと申しましょうか、「出てきたあ」で、次に横に寝かされて、間近で対面したときに「可愛いじゃん!」というのが頭に点灯。・・・ 自分の子にしては! 僕の赤ん坊の頃の写真はコロコロしてでっぷりしたのばかりでしたので、意外や意外。

さて、起きている時間も少ないなかで、なかなか目を開けているときもないのですが、やっと目が合いました。あーあー、フォーリンラーーブ。「ハートブレイク」とは失恋のはずですが、そんなフレーズが浮かんできました。みなさま、本当にどうぞムスメをよろしくお願いします。名前の決定もまぢかです。


ムスメ 誕生 [家族のこと]

先月半ばに女房が休職して、昨日まで。まるでずーっと続くかのような2人のまったりした時間が今日の深夜、突然終わりました。そうなることは何ヶ月も前からわかっていたのですが・・・ 昨日、江ノ島水族館に行って、オーシャン・モスで遅いランチして買い物して夕方に帰宅して、それから僕だけ東京に出て用事を済ませて、日付が変わりそうなころに帰ってきたのですが・・・

それから女房の破水があったのです。深夜に入院、今日午前中いっぱい陣痛に苦しみ、そして とうとう、昼過ぎに2950gの女の子の赤ちゃんを授かりました。母子ともに元気で、娘はもうお乳をいっぱい飲み始めました。だいたいおとなしく寝てとてもいい子です。お義母さんと義妹がきて誰に似ていそうということで盛り上がりました。

それにしても可愛い・・・ 非の打ち所がない・・・ これが親バカか


読書録 2007(2) [本のこと]

(品格の時代なので「話し方」も)

いい言葉は、いい人生をつくる―いつも私は「言葉の力」を味方にしてきた (成美文庫)

いい言葉は、いい人生をつくる (成美文庫)

  • 作者: 斎藤 茂太 発売日: 2005/01 ◎ 今年お亡くなりになったモタさん。気に入った言葉は手帳にメモして残されていたとのこと。

  • 上品な話し方―人をひきつけ自分を活かす (知恵の森文庫)

    上品な話し方―人をひきつけ自分を活かす (知恵の森文庫)

    • 作者: 塩月 弥栄子 発売日: 2002/04  □作者: 塩月 弥栄子 発売日: 2002/04 ○ 桂三枝さんの会話キーワード 「シタシキナカ」 :趣味・旅・仕事・気候(天気)・仲間・家族 。思いやって誠実に豊かに話す。「カキクケコ」 感動することに照れないこと、緊張感を楽しむ、くつろぐ、決断力、好奇心を持ち続けること。
     
言っていいこと、悪いこと―日本人のこころの「結界」 (知恵の森文庫)

言っていいこと、悪いこと―日本人のこころの「結界」 (知恵の森文庫)

  • 作者: 永 六輔 発売日: 2002/05  ○高校の先輩でいらっしゃるらしい。有機の「機」は「物事の細かい、複雑な仕組み」の意味が含まれる。震災時、避難所でリーダー格の人は行動力があるから先にいなくなってしまった。「くよくよ」とは煙のくゆる様子からと「悔い」がありありとする様子からの2説がある。夜中に高橋竹山さんを訪ねたとき、暗がりの家で「目あきがきたから明かりをつけろ」。子供の才能について「鋭きも鈍きもともに捨てがたし。錐と槌とに使い分けなば」。「いきの構造」(九鬼周造)より、粋の要素:気骨・媚態(つや)・東洋的な諦観。テレビでトレーニングする総会屋。音楽家が特殊という感覚はなくなった。黄檗宗・黒滝山不動寺(妙義)などなど。

    明るい話は深く、重い話は軽く (知恵の森文庫)明るい話は深く、重い話は軽く (知恵の森文庫) 作者: 永 六輔  発売日: 2003/09  ○ むかしの子供は学校で教わらないことをどれだけ知っているかにプライドがあった。歳をとると自分の世界が大事。プライド。助けてもらいたくても耐えるのを選ぶ老人は少なくない。春に収穫を祈り、秋に収穫を感謝する。その間にあの世とこの世を繋いで人と霊が交流するお盆がある。名もない人たちの日常の唄「梁塵秘抄」・桃山晴衣。「午後の遺言状」老人のあせり・悔しさ・贖罪。最近の登山者は何が何でも頂上を目指すように、この国はひたすらてっぺんを目指したので下り方がわからない。落語みたいな歌を唄をすすめてデビューしたさだまさし。永さんの旅支度は一澤帆布の手提げ一つ。落語は仏教の説教の高座から生まれてきた、となど。
  • 人の心を虜にする“つかみ”の大研究

    人の心を虜にする“つかみ”の大研究

    • 作者: 近藤 勝重  発売日: 2000/12 ○ サンデー毎日の編集長。いつ誰に対してもトーンでしゃべる関口宏氏。自分のことは言わずにフリが早い。それが安心感・信頼に。竹下登の最強語「さすが」「なんと」「まさか」。淀川長治の「それでどうなったの?」「もっと聞きたいな」。小三治さんの「つかみはお客さんを自分と同じ気持ちに引き込むこと」。面接には体験談を。「いやがることをやる」と言った石橋湛山と正直の徳目。団塊の世代には若さをフォロー。言い切りのカッコよさ。松本人志について笑いに長けた
    頭がいい人、悪い人の話し方 (PHP新書)

    頭がいい人、悪い人の話し方 (PHP新書) 作者: 樋口 裕一 発売日: 2004/06 △ 上司:道徳的説教・他人の権威・根拠なし・少ない情報・ケチつけ・抽象的な話・矛盾と詭弁多い自説・自分の価値観・ケム巻き。人望得られない:おべっかばかり・ありふれたこと・正論ばかり。ってこの本そのものでは。小学生じゃあるまいし。

    頭がいい人の「自分を高く売る」技術 (角川Oneテーマ21)

    頭がいい人の「自分を高く売る」技術 (角川Oneテーマ21)

    • 作者: 樋口 裕一 発売日: 2005/08 日本人の悪い癖で予行練習が長くてあとで実行しようとする傾向があるが、その前に辞めてしまうことが多いので実行が練習と考えたほうがいい。プレゼンテーションで最重要なのは下準備で、きちんとシナリオを作る。口調や声のトーンも大事。筋書きは、問題提起「だろうか」=意見提示「たしかに しかし」=展開=結論。ゆとり教育の生んだ?「みんなと一緒でいい」という、妙な平等意識。このシリーズはけっこう売れている。タイトルもいいんだろうなあー
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    接客力<プロ>検定 (ビジネス力テスト)

    接客力<プロ>検定 (ビジネス力テスト)

    • 作者: 山田 みどり 発売日: 2006/01/26 △ 高額商品に悩むお客様へ=一緒に悩む。安いのを不信に思うお客様へ=安さの理由を具体的に説明。「聞いていない」というクレームには=平身低頭でお詫びを(買う気満々のお客様にも冷静に商品説明を)。お客様同士の意見対立=否定的意見をよく・賢くしてフォローする。まちがった意見に対して=肯定した後に正しい意見を。迷いをとり除く一言=商品のセールスポイントの説明とここ一番のランク付けが有効。興味ありも踏み切れない=「応酬話法」別の切り口からも商品の魅力をアピール。閑散期=「メリコの法則」 目立たせて・理解してもらい・好感を持たせる。接客上手=かきくけこ:感動・気づき・工夫・継続・行動・コメント・コーチ。ふむふむ。

    「喜びを歓びに」 クラブツーリズムのホスピタリティ 1998年4月1日 ○ 個人で回るより3倍くらい効率がいいのがツアーの良さ。無性にあの仲間に・ツアコンに会いたい気持ち。トラブル時、現在の状況を隠さずに説明し、参加者に判断できる材料を可能な限り提示することも大事。遺跡から伝わってくる知の感動。一定のペースを強制しないよう配慮、「がんばって」が辛い。添乗ではお客さまの様々な生き方を知り、人生勉強をさせられ、啓発されること。「ベテランでも義務的だったり仕事と割り切る部分がなく、旅を謳歌してツアーを楽しくしたと思われる。」 お互いに気持ちよく旅しようという気持ち。

    なりたい!!ツアーコンダクター

    なりたい!!ツアーコンダクター

    • 大栄出版  発売日: 1998/05 △ツアコンとは出過ぎないスーパーマン。お客様と同一線上にいないといけない。月収8万円!? 何度も見る風景を、お客様が喜んでいるのを自分の喜びとできるのが仕事の本質。外国では一流のホテルの利用もあるし、不安感も与えないように、スマートに仕事をこなせるように。年間200日添乗?自分のスタンスを決めてレベルアップを目指さなければならない。旅行業界は人材!
  • スチュワーデス乗務日記(フライトエッセイ)

    スチュワーデス乗務日記(フライトエッセイ)

    • 作者: 浅野 真弓  発売日: 1989/12/05 △ ノーコメント
    女性ガイドのしなやか登山術

    女性ガイドのしなやか登山術

    • 作者: 樋口 英子 発売日: 2002/08 ○登りたい山に必要な体力と「余裕」。気持ちのいい山登りをするために何かしているか?出発前1週間前の準備!本格的でなくても岩場・軽アイゼンになれるための訓練を。装備・衣類・水の飲み方・山の登り方は言われていることや決まりを鵜呑みにしないで臨機応変に対応すること。まさか、は起きるもの。ヘッドランプ。終了近くに起きるアクシデント。初めての用具の使用の場合、参考前に実際に見て確認することも大事。楽だけでも飽きるし、キチンと山に取り組むことも大事=緩急自在に。山と人との間にある有形・無形のかがやき。
    (妻が妊娠しました。少しは勉強しなくては。)
    赤ちゃんが来た (朝日文庫)

    赤ちゃんが来た (朝日文庫)

    • 作者: 石坂 啓  発売日: 1996/09  ○ 出産っておもしろい体験!?
    にんぷ天国 (光文社文庫)

    にんぷ天国 (光文社文庫)

    • 作者: 伊藤 理佐, 岡崎 香 発売日: 1998/06 ○出産ってイベント?
    男が知りたい女のからだ―なかなか聞けない87の疑問 (ブルーバックス)

    男が知りたい女のからだ―なかなか聞けない87の疑問 (ブルーバックス)

    • 作者: 河野 美香 発売日: 1999/07 △ 男だけでなく女性自身だってそんなに分かっていない・・・ 子供を持ちたいという願望や拒否、夫や姑など心の葛藤や不安が自律神経系や内分泌系に作用して妊娠しにくい状態を作っていると考えられる。
    胎児は見ている―最新医学が証した神秘の胎内生活 (ノン・ブック)

    胎児は見ている―最新医学が証した神秘の胎内生活 (ノン・ブック)

    • 作者: T. バーニー 発売日: 1987/10 ○ 胎児に唯一最大の影響を与えるのは母親の胎児に対する態度。胎児期の潜在的な記憶。欝病も? 母子の絆。母親の直感:アフリカでは赤ちゃんの気配を察知。出生時体験・出産時の感情。子供を尊重する・エンジョイする・しつけ・親近感・自分自身。 
  • やっぱり胎児は天才だ―伸びる伸びないは10カ月で決まる (ノン・ブック)

    やっぱり胎児は天才だ―伸びる伸びないは10カ月で決まる (ノン・ブック)

    • 作者: 千国 宏文  発売日: 2001/07 ◎ 35億年の進化を10ヶ月で。胎児の新皮質に大量の良質情報をインプット+愛情を。耳で聞くよりマインドで。楽しみにしているメッセージ。などなど。
     
     
    私は赤ちゃん (岩波新書)

    私は赤ちゃん (岩波新書)

    • 作者: 松田 道雄 発売日: 1960/03 ◎ 古い本だけど赤ちゃんの視点から日常の様々なできごとを眺めているのがおもしろい! 赤ちゃんはかしこいんんである。周りの余計な干渉がなんと多いことか。
    (で、お父さんもがんばらないといけませんが)
    人生後半を面白く働くための本

    人生後半を面白く働くための本

    • 作者: 小川 俊一  発売日: 2002/06 ○ 人は何のために働くか:生計・社会関係・自己実現。面白ければ仕事と趣味に違いはない。面白い気持ちで取り組むかどうか、という内発力の有無で、いつでもゲームに変わるし、みじめな奴隷労働にもなる可変的なものである。人間の幸福には感情が大きな要因として働いている。心躍る気分。組織はいつも誕生当時の柔らかさを失い、「みずみずしい感性」が失われる。自分らしさ・本領。面白さの原理は「好き=内発・能力・世間の求め=外発」でそれらが一致すれば面白い。自由業、ヒマなときは「仕掛作り」を。口・手・足の組み合わせ。スローに。自己完結型に。「心が開いているとき、この世は美しい」(ゲーテ)。日本文化はプロセス(道)を楽しむ「道楽型文化」で、道中を楽しむ、ゆとりの心を持っていた。楽しむために苦しまねばならない。ストレス・壮年の感情力(おどろき・ときめき・ひらめき)低下・若年の感情暴発。はまり=没頭に出るFmシータ波は禅僧瞑想時の脳波。子供の頃は面白かった。細部まで見えた。感動することを失わないように。
    ワクワクするビジネスに不況は、ない―「手にした瞬間」から、利益を生み出すコツがわかる本 (知的生きかた文庫)

    ワクワクするビジネスに不況は、ない―「手にした瞬間」から、利益を生み出すコツがわかる本 (知的生きかた文庫)

    • 作者: 小阪 裕司  発売日: 2005/07 ○ みんなワクワクしたい・感動したい・新たな自分を発見したいのだ。今のマーケットは、ビジネスの根源に、自らの創造性の源から湧いてきた何かがなければ伝わらない・通じない時代といえる。ワインの突然の売れ出し:「お待たせしました。やっと入荷しました。」 伝説。自己実現とは本能的な欲求である。「共通のワクワクを持った人辰による縁」。顧客を楽しませ、心からもてなし、ワクワクさせ、感動にいたらせよう。顧客その人を知ろうとすること。毎日・毎月のように足を運んでもらうことを第一に考えるべき。ワクワクに創造の瞬間が。 
    成功だけを考えろ!―人生が元気になる100のポイント

    成功だけを考えろ!―人生が元気になる100のポイント

    • 作者: 成川 豊彦  発売日: 1996/08 ○ 誠実さと向上心が人に感動を与え、これで世間と渡り合っていける。目標をもつ・期限を切る・精神を強く豊かに保つ、という初心を忘れない。毎日最低1万歩・70分で、全身の血行が良くなり、足裏のツボが刺激され、脳が活性化される。情報は共有化して、鮮度を優先させる。相手のことを考えて自分の言葉で伝えることが「生きた連絡」で連絡の本質である。ひとつのクレームの背後には無数の不満が。同業者にないものを見つけてPRODUCEする。人に教えることが最高の勉強である。:自分の欠点がわかり、表現力を養い、人脈が広がる。トラブルには明るく対処:歓迎する。事実関係をはっきりさせる。プロにも依頼。相手のプラスになるよう落としどころを見極める。トラブルから相手の信用を得て、自社商品を改良し、教育される。
    (よる年波にも抗して)
    脳が若返る30の方法 (中経の文庫)

    脳が若返る30の方法 (中経の文庫)

    • 作者: 米山 公啓 発売日: 2006/09/01 ○ 好きなことをやっていればあまり疲労を感じず、脳は元気になり、それどころさらに極めるために変化する。スランプのときは十分な休養が必要。道迷い時の空間的な思考や、新しい体験も脳神経細胞が増える。音の遮断。足の指先部分は開発しがいがある。音読は刺激が多い。適度な緊張感は必要。ある環境で最高に能力が発揮できたときそれが才能になる。直感は苦労や悩みの記憶の蓄積。脳の唯一のエネルギー源はブドウ糖なので朝には絶対必要。食後2時間後に脳はいちばん活性化。固いものをたくさん噛むことで活性化も。散歩は五感を鍛えてよい。アイデアとは記憶の断片の結び付けの結果、たくさんの無駄からすばらしいものも生まれる。ひねり出すものでなく、目の前のものをヒントに生み出されることが多い。講演会などで聴くだけ・インプットも必要。
    40歳からの元気食「何を食べないか」―10分間体内革命 (講談社プラスアルファ新書)

    40歳からの元気食「何を食べないか」―10分間体内革命 (講談社プラスアルファ新書)

    • 作者: 幕内 秀夫 発売日: 2002/12 ○ 40代は食の実験の最初の被験者。人生後半を健康に過ごすには40代が最後のチャンス。それは伝統食で。良質のたんぱく質は煮豆。漬物。「一日30品目」という愚。減塩運動の誤り。我を忘れる・夢中になる時間が必要。
     
    (世情はしんどくなるばかりですが) 
    他人を許せないサル (ブル-バックス)

    他人を許せないサル (ブル-バックス)

    • 作者: 正高 信男 発売日: 2006/08/18 作者: 正高 信男  発売日: 2006/08/18 ○ 出会い系サイトと昔なつかしい体の密着に寛容な文化への回帰。匿名とIT世間。言葉を獲得して森羅万象を説明できるようになったがために、説明できない状態が不安に。ふれあいとぬくもりのサル社会。受身のテレビ世代。自分というものが身体の輪郭を越えて外界へ大きく拡大してしまった。他人と比べた自分しか見られなくなった。結果、なんとなく皆がしているようなところに埋没している。その流れで、ケータイ村八分、あいつが許せない。自分ひとりが損している妄想に。
    他人を見下す若者たち (講談社現代新書)

    他人を見下す若者たち (講談社現代新書)

    • 作者: 速水 敏彦 発売日: 2006/02 ○ 「いまどきの若者は」的なベタな世代論への批判を抜きにすれば、上記とこの2冊は、最近のITの干渉をどのようにか分析しているか興味をもっています。ゲーム脳などで思考がパターン化・想像力の減退を憂慮しています。



    となりのクレーマー―「苦情を言う人」との交渉術 (中公新書ラクレ 244)

    となりのクレーマー―「苦情を言う人」との交渉術 (中公新書ラクレ 244)

    • 作者: 関根 眞一 発売日: 2007/05 ○ そうした自分本位の行き着く先がクレーマーである。ただ、本書では聞く立場に視点をおく。人間の成熟度はどのくらい人の話を聞いて機微を知り、相手を思いやることが出来るか、そしてそうしなければ人の心をつかむ話し方ができない、ということである。基本動作:非があれば真摯に。感情を抑え素直に聞く。正確にメモ。あわてず冷静に考えて説明。現場を確認。対応を迅速に。一般の苦情とクレーマーと区別。平等に苦情対応を。
    こうなったら・・・
    ぐれる! (新潮新書)

    ぐれる! (新潮新書)

    • 作者: 中島 義道  発売日: 2003/04/10  ○ (実はもうぐれてますが。) 人生を完全に降りることはこわいので「半分」降りてその代わり真剣にぐれる。えぐりだして血祭りに上げようという周りをだまして楽しみながらぐれる。すなわち「戦い」の外に出ることを表明。女と違って男は(男女の監視下)男を捨てることができない。それでぐれることもできる。むかしは40歳で老人だった。現代日本の価値観は「仕事に生きがいを感じそれによって他人をも幸福にする」ことで「出番なし」といわれることは絶望に。人間存在は「死への存在」で、自分自身の死と向き合わないすべてのあり方は「非本来的」である(ハイデガー)。「(自分の美学を完成させて)ぐれて死のう!」

    読書録 2007(1) [本のこと]

    半年ぶり、いやもっとか。いい本もだめな本もここでいっきにどどんと。

    (ペルーもの)

    インカの反乱―被征服者の声 (岩波文庫)

    インカの反乱―被征服者の声 (岩波文庫)

    • 作者: ティトゥ・クシ・ユパンギ, 染田 秀藤
    • 発売日: 1987/12  ○この書は300年以上も無視されていたが、1877年に日の目を見た。 インカ族は「まちがいなく、彼らはビラコチャです。」と征服者をまちがえ、「これからはずっと諍いをせずに、平和に仲良くくらそうでないか」と進めたが、征服者スペイン人のみならず、他の民族集団も相手に戦わなければならず、突然に帝国を失った。
    ナスカ・砂の王国―地上絵の謎を追ったマリア・ライヘの生涯 (文春文庫)

    ナスカ・砂の王国―地上絵の謎を追ったマリア・ライヘの生涯 (文春文庫)

    • 作者: 楠田 枝里子  発売日: 2006/02 △地上絵の謎を追った、マリア・ライへの生涯。最近の大臣たUFO発言に地上絵を挙げている者もいたけれど、僕はそれは大いなる勘違いと、南米の文明への無知と侮辱でさえあると思う。
    アルベルト・フジモリ,テロと闘う (中公新書ラクレ)

    アルベルト・フジモリ,テロと闘う (中公新書ラクレ)

    • 作者: アルベルト フジモリ 発売日: 2002/02  ○ 在日中に執筆されたか。「テロリストの闘争哲学はただ一つ、国家を恫喝して譲歩を迫ること。テロリスト殉教者は高学歴・西欧的な人物で狂信的な者でない。」「ペルーの代々の為政者は引き継ぎに気を配るものはいず、非能率で機能麻痺している。」 結局、自国へ送還されたフジモリ元大統領だが、最近、裁判中の映像がテレビで放映された。南米人、日系人でさえもある程度いたしかたのない見解を示すが、本書と僕が見聞きしたことからするに、人種差別的なにおいがしないでもない。彼は貧困とテロと戦った戦士だったと思う。テロの火を消し止めて経済を安定させることになったということ成果は、誰しもが認めることなのに・・・○ 在日中に執筆されたか。「テロリストの闘争哲学はただ一つ、国家を恫喝して譲歩を迫ること。テロリスト殉教者は高学歴・西欧的な人物で狂信的な者でない。」「ペルーの代々の為政者は引き継ぎに気を配るものはいず、非能率で機能麻痺している。」 結局、自国へ送還されたフジモリ元大統領だが、最近、裁判中の映像がテレビで放映された。南米人、日系人でさえもある程度いたしかたのない見解を示すが、本書と僕が見聞きしたことからするに、人種差別的なにおいがしないでもない。彼は貧困とテロと戦った戦士だったと思う。テロの火を消し止めて経済を安定させることになったということ成果は、誰しもが認めることなのに・・・
    (日本の心象)
    宗教の自殺 さまよえる日本人の魂 (ノン・ポシェット)

    宗教の自殺 さまよえる日本人の魂 (ノン・ポシェット)

    • 作者: 梅原 猛, 山折 哲 発売日: 1999/06 ○ カルビン=ウェーバー=ダーウィン的適者生存・自然淘汰・進化論と資本主義。そのキリスト教的善悪二元論を乗り越える、ドストエフスキー・ニーチェの「善悪の彼岸」 「悪霊」「神は死んだ」。もともと突き詰めて考えずに肩すかしをくわせる日本人。しかし、近代ではルサンチマン(怨念感情)の緩和させることのできなくなった。人生はあの世を標準に考えたほうがいい(梅原)。明治以降の仏教者は西欧にならって霊魂を否定するようになった。武士道は克己(=切腹)において生き方を示したが、道徳や善悪の問題ではない。善悪を超越したひとつの心境(勧進帳)があった。慈悲。倫理。無常観。煩悩即菩提。戦後日本では、神なき時代・人間中心主義となったが、集団の倫理は発展したかもしれないが個人的な責任倫理のほうは考えてこられなかった。自然を取り込んだ新らしい倫理が確立してほしい。未来永劫の生命につながっているという自覚を。自然と人間を一体化する仏教(アイヌの宗教は日本神道の源流をなすと思われる。)
    日本的霊性 (岩波文庫)

    日本的霊性 (岩波文庫)

    • 作者: 鈴木 大拙 発売日: 1972/01 ○ 精神は心・魂・物の中核。日本的霊性は、平安時代の恋の哀れのなどという観念世界を脱して、鎌倉時代に禅と浄土系思想によって初めて明白に顕現し、その霊性的自覚が現在に及ぶ。

    • 魂にメスはいらない―ユング心理学講義 (講談社プラスアルファ文庫)

      魂にメスはいらない―ユング心理学講義 (講談社プラスアルファ文庫)

      • 作者: 河合 隼雄, 谷川 俊太郎  発売日: 1993/09 □ 河合さんは今年亡くなられてしまいました。 (1) 心の病。死への恐怖。正常と異常。日本人の悩み癖・自意識過剰・反省過剰はよくない。 (2) 夢のもう一人の自分 独立と孤立。社会というものはつねに一人の人間においてしか顕れない。
      心の底をのぞいたら (ちくま文庫)

      心の底をのぞいたら (ちくま文庫)

      • 作者: なだ いなだ 発売日: 1992/01 □なんとなく気に入らないやつ=暗黒・無意識の部分。人間は社会の外に出されれば危険にさらされるから、自然の掟より社会の掟のほうが大きな意味を持つ。人間は良心によってやっていはいけないことをしなくなる。逃げる夢は逃げたい衝動をあらわす(追いかける夢はあまりない)し、それは子供の本能的な遊びにも見つけられる。勇気とは逃げ出す自然の衝動を抑えつけるはげまし。人間の心の中ではそうして、本能と超自我がいつも戦っている状態にある。自我とはそれらを調和するもの。

        いのちが危ない!―スピリチュアル・カウンセラーからの提言

        いのちが危ない!―スピリチュアル・カウンセラーからの提言

        • 作者: 江原 啓之 発売日: 2005/04 作者: 江原 啓之 発売日: 2005/04 ○ 「いのち」を実感できない現代。人は孤独で愛の電池は充電されなければならない。「祈る」ことで「負の意識」に立ち向かって、愛と光のエネルギーに転じることができる。現代人は忘れがちだが、祈ることは「念力」。
    (トンデモ?本)
    三島由紀夫の 霊界からの大予言―地球は死の星と化し、生命は他の惑星へ移住する!

    三島由紀夫の 霊界からの大予言―地球は死の星と化し、生命は他の惑星へ移住する!

    • 作者: 太田 千寿 発売日: 1984/10 △ すごい。善の因子・・・宇宙から遺伝子が降り注いでいる。まほろば=富士=霊界へつなぐ橋。ポールシフト?太田千寿氏の自動書記の記録=膨大な量の霊界通信。信用度はともかく、どこからあのようなエネルギーが??
    太田千寿が解き明かす 霊界と天上界の大真実―「消された記憶を取り戻せ!」人類はサタンに騙されている

    太田千寿が解き明かす 霊界と天上界の大真実―「消された記憶を取り戻せ!」人類はサタンに騙されている

    • 作者: 太田 千寿 発売日: 1996/08 □ 地球は宇宙の縮小体にして運命共同体。芸術の復興を。真の芸術とは心理の中心に神の心と己の心の調和があるもの。人間には適正な速度があって、さかされてそれが続けば精神が疲弊し引き裂かれ、個人がだめなら当然人間関係などもずたずたになってしまいます。

    • 守護霊の奇跡―運命を切り開く霊のエネルギー

      守護霊の奇跡―運命を切り開く霊のエネルギー

      • 作者: 阿川 宗弘  発売日: 1985/01 □ あらゆる物質がバイブレーションを持っているが、人間のそれは格別。カルマの法則は否定しがたいが、それに押しつぶされずにカルマを立って自分を変えると釈尊は説いた。霊性を高めよ。それぞれの方法によって霊眼を開いて、霊界と現界の調和を図り平和と幸福をもたらす。
    (少し矯正して)
    人生の意味

    人生の意味

    • 作者: キャロル アドリエンヌ 発売日: 2005/09/01 ○ いったい自分が何をしようとしていたのか忘れてしまった、という経験を生まれたときにしてしまっている。心をオープンにしていれば、体内の振動数が増えてシンクロニシティ発生回数も増えてくる。エネルギーのレベルを高めればさまざまなものを磁石のようにひきつける。「人類は生化学・神経生理学的に互いに共鳴しあっている量子のスープの中で生きている。」 新しいチャンスをつかむためには、いつも見過ごされている自分の考えに気づくこと。孤独も人間を成長させる。エネルギーを回復するために、どんなに苦境でも自分や他人を許す訓練を。自分が味わってみたい究極の感情をじっくり考え、現時点でそのための手段を探すことに意識を集中する。何も考えないで直観力を強め、その直観力を信頼できることに気がつけばエネルギーを高められる。過去のトラウマにとらわれるとレベルが低下して正しい選択ができなくなる。

    スピリチュアルガイド―エンジェル・セラピー編 (ワニ文庫)

    スピリチュアルガイド―エンジェル・セラピー編 (ワニ文庫)

    • 作者: ドリーン バーチュー 発売日: 2002/10 □ 怒りに満ちたとき、怒りの感情を追い出し、そこに平穏が宿るための場所を作るように。仕事の本質とは与えることで、自分自身を外に放射して成長する。愛を抱いて生きていれば他者に必ず伝わるもの。犯罪に対する恐れや心配に過敏になっては負のエネルギーを呼びかねない。道に迷っていると捕らわれやすいが、変化する意識の中でちょっと立ち止まって何が大切なのか周りをよく見て見極めるように。天使の力を借りて自分の心の風景を見る。価値にこだわらず覚醒を。聖なる意識をつなぎとめる信頼。時間に支配されないように遊び心を持って時間の本当の価値を理解して時間の流れへの見方を変える。心に浮かんだことを文章にして、他人と分かち合うことはすばらしいこと。
    • メディア: 文庫
    スピリチュアルガイド〈2〉 (ワニ文庫)

    スピリチュアルガイド〈2〉 (ワニ文庫)

    • 作者: ドリーン バーチュー  発売日: 2002/12  □他社と愛を分かち合うこと。自然と人間は想像以上にはるかに密接な関係にある。木々に触れたり空気を吸って、自然と媒介として神と一体になれる。自動書記:キーボード可・楽な服装・空腹・刺激物なし・深呼吸・祝福されていること。ヘンデルのハレルヤコーラス。大切なこと5つを挙げて、それに時間を使っているか毎日の生活に照らし合わせる。他者を愛するという愛を前提とした行為は、他者の持つエネルギーを吸収しやすい・恐れや心配といったエネルギーも吸い上げてしまいやすいので、アルコールが濫用されている場所・モラルの低い人が集まるグループ・会社を避けて、光の皮膜をイメージして、愛と光・真実に意識を集中して、エネルギー・絆を断ち切らせる。自我が強すぎると 思考は(シャボン玉のように)明確な形を持たないのに、その良し悪しを考えるときにそれを現実化していることになるので、判断を下さず、それがあるという事実を認識するだけにとどめる。
    密教のわかる本 (広済堂文庫)

    密教のわかる本 (広済堂文庫)

    • 作者: 金岡 秀友 発売日: 1987/03 □水行は、染汚の身から煩悩の垢を落として清浄な身体を得ようとするもの。滝に打たれたり・桶で水をかぶったり。密教修行によって、仏の身・悟・心の三業と自分の三業が本質においてまったく平等であることを心中深くさとる。「現代における宇宙論は科学的な客観的存在であるが、観である以上観る者としての人間を除けない。そこでその人間に視点を据えて、現象世界と人間との関わり合いとの中で宇宙をとらえる。密教的宇宙観はさらに主体的にとらえて、宇宙を大日如来等の人格的表象したところに特徴をもつ。

      密教念力入門―あなたの眠れる超能力を開発する

      密教念力入門―あなたの眠れる超能力を開発する

      • 作者: 中岡 俊哉 発売日: 1972/12 □ 滝行5日間で相当の成果。空気の希薄な山で精神統一することの効き目がはっきり現れる:腹八分目・風の通らない崖っぷちの畳一畳分・胸を開く動作を繰り返して、息をできるだけ長く止める。邪念・雑念を払えるようになったら自分の心と対話をする。ロウソクの火も。

      • 「現世地獄」を生きる智慧 (ぶんか社文庫)

        「現世地獄」を生きる智慧 (ぶんか社文庫)

        • 作者: ひろ さちや 発売日: 2005/09 □ キリスト教の労働懲罰説、PLAY>WORK>LABOR 精神的喜びもないLABORは最低で醜い。日本には奴隷と去勢の文化がなかったが、それゆえその屈辱感がわかならないのか。商店街の買い物は笑顔や会話などの付加価値がついていたが、スーパーのレジは殺風景。目的地についてから旅が始まるのでなく、道中も楽しまねば。どうなるかわからない将来のことばかり気にしているから、その日その日が充実しない。「頑張ることによって人を傷つけて社会を窮屈にするよりは頑張らないほうがいい。」:頑張ることはどういうことなのか他人の立場で考える。人生に意味があるのか。ふつうの意味はそれぞれの人間が立場や役割に都合のいいこじ付けをしているにすぎない。自灯明・法灯明:もっと自分を大切にして真の自由人になりなさい。

          「般若心経」を読む―「色即是空、空即是色」 愚かさを見すえ、人間の真実に迫る (PHP文庫)

          「般若心経」を読む―「色即是空、空即是色」 愚かさを見すえ、人間の真実に迫る (PHP文庫)

          • 作者: 水上 勉 発売日: 1991/11 □ 「色不異空がテーゼで空不異色がアンチテーゼ、両方をアウフヘーベンしたものが「色即是空 空即是色」」(松涛弘道)。「色即是空とみて大智を成じて生死に住せず。空即是色とみて大悲を成じて涅槃に住せず。」(中国 賢首大師) 「心経抄」(正眼=盤珪国師) 盤珪流といわれたその説法ぶり。

    山業務の新展開

    ご無沙汰です。9月は1ヶ月まるまる跳ばしてしまいました。なぜ、こんなに空いてしまったかというと、業務の新展開にて忙しかったからです。

    今朝から始めてやっと整理をし終わりました。これから山の関係は↓のブログに移そうと思います。あっち行ったりこっち行ったり、だいぶ迷走しましたが、だんだんと焦点が合うというか 定まってきました。

    ↓のブログ
    http://kojita.cocolog-nifty.com/blog/

     


    石狩・ ニペソツ、幌尻・羊蹄 [山のこと]

    ◇北海道に10日いました。やはり涼しかったです。ラッキーなことに合間に札幌や小樽を観光できました。
    栂海の後だからなおさら涼しく感じたでしょうか。
    昨日羽田についたら子供らの団体が
    東京は暑いから北海道に帰りたいーと喚いていました。

    18-21日は石狩・ニペソツ。いずれもボリュームのある激しい山でしたが、
    さすが名山という登り応え・感激のある山でした。

    22日は小樽に観光に行きました。外国人でにぎわっていました。
    でもなんでベネチアなんだろう?

    23日から5日で幌尻・羊蹄。
    天気はいまいちでしたが、途中洞爺湖や支笏湖などもめぐりました。
    特に同業者 かとうさんがパートナーでしたので話も盛り上がりました。


    加賀白山 栂海新道=日本海 [山のこと]

    ◇2-5日は白山でした。台風一過晴れ渡りとは行きませんでしたが・・・いろいろ花を見れてよかった!

    ◇10-13日は栂海新道でした。こちらも花が豊富でさすが北ア最後の秘境です。

    ◇元いた会社でご一緒でこの2月に引退慰労して差し上げたばかりの ひらたさんが急逝されました。ご冥福をお祈りします。


    幌尻岳=戸蔦別岳 映画「ナポレオン」 [山のこと]

    ◇明日で月末。あっという間の7月でした。今月後半は台風・地震と天災が続きましたが、業務では台風で5日間の雲の平 高天ケ原が中止になってしまったのが痛い・・・ 人数も7人と手ごろで楽しみにしていたのです。おかげで来月から9月中ごろにかけて忙しくなりそうです。結局女房が休みをもらえたりしたので近所を食事して歩いて身体がなまってしまいました。

    ◇21日からは4日間で北海道幌尻岳に行ってきました。2時間の沢歩きの往復がポイントの山なのですが、天気もよく水量も少なくて快適でした。自然が色濃く残っていて良いのですが、特に頂上手前のお花畑が満開ですばらしかったです。戸蔦別岳まで足を伸ばして七つ沼や幌尻を北面から眺めたりできました。体力がそこそこ伴えばこれはぜったいに辿ったほうがいいと思います。できれば北沢をカールに向けて詰め上がりたいくらいだったです。オーストラリア人のグループが来ていてヒマな時間に話をしました。シドニーのハイキンググループで20日間で北海道の百名山を5座巡っているそうです。ようこそはるばる。山でも国際化が進んでいるようです。山荘の主人に連日いただいた鹿料理が美味しかったです!

    ◇BSで1927年の映画ナポレオンを録画して見ました。革命からナポレオンの台頭まで、史実に沿いながらドラマチックに描かれています。ダントンやロベスピエールなどの人物描写も歴史の勉強では窺え知れない分が映し出されていて面白かったです。仏革命はその百年前に名誉革命を遂げたイギリスほか世界からは人民反乱として評価しない向きもあるようですが、激しい変化の中で、文化革命・テロリズムなどその後の世界史を占う重要な史実がたくさん現出しています。ナポレオンもプルターク英雄伝から学んだ軍事オタクと見ると可愛げがあります。スケールが違いますが、合理的なところ・行動力・打つ手の速さについて織田信長と似ているようです。

     北沢を見下ろす

     百名山達成が3人もいらっしゃいました

      北面からアイヌ語で大山=ポロシリ

     映えるサクラソウ

      ユキバヒゴタイ もうすぐ開花


    阿寒岳、越後駒ケ岳、中ア木曽駒=空木岳 [山のこと]

    ◇ごぶさたしておりました。女房が妊娠して、やはりきつくなってきたらしく相棒としてできることはしたいと翻弄されています。少しでも食べれるものをと買い込んでくるのですが結局食べれないなどなど。たいへんです。今、ちょうど季節の桃がいける、ということで毎日桃を食べています。桃がなくなったら・・・ 梨もいけそうです。でも、そのころにはおさまっているといいのですが。驚くべきことに今週、女房の妹の妊娠が判明しました。以心伝心というか・・・姉妹とは不思議なものです。

    ◇今さらですが6月のおさらいです。23日は今年初めて野球に参加、ホームランをかっとばしました。ピッチャーも1回をドタバタしながら抑えました(そして3日後かなり深刻な筋肉痛になりました)。その夜は月島もんじゃで飲んだくれ、大森のBホテルで過ごして、翌24・25と北海道の山へ。女満別から行った雌阿寒岳はさくっと登れましたが、水蒸気のシューーッという音だけで8合目から上の周りはガスで何も見えず、おまけにラストの15分でザンザン降られて傘をさしてストックをついていたら 尻もちをついてしまい格好悪かったです。オンネトという湖も見学できませんでした。翌日は摩周温泉に1泊して摩周岳から西別岳の縦走へ。これまた何も見えませんでしたが、こちらは緑の中のトレースがすばらしいのと花がよく咲いていたので楽しめました。やぶ蚊には顔がじゃがいものように変形するかと思うくらい刺されました。

    ◇6月下旬、森先生の尺八レッスンに参加。ひさしぶりに他生徒さん=同好の志の参加がありうれしかったです。「千の風」などを習いました。横浜のカルチャーセンターで登山講座の講師デビューするかもしれません。準備の打ち合わせに行ってまいりました。7月の1日はひさしぶりに越後駒ケ岳でした。予報がいまいちでしたので、天気悪→ぬかるみ→疲労→時間オーバーと心配しましたが、前泊の銀山温泉の食事もすばらしく意気揚々と出かけ、またまた展望に恵まれませんでしたがけっこう順調にいってこれました。前もそうでしたが、難関の山だけに登頂だけでけっこう盛り上がります。秋に比べて日も長いし登りやすかったかも。何より数こそありませんでしたが、花を種類多く見れたのがよかったです。 

    ◇ソフトバンクがホワイトプランなる家族かけ放題プランを始めたのでプラン変更して、同時に機種も新しくしました。TVコールっておもしろい。5月に新調してもらったデジカメが浸水でおじゃんになったのでこちらも替えねばってことになってしまいました。トホホ・・・ 登山靴も片方のソウルが剥がれかかり仕事では無理になったので新調しました。知り合いのところで見立ててもらって結局最高級品を購入!知り合いのところで買うと財布に千円しか残らないというジンクスでもありや・・・ それから、生命保険も期間の区切りなので他に替えようと画策しています。期限1ヶ月前になって・・・ ついでにBフレッツにもどうかと思いましたが、けっこう待って得た回答は 住んでいるマンションはまだ導入を検討中なのだそうです。 

    ◇6-8日、近所は七夕で大騒ぎでしたが、中ア 木曽駒=空木岳縦走に行ってきました。これまた予報をくつがえして、富士山こそ見えませんでしたが北ア・南アやら御岳など眺めて快適な山行になりました。木曽殿山荘の宿泊ではご主人に親切にしていただいて楽しさが増しました。もう今週末くらいからは混み始めて夏山の狂騒の中に入っていくんでしょうか。今年は雪解けが遅くて千畳敷にはまだ1mの残雪がありましたが、山中では花々が多く楽しめました。それでは景色や花々をまとめてどうぞ。↓

      雌阿寒登りから原野を眺める

     うーん無機質 雌阿寒頂上

     この摩周トレイルは良い

     メアカンフスマ

      濡れそぼるミヤマオダマキ

     雪多い越後駒

     越後駒頂上直下=大雪

     ツマトリソウ

     宝剣を越えて振り返る

     池山尾根を雲の下へ下る

     三色 ハクサンイチゲ ミヤマキンバイ イワカガミ

     コマウスユキソウ

      帯広空港近くに幸福が


    岩菅山=白砂山 男体山=奥白根山 浅間山 [山のこと]

    インカについて、太陽神の信仰、科学・天文学の発達などから、その文明の概要をゆっくり振り返りたかったのですが、またたくまに時間が過ぎていってしまいました。わすかに「インカの反乱」や「ナスカ 砂の王国」などの本は読んでみました。地上絵や陶器にある自然をモチーフとした優れたデザインにはたいへん惹かれます。インカから帰ってしばらくして女房の妊娠が判りました。アンデスからの贈り物(試練?)なのでしょうか。 19日、さっそく寒川さんに安産のお参りに行きました。

    ◇今月は関東の名山を巡っています。9-10日はツアー会社の企画で、雨の中、岩菅山・白砂山に登ってきました。岩菅のほうは登山口から往復であっけなかったのですが、草津温泉に宿泊して翌日の白砂山は朝、5時から歩き出して夕方までたっぷりと歩きがいのあるコースでした。八間山あたりでシラネアオイの植生群落が期待されたのですが、その1週間前の雹でほとんど散ってしまっていて残念でした。16-17日は日光の男体山・奥白根山へ。いずれも2500mほどの高峰ですが雪もほとんどなく、何より梅雨入り後よもやの快晴で展望がすばらしくてお客さんも大満足でした。今週は某倶楽部の企画で20-21日に天狗温泉・浅間山荘から浅間山へ。こちらはなんとか雨に降られずにやはりロングコースを堪能しました。立ち入り禁止が長く続いていたからでしょう。原生的な感じが残っていて花々も生き生きとしていました。

    ◇13日、NHKでおなじみだった中村次郎氏の天気図講習を受講後、御茶ノ水で仲間で打ち上げ。その後千葉の実家に帰って、翌日は森先生のレッスンで「霧の摩周湖」「ドックオブベイ」などをご教授いただきました。先生は豊田の伊織亭というところで毎月2回隔週金曜日に出演はじめられたとのこと、皆さんぜひいらしてください!19日、その千葉の実家に空き巣が入ったとのこと。年寄り夫婦が留守宅を狙われたようです。離れて暮らしているとなかなか心配なところがあります。

     晴れはいいなぁ 男体山から太郎山

     別世界の奥白根山頂部

     五色沼や日光連山 富士山・アルプスも見れました

     山頂に日輪

     五色沼から見上げる山頂

     菅沼に下山 美しい林

     浅間 前掛山へピストン

     浅間のお釜を正面に見る

     外輪山へ登り返し Jバンド付近

     牙山・湯平を振り返る

     ハクサンイチゲも満開

     おなじみイワカガミ

     雨の岩菅山 登り出し

     ムラサキヤシオが咲いていました


    インカ② チチカカ湖=ラパス ティワナコ遺跡 [山のこと]

    ◇30日、後半スタート。チチカカ湖からラパスに移動して抜けます。クスコから専用車でパンの町オロペサを経てラクチ遺跡に立ち寄り、標高4300mのララヤ峠を超えて赤い岩の町プカラへ。それから、「偽もの」商業の町フリアカでランチをとってチチカカ湖畔のプーノに着きました。途中週に3本しか走らない鉄道列車ともすれ違いました。プーノはなかなかいい町でリマ通りを中心とする市内観光も楽しかったです。この日のホテルのディナーもペルーに来ていちばん美味しかった! 31日、ウロス島を観光しました。2つ目の島の小学校では子供たちが歌を唄ってくれたので、こちらも尺八にのせてお返ししました(故郷 かっこう 幸せなら手をたたこう)。トトラ船にもしばらく乗って島を渡り、町に帰ってからはランチのレストランまではチョラタクシーにも乗車しました。午後、ボリビア国境まで走って聖地コパカバーナへ。荘厳な雰囲気のカテドラル(教会)に入って見たここの祭壇は金銀、特に銀がすばらしかった。さすがに鉱山の国です。ホテルではきれいな夕陽を見ることができました。翌6月1日は、インカ発祥伝説の太陽の島へ。2時間ほど散歩してピルコカイナ遺跡・太陽の神殿に至り、すぐ隣の レストランでアンデス芋料理を堪能しました。コパカバーナに戻って、アンデスの山々を見ながら長躯首都ラパスへ。翌日がお祭りということで市内は大混雑していまいたが、なんとか日本料理屋にたどり着いて夕食・打ち上げをしました。2日は現地最終日。午前中はティワナコ遺跡に。この遺跡は紀元前からのプレインカのもので2000年に世界遺産にも登録されています。ピラミッド・半地下宮殿などすばらしいコンセプトで設計されていました。発掘が進めばマチュピチュにも迫る価値があると思います。博物館も含めてなかなか見ごたえがありました。再度チチカカ湖に戻って湖畔で弁当ランチ、デサグアデロというところで国境を超えて、夕方フリアカの空港からリマに出て、行きと同じヒューストンに出て帰国しました。長いツアーでした。ご馳走&お酒続きで太っているかと思いましたが、ちょっとやせていました。あー、まだ時差でぼーっとします。

      プーノの町 空が青い!

     チチカカ湖 月の島遠望

     アンデス・アンデス遠望 月の島と十字架に

     イリャンプー 6368m

     イリマニ山 6402m

     顔面彫刻が並ぶ半地下神殿からカラササーヤを

     悲しみの?ポンセ像

     アンデス芋料理 旨かったのです!


    インカ① インカ道トレッキング+ワイナピチュ登山 [山のこと]

    ◇月曜日まで2週間、ペルー・ボリビアの「インカ道トレッキングとナスカ&チチカカ湖」に行ってきました。お客さんは5人で和気あいあいとできてよかったです。コースも現地ガイドさんもホテルも充実していてさすがの看板ツアーでした。 5月22日成田発、ヒューストンAPTで乗り継いでリマのホテルに深夜着。翌日23日はイカに出てナスカ地上絵を遊覧飛行しました。年々薄くなっていると聞きましたが、たしかにけっこう見にくい・・・ ただ、絵のデザインは味があってやはりいいです。飛行機酔いもさほどでありませんでした。

    ◇24日は標高3500mほどのクスコへ。コリカンチャ・十二角の石・中央市場(面白い!)・サクサイワマン遺跡を見ていると、ふらふらし出すお客さんも。その日は高山病回避で、夕方はいちどずっと下ってウルバンバというところに出て、翌日からいよいよトレッキング開始です。ペルーの山は熱帯に位置するので高所でも寒くなく、また、けっこう乾燥していてサボテンなどが植生していました。初日、ガイドさんの自然解説を混じえた楽しくゆったりのペースで歩き始めました。体ならし。欧米人のパーティーがけっこう多かったです。フラフラして道脇のサボテンの棘に刺さると痛かった!26日、2日目はワイリャバンバから 4000mを超えて4200mの第1峠を超えましたがこの日はきつかった!お客さんの1人はとうとう酸素吸入を受けました。キャンプ地には暗くなる前になんとか着きました。27日、この日からは楽でした。第2峠の峠上から眺めを楽しんで、ランの花やインカトンネルを楽しみながら第3峠のキャンプ地到着。夜は外が雨が降る中、食事テントで自分の尺八演奏で合唱メドレー(荒城の月 遠くに行きたい チューリップ 犬のおまわりさん 山男の歌 雪山賛歌 川の流れのように 涙そうそう 花) をしました。28日、最終日、峠上部の丘に登ると未踏峰サルカンタイ山などすばらしく展望できました。朝食後、ウイニャイワイナに下って素晴らしいインカの遺跡を見学、それから2時間ほどで「太陽の門」に至ってとうとうマチュピチュに対面しました。歴史ある道を辿って昔ながらに対面する感動~ 入口付近のレストランに出て祝杯!アグアスカリエンテスまで下りてお客さんは温泉を堪能されました。夕食はバーベキューレストランで、フォルクローレバンドライブを聞きながらアルパカの肉をいただきました。固いよ、と前に言われていたのですが、けっこう柔らかく味わい深くて美味しかったのです。29日は早朝、再度遺跡まで上がって観光の後、ワイナピチュへ登山。上部にせまるほど傾斜がきつくたいへんでしたがなんとか山頂をゲット。絶景を楽しみました。アグアスカリエンテスでランチをとって、夕方の列車でオリャタンボに出て車に乗り換えてクスコに帰着。夜の8時でした。

     ハチドリがいちばん見やすかったです

     世界遺産 クスコの街 悲劇の街

     広がる緑の山

     これから上がきつかった!

     これが古来のインカ道!

     ところどころに旅籠であったろう遺跡が

     品評会で世界一になったランだとか

     こんなのもいいですが

     早朝、サルカンタイを望む

     とうとうマチュピチュ遺跡に着きました!

     ニョキッと出たプトクゥシ

     コンドル神殿


    両神山 佐渡エコツアー [山のこと]

    ◇6-10日 6日は大雨の中、車で茅ヶ崎に参禅。参加者の方々とも顔が知れていて楽しいです。こんど先生に とくべつお話いただきたくお願いしました。7日、新宿に出て戻り、散髪しようと茅ヶ崎によったのですが、折からの陽気でか満員だったのでパス。8日、電磁プレートをリサイクルショップに持参したのですが、食器類の買取では傷を厳しく見ているとかで引き取ってもらえませんでした。厳しぃ!9日、Kさんと両神山の日帰りツアーに行きました。青森や富山といった遠くからのお客さんもいらしてくださいました!(くせのあると評判があったかもしれない)清滝小屋のおやじさんにも親切にしていただきました。頂上の木造りのお社はりっぱな石の祠になっていました。日向大谷を9時半発の17時降り、温泉にも入って21時に新宿に帰ってきました。お一人足をつらせたのですが、たいへんなコースだと評判なので順調に歩けてやれやれでした。10日、出社して、来週のインカ道についてなどいろいろレクチャーを受けました。Aさんと会社近くのお蕎麦屋さんへ。

     アカヤシオ 3分咲きほど

     でも、天気もいいし満喫でした!

     頂上近くの岩壁とヤシオ

     両神のエンレイソウは白花

     八海山を正面に下山

     いよいよ新緑です!

     ◇11-15日 会社の企画としても初々しいエコツアーで佐渡に行ってきました。全国各地からいろいろなお客さんがいらしてちょっとたいへんでしたが、ガイドのNさんはとても誠実で熱心な方で感銘を受けました。春から初夏、山から海、神社やお宮の花も含めて、たくさんの花々を見ることができました。14日、横浜にパスポート更新に出かけ(1時間待ち!)、新宿の会社に出社。思いのほか長い滞在になってくたくたになりました。そこに朗報がひとつ、デジカメが二王子で故障していたのですが、諸々の理由でプラス1万円にて新しいのに取り替えてくれたのです。7年遣った古いのとは急なお別れになってしまいましたが、ありがたいので、お礼を申し上げました。すばらしい。キャノンさん!15日、気分を一新して、南米に備えるべく、夕方、夕陽を追って小田原に出かけました。車を停めて女房と美味しそうな所を捜索しましたが、アルコールが飲めないのを主な理由に、結局馴染みの魚屋で楽しんで帰りました。

     オオイワカガミ アオネバ渓谷

     シラネアオイは最盛期

     シラネアオイ群落

     人気者のザゼンソウ

     ドンデン山から稜線を振り返る

     二ツ亀から海岸を歩く


    富士毛無山/ 伊吹北尾根縦走 [山のこと]

    あっという間に4月が終わり、GWを過ごしてしまいました。4月は暖かくなったり寒くなったり気候が不順のようでしたが、家の中にいても、やっと寒く感じることがなくなってきました。

    ◇4月24-30日 5月下旬からの南米行きにそなえてスペイン語・インカについての勉強をしたいと思っているのですが、なかなか進みませんね。こういう機会にぐぐっと引き寄せたいのですが。26日、箱根トレーニング第4弾といきたかったのですが、そんなわけで勉強時間確保のため湘南平トレーニングにしました。アヤメやシャガがずいぶん咲き揃っていました。頂上ではトンビ注意の看板が目に付きましたが、野性動物の勢力伸張の一つとしてトンビも増えているのでしょうか。その後バッティングセンターに行った後に、肩凝りのみならず、眼球鈍痛、耳たぶの痛み、頭痛などを感じるようになってしまいました。120kmをいきなり打つのは負担になってきたのでしょうか。27日、新宿の帰りに、以前住んでいたい辺りの、町田・相模大野・上鶴間・つきみ野の辺りをウォーキングしてみました。当時世話になったラーメン屋さんがなくなっていたりと寂しい感じもしましたが、まぁあまり変わりなく、ただ、今の居所はのんびりとしていてやはり合っているなぁと思った次第。28日、花水公民館での男のサロンとやらに誘われて出席しました。尺八の演奏ボランティアかと思っていたのですが、ちょっとちがって、介護ボランティアの生々しい話を拝聴することになりました。夕方、横浜・中華街に出て斉藤君のシタール演奏ライブに行きました。シタール2本とタブラで、2時間、濃度の高い演奏でした。すごい!その後、「ニイハオ」で西村君に誕生祝をしてもらいました。紹興酒(??娘)が美味しかったです。29日、昼食にベトナム料理をいただきました。一度ベトナム料理ブームがあったのでなつかしいかんじでした。30日、毛無山に行ってきました。GWの最中にタフな日帰り日程だったのですが、そんなに渋滞もなく、天気もよくてラッキーでした。新丸オープンなどもあったので 都内のレジャーに流れたのでしょうか。

     登り口付近 新緑がまぶしい

     正面に富士山も、山麓の開発跡が痛々しい

     不動の滝 滝壺まで見える

    ◇5月1日-6日 GW後半、2日はチベットフェア中の護国寺に出て、チャド・リンポチェのが「入菩薩行論」・「忍耐」の章の講義を拝聴しました。本堂に溢れる、たくさんの出席者。本尊の前には砂マンダラを作り続けるお弟子さんたち。チベットの空間に飛んだかのようでした。夜から、夜行バスで伊吹山に向かいました。国見峠から大禿山などを越えての北尾根縦走。地元山岳会に登山道の手入れをしていただいているようですが、石灰岩の滑りやすい岩道でした。「日本中の花が集まる!」という絶好の場所でしたので、花はちょっと遅れ加減でしたが種々の花々を楽しめました。山頂でそばをいただいて帰京しました。先日の毛無と今回の大禿の山名のせいで薄くなりましでしょうか。いえいえ、それより往復12時間超のバス旅はやはり身体にこたえてこの2日は疲れを感じ続けました。5日、早朝に江ノ島に出かけました。女房は神奈川在住20数年目にしてなんと初江ノ島。山二つを越えて稚児ケ崎に下りる辺りは朝日も当たらず肌寒かったです。「いろいろな気が混ざり合っていて疲れる・・・」とのことでした。カラス・トンビがたくさん飛んでいました。かろうじて岩屋の前にセグロセキレイを見つけました。のんびり2時間ほど散歩できたのでいい運動になりましたし、134号線沿いのカフェで朝食を美味しくとって満足して帰りました。夜はこれもめったにしない自宅焼肉をして、今日は床がツルツルです。

     北側から伊吹山

     国見岳からの山稜を振り返る

     頂上付近のショウジョウバカマ

     「ヒトリ」シズカの集団咲き

     咲き盛りのイワウチワ


    四国遍路(①愛媛)角田山 二王子岳 [山のこと]

    ◇4月12-19日 歩きにすと倶楽部のお遍路企画に研修参加させてもらいました。8回シリーズで今回は6回目、明石寺(43) ~円明寺(53)でした。70歳くらいの方を中心に15人のグループで、専用車の伴走を得ながら1日に20-30km歩きます。山道とちがって舗装道路はまたちがう筋肉を使うようで、皆さんはもう歩きなれていらっしゃっていましたが、初めてお遍路を歩いた僕は、勝手が違うようで、大腿の付け根を少し痛くしました。でもやっぱし巡礼って楽しいですな。「食う」「寝る」「歩く」のリズム。泊まるところがよかったので、食事も豪華で体重が増えてしまいましたが・・・。尺八吹奏も、「古城」「叱られて」「シクラメンのかおり」「哀しみ本線日本海」などなど、たくさん吹かせていただきました。宿のカラオケルームもよかったですが、歩いているときのトンネルの中は音響がよくて、「涙が出る~」と言っていただくなど好評のようでした。お接待もいただきました。お寺では開経偈からお経をあげますが、光明真言というのを覚えました。お寺の多い松山を3日かけて通過しました。この1年で松山は4回目!ですが、温暖で人も優しそうでいいところです。今治に向かう途中、海賊うどんを食べて区切りました。ここは鳥羽一郎さんのお気に入りのお店だそうです。「男の港」ですね。18日は独りで松山をぶらついて、翌日帰って来ました。

     初日の難関・鳥坂峠

     十夜ケ橋と大洲富士を望む

     菜の花 陽気がよくて遍路適期!?

     44番 大宝寺 いいお顔の観音様

     桜がまだところどころに咲いていました

     山道から45番 岩屋寺に降りる 秘所もあります

     もっとも印象深かった岩屋寺 座禅穴?

     北海道からのお遍路さんも

     松山を通過して 52番太山寺

     同じく太山寺の石仏

     ◇21-22日 新潟の角田山・二王子岳に行ってきました。カタクリはちょっと遅めでしたが満開でした。山桜も楽しめました。雨の予報だったのですが、22日の午前中までもってくれたので助かりました。そんな天気なのに両方とも少なからず登山者に会いました。まだまだいい山がたくさんあるのですね。

     角田山から自然林の稜線を下る

     最後は日本海に降り立つ

     二王子にはたくさんの残雪が

     飯豊連峰を指呼の間に望む


    箱根トレ(③ 白銀山 星ケ山 南郷山 幕山)篠井山 [山のこと]

     ◇5日は森先生の尺八カラオケレッスンでした。今回は「名月赤城山」(Cm)、「青い影」(C)。赤城山は氷川きよしも唄っています(E♭)。青い影はR&Bっぽいのですが、語り調は間が長くてフレ-ジングをしっかりとするのに難しいのです。レッスン後に錦糸町北口の明鏡楽器に連れていていただき、篠笛を購入しました。今年は篠笛もやってみましょう!

    ◇6日は箱根トレ第③弾。湯本9時発で箱根にヤブこぎをしに行きました。湯本から白銀山はけっこう遠く、手前の笹ヤブも濃くて3時間かかりました。ターンパイクをまたいで、星ケ山に向かうと今度は篠竹(箱根竹)という、鉛筆くらいの細さながら固いヤブに入って鍛えられました。ピシピシと顔に跳ね返ってきて刺されてブラックジャックになってしまいました。目をふせぐだけでいっぱいだったのです。頼朝道と表示されていました。林道に降りてやれやれと昼寝をして、ナイスな山頂の南郷山に辿りつき、幕山を超えて五郎神社に出ると、ちょうどバスがきたので湯河原を出て1時間しないで帰れました。幕山で登山開始時から1千(1000)座登頂になりました。2000座登頂は何時になるでしょうか? 

     周りはヤブだけなのに標識は立派!

      篠竹道。これはまだうすいほう。獣道のようです。

    ◇7-9日 7日 新しいテレビ台が届きました。やっとテレビより大きい台になって見た目が安定しました!? 女房に3万5千円くらいしたの?と聞かれて、ぜんぜんそんなに高くなかったので、ご満悦です。 8日 先週に引き続いて山梨・静岡県境の、篠井山にツアーで行きました。ガイドは須藤さん。先週のように暑くなかったせいか、ヒルは少し見かけただけでした。爽やかな風に吹かれながら、滝を見たりしながら沢筋に高度を上げ、少しだけ残雪を見て頂上にいたりました。山頂はガスで期待された展望は得られなかったのですが、標高差は700mほどありましたから、よく歩いて、奥山のいい温泉に入って(今回は)ビールも飲めて楽しく行ってこれました。 9日 誕生月の割引券を持って新宿に出かけて、好日山荘にて念願のチタンの食器を購入しました。少し荷物が軽くなるかな?


    高ドッキョウ 千鳥ヶ淵サクラ [山のこと]

    ◇28-31日 28日は在宅で作業していましたが、29日は午後から新宿に出て、千鳥ケ淵から靖国神社までの桜を見て巡りました。平日なのにやはりたくさんの人出で、片側通行の規制がありました。そういえば靖国神社については、最近、A級戦犯合祀の際に国(厚生省)から神社側への働きかけ(圧力)があった旨の報道がありました。昨年には当時の天皇が合祀について不快感を持っていたとの近侍の記録もあり、一方では教科書検定において、沖縄戦における集団自決に日本軍の関与が削除されることになったとか。これらの作為はあらゆる戦争犠牲者に申し訳なく、国として本当に恥しいことだと思います・・・。夜は神田に出て、御茶ノ水の沖縄料理屋さんで、4月からカナダに1年赴くKさんの送別会をしました。

    30日は高尾山にまで出て山ツアー会社の添乗員研修でした。朝は降っていた雨もお昼ごろには止んで、高尾山清滝ではすっかりいい陽気になりました。ここの桜も山中なのにきれいに咲いていました。丸々と大きくなった蛭も落ちていました。装備や緊急時の対応の確認をして、2時に中座して八王子から帰宅しました。

    31日は年度末。女房も1年間厳しいといわれた今の科で無事最終日を迎えられたということで、職場までの朝夕の送迎をかって出て、夜は食事をして帰ってきました。夕方、こちらも桜がきれいな金目川沿いのバッティングセンターに久しぶりに行って打ったら、首と肩が痛くなってしまいました~力みすぎましたでしょうか。

    ◇4月1日 静岡・山梨県境の高ドッキョウという山に行ってきました。渋い山なのに「マニアック」なお客さんで満員!山梨百名山完登を目指している方が多いんだそうです。あと3つとかいう方もいらっしゃいました。皆さん、すごいですね。徳間峠までは前夜の雨のせいか、蛭がうようよいて、盛り上がり?ました。相当注意したのですが、お一人は峠の上まで道連れ、お一人は食われていてしまいました。けっこう姑息に入ってくるのです。頂上は雰囲気よく、黄砂で霞む富士山と十枚・真富士・篠井の近い山が眺められました。ところが温泉に入って順調に帰京のはずが、東名の40kmの渋滞にはまって、新宿到着が10時半と遅くなってしまいました。疲れたぁ~ 

     うっすらと富士の峰

    ◇2-4日 暖かくなったと思いきやまた冷え込んだり、陽気が定まらないせいか何か疲れが取れません。2日は昼寝をしたりして外にも出ず、ホットーケーキを作ったり、ありあわせでカレーライスを作って食べて、尺八楽曲の整理をしました。森先生のところでカラオケ尺八を習い始めてはや2年。たまりにたまった練習曲を見返しているのです。なにかいいことあるかしらん。

    ◇最近の読書・映画

    沖縄の誘惑―“1000年の文化”を理解するために…

    沖縄の誘惑―“1000年の文化”を理解するために…

    • 作者:  出版社/メーカー: 文藝春秋
    • 発売日: 1987/09 メディア: 文庫 ○沖縄の旅に携行していって役に立った。沖縄のモズクはうまい!写真もきれい。あー、また、ティビチを、イカスミ汁を食べたい。東京では900円!と現地の2倍くらいの値段がした。
    •  
    沖縄いろいろ事典

    沖縄いろいろ事典

    • 作者: 垂見 健吾 出版社/メーカー: 新潮社
    • 発売日: 1992/03 メディア ○アイウエオ順にキーワードから沖縄が紹介されていてこれまた質の高い。沖縄のお墓は入り口が産道で死んだらその中に帰っていくのである。豊かな文化の芳香に酔うしかない。

    沖縄的人生―南の島から日本を見る

    沖縄的人生―南の島から日本を見る

    • 作者: 上野 千鶴子, 仲宗根 幸市, 森田 純一, 宮里 千里, 吉江 真理子
    • 出版社/メーカー: 光文社 発売日: 2001/07
    • メディア: 文庫 △太陽がまぶしくて、明るすぎて冥(くら)い。「南の島から日本を見る」という副題のとおり、各所にその対比がある。なぜ琉球民謡は伸び伸びと生活の表現として粋に歌い継がれ、本土の民謡は寂しく廃れていくのか・・・
    世間を読み、人間を読む―私の読書術

    世間を読み、人間を読む―私の読書術

    • 作者: 阿部 謹也  出版社/メーカー: 日本経済新聞社
    • 発売日: 2001/10  ○昨年亡くなられた、と、「こころの時代」で再放送していました。西欧に照らして日本の「世間」を切り出す試みは楽しい。ともすると、この国では個人の感性(個性)が牽制を受け続けて、成熟を妨げられているからだ。「読書は他人に者を考えてもらうこと」。「現在とは数学的な点ではなく、過去から未来にいたる時の流れの中で、人間がいかに生きるかという問いにお応じていくつもの層をなすもの」。サラリーマンの社会の中での位置は見えにくい。身体と仕事が一致する、身についた集団的教養が必要。フ-ゴーの「知恵の研究」:建前を破って正しいと思ったことをするには知恵が必要。現世肯定の世間。  世間に背を向けた竹林の七賢人。

    極楽に行く人 地獄に行く人

    極楽に行く人 地獄に行く人

    • 作者: 水木 しげる  出版社/メーカー: 光文社
    • 発売日: 2003/08/06 メディア: 文庫
    • ○ 三途の川、精霊信仰・・・

     

     

    歴史にはウラがある

    歴史にはウラがある

    • 作者: ひろ さちや  出版社/メーカー: 新潮社
    • 発売日: 2002/02  メディア: 文庫
    • ○見えない力・・・仏経観・道理 織田信長
    まんだら人生論〈上〉

    まんだら人生論〈上〉(下)

    • 作者: ひろ さちや  出版社/メーカー: 新潮社
    • 発売日: 1995/12  メディア: 文庫
    • ◎読みやすく、わかりやすい。
     
    高野山超人・空海の謎―真言密教と末法思想の源流とは

    高野山超人・空海の謎―真言密教と末法思想の源流とは

    • 作者: 百瀬 明治 出版社/メーカー: 祥伝社
    • 発売日: 1999/01 △ 司馬遼太郎の焼き直し。学者さんなのに・・・
    これが密教だ―奇跡の法力と信仰の原点

    これが密教だ―奇跡の法力と信仰の原点

    • 作者: 織田 隆弘 出版社/メーカー: 密門会出版部
    • 発売日: 1985/03  ○怪しげなタイトル・装丁だが、作者のお写真が真っ当さを伝えている。切り口が新しく、平易で、密教の特色がよくわかる。


    上州 子持山 赤城山、城ガ崎海岸 [山のこと]

    ◇20-21日 春めいてきて天気もよさそうだったので、女房と城ヶ崎海岸に出かけました。地の利を活かしてお昼に宿を決めて3時にはチェックインできました。さっそく門脇岬まで歩いて出かけると、すぐ近くに大島から利島・神津島などの伊豆諸島を見ることができました。アオジ・キセキレイ・コジュケイ?など野鳥がたくさんいて、双眼鏡を片手に観察しながら歩いて女房も楽しめたようです。灯台からつり橋を渡ると、城ヶ崎ブルース(星野哲郎作詞)の歌碑などもありました。こんど学習しなくては。城ヶ崎海岸ピクニカルコースは伊豆海洋公園にまで続いていて歩いてみたかったのですが時間がなさそうだったので、反対にぼら納屋まで歩きました。翌日は大室山の桜を横に見て、修善寺から三島に抜けて三島大社を参拝、定番の桜家さんの美味しいうなぎをいただきました。

     近くに伊豆大島を臨む

     お馴染みS家さんの美味しい鰻

    ◇22日 新宿で用事を済ませて、森先生のレッスンへ。J・AirplaneのWhite  Rabbitから五木の子守唄・ヘイジュードに流れてブルース・ペンタトニックを確認しました。中の島ブルースは音域が広いのでB♭がいいかも。夕方はOさんと会ってお茶をして、そのまま所属ガイド団体のNIAJ総会へ。初参加で、偉い方をたくさんお見受けして緊張している中、乾杯の音頭の後、なんといちばん最初に挨拶するように言い渡され戦慄しました。NIAJHP(http://www.niaj.jp/index.htm)にて写真をご覧いただけます。

    ◇23日 尺八譜の整理をてがけましたがこりゃエンドレスだわです。全米ヒットチャートを見ながら尺八でなぞっていたら、「男が女を愛するとき」と「愛燦燦」がCメロでいいコンビになりました。名づけて「男が女を愛燦燦」。「与作が飛んでいく」に次ぐ名(迷)コンビ作になるでしょうか。と、吹いていたら「上を向いて歩こう」も入ってきた・・・

    ◇24-25日 上州2連荘です。まずは子持山。春分の日を迎えて暖かくなってきて、集合場所の新宿駅の気温のデジタル表示はなんと17度。心配した天気もくずれずに楽しい山行になりました。まず、7号橋というところから、右上に子持神社の奥の院を見上げて、垂直に聳える屏風岩のしたから登り始め、稜線に出て大黒岩に至ります。その登頂はけっこう難しいのですが3回に分かれて慎重に登頂。子持山にはそれから縦走で傾斜が急な下りもありながら柳木峰をすごして山頂へ。曇天ながら、赤城・上州武尊・谷川方面、小野子・榛名方面に展望があり、山頂の感じもよくて寛げました。帰路は大ダルミから浅間に登り返して5号橋へ。道中、大黒岩を囲むように歩きますが、岩がいろいろに見えて面白く、歩きがいがあって小気味のいい山行でした。

     大黒岩を振り返る ゴジラみたい!との声も

     利根川を挟んで赤城黒檜

    ◇翌25日は赤城山。登山口から黒檜山に尾根の左側をたどりましたが、雪が数cmとたいしたことがないものの、北側になるために凍結が激しく滑りやすく苦労しました。尾根に戻るところでアイゼンを装着。頂上はめずらしく無風でゆっくり休めました。展望は木にさえぎられ、雲も多かったが袈裟丸や谷川方面までえました。駒ケ岳の登るあたりから、右下に大沼も見下ろせ、頂上からは宇都宮方面に展望が開けて筑波山まで見ました。下りは、鉄の階段を長くくだるようになり、合間にはアイスバーンがあって緊張しましたが無事下山。敷島温泉によって帰りました。新宿駅で磐梯山へのツアー組とちょうどいっしょに着いたので大戸家に入って無事終了を祝いました。朝は強風で行きのアプローチも大雨でしたから、たいして降られずに帰りには美しい夕焼けと浅間山も見れたしよかったのです! 26-27日 やはり日帰り2連荘は、移動が長くて体にきつかったらしく、かなり横になっていました。山はもう春山ですね。皇居の桜はもう咲き始めていましたが、これから山々の花が咲きはじめるのが楽しみです。

     駒ケ岳に稜線を辿る


    冬八ツ 天狗岳登頂 白鳥山-飛図温泉 [山のこと]

    ◇3月8日 静岡・山梨県境の白鳥山に行ってきました。登山口の日蓮宗本成寺から小2時間くらいで安々と登れてしまいますが、間近の富士山はもちろん、南アルプスまで見ることができました。地理上戦国時代には武田領の最前線の山城拠点でしたので、頂上には狼煙場の跡があって、ここから山伝いに首都の甲府まで連絡が行き届いていたようです。下山後は当初予定の瓜島温泉が定休日ということで稲子川奥の飛図温泉に入浴しました。その上流には天子ケ岳があってそちらに登りにいっても面白そうなところでした。

     北岳や赤石岳まで

    9日 森先生の1ヶ月ぶりのカラオケレッスン。メニューは年末の面影(おもはげ)の復習。これはけっこう哀愁があってよいです。JAZZYなオフコースのYES-NO。そしてその後すぐに封印された「おふくろさん」でした。翌10日は戸塚旭町通り商店街にてさすらいさんの尺八イベントに参加、その名も「「迷っていませんか? セカンドライフ」。うーん、迷いますよねぇ・・・、おふくろさんなどを楽しく吹かせていただきました。正しい音色を維持することの難しさ。それに哀愁・美しさも備えて行きたい。虚無僧やはづさん、大学教授の方も参加され吹きまくっていらっしゃいました。最後は中華料理にて打ち上げました。その後ただちにインフルエンザであろう高熱を発生、翌日はほぼ寝たきり、週中15日くらいまで養生していました。1月のノロにやられてまもなくなのに。ほどなく忙しい女房にも移してしまい、申し訳なし、ちょっと残念でした。この時期にありがちなのですが、そろそろ春かと油断して、その後冷え込んでのことなのです。今回は気候の変化も典型的にそんなふうでわかりやすかったですが

    ◇先週末は16日に新宿に寄った後、岳楽多市に参戦。今年は(平日なのに)またまたたいへんな混雑で気圧されて、ぜんぜん予算を消化できずに完全燃焼できずに帰ってきてしまいました。ただ、マムートのザック(レモン色)が半値以下だったのでゲットしました。軽くて背負いごこちがよく、お気に入りになりそうです。色違いで2つ買ってしまおうかと悩んだくらいです。17-18日は、さっそく購入したばかりの防寒具を持参して、雪山初心者向けの企画で八ヶ岳の天狗岳に行ってきました。ガイドはエベレストサミッターのYさんとIさんのお2人で、Yさんは明後日にはお客さんを連れてまたエベレスト登りに行くということで(75歳の方が登れば最高齢記録更新)した。沖縄泡盛「やんばるくいな」を壮行に持参して黒百合Hまで持ち上げたのですが、なんとお酒を飲まれないということで、残念!タバコを吸う輩は山のプロではない!と仰ってましたがお酒はセーフ!? その他、高所登山について興味深いお話をたくさんお聞きすることができました。今回は、天気も良くてこの日初めて冬山に参加された方はとても感動されたと感謝を述べられ、初心者の方をお連れするのも楽しみだなあと思いました。ただ、冬山についてはこれほどのコンディションに恵まれるのは珍しいことですので、もっと装備の点検や訓練、防風・防寒への対処を伴うべきことを知らしめることを考えねばいけない気がします。コンパスの学習についても、さらに研究のやりがいがあるなぁと思ったしだいです。さて、新宿に帰ってからも(登山山名にもちなんで)「天狗」にて、YさんとIさんに用品店スタッフも合流して歓送会の延長戦をさせてもらいました。

     西天狗にもアタック

     東天狗を振り返る 天狗の鼻

     お庭から西天狗を振り返る

     蓼科山を正面に下山

    ◇昨日は後片付けや、アンデスやサンティアゴ巡礼のビデオを見て過ごしました。ボリビアの高地やチチカカ湖・ビクーニャ、聖山アウサンガテ峰(6374m)への巡礼・インティライミ(太陽の祭り)、フラミンゴやコンドルなど魅力的な原初の大地の姿がありました。夜は、NHKスペシャルで「ラストメッセージ第5集 岡崎嘉平太」 に見入りました。日中の国交正常化に貢献され、訪中100回、日中友好に尽力された方ということでした。中でも周恩来の「井戸の話」には感銘を受けました。あり得ないかもしれないが、中国のみならず、アジアは、彼のように大きな人物を常に輩出できれば経済的・政治的といった範疇を超えて大きな安定を得ることができるのにと思いました。同国人であっても反りの合わない者はいるのですが、言語の違う他国人間のコミュニケーションの欠如をついて、何かのはけ口作りや扇動しやすいイデオロギーを正当化させる手段として、容易に増幅・利用される危険性があるのです。キャッィーな見出しにしたがって、徒に心を動かされてはいけないと思います。インターネットはそれを解消する可能性も、煽られる可能性もある両刃の剣です。


    初沖縄 親孝行 「古城」ボランティア [尺八のこと]

    沖縄に行ってきました。保護者付き・・・ 小笠原は6日の行程でしたが島の滞在は正味3日でしたから、今回は5日の行程で滞在が4日以上と、長く居た感じがしました。初めて赴いたのですが、島の情緒・国際通りのインパクトなど、やはり行ってみないとわからないものですね。あまり天気には恵まれませでした。特に沖縄最深部のやんばるを巡る3日目に降られたのは残念でした。最終日は南部の戦跡を巡ってきましたが、せつない感じになりました。激烈な戦争・戦後を過去に、今はたしかに微妙にゆるいテンポの時間が流れていました。噛み応えのありそうな濃厚な文化のにおいがします。歌謡・舞踊・絵画・陶器・織物などなど、芸能人・芸術人の国なのです。内地から来た人は日本人なんだそうです(さらに離島では本島人を沖縄の人というらしいです)。食べ物についてですが、幸か不幸か、大げさな流通がないので新鮮なものが相当美味しくいただけます(特に黒糖の栄養価は見直しました)。これは流通を整備してしまったがゆえに、新鮮なものはほとんど食べれない状況に陥った我々にはうらやましい限りです。食も文化ですが、日本人というのは彼の地に対して、まったく文化(の良好性)について誇りがないかのようでもあります。日常生活に根付かせてこそ文化。近い国とよく比較してみると、その文化の近接性ゆえに、こちらでは当たり前になってしまったことでもすごく歪(いびつ)に見えたりします。近隣、そして最近よく行っている利尻・屋久・小笠原・四国などの島々にはそうしたヒントがあふれている気がします。

     南国の青い空

     シーサーさん

    ◇3月1日-5日 1日 午後便で那覇空港に到着してレンタカーを借りて町に出ようとナビに従って行くといきなり曲線の多い街に入りました。日本とは違う!といきなり実感・・・ ぐるぐるしたようにしてやっとホテルに入りました。飲酒したいのでモノレール(ゆいレール)で牧志に出て国際通りを歩きました。木曜日でしたので、平和通り・公設市場とも人ごみがあるほどではありませんでしたが、魅力的な商店・商品であふれていました。夕飯前の黒糖を入れた揚げたてのパン(サーターアンダギー)の美味しかったこと。夕食は「波照間」というところで民謡ライブを聞きながら、泡盛(ニコニコ太郎(!)という銘柄)でラフテー・豆腐ようをいただきました。ゴーヤチャンプルーのゴーヤが柔らかい! ウチナチューの口笛にのってライブが進んで、親父も立ち上がって踊ってすっかりご機嫌になって、店を出てからもふらふらして国際通りを歩いて、駅までの途中、ブルーシールのアイスをおごってくれました。これがうめえです。2つともバニラでしたが・・・

    2日 翌朝は、小雨の中、まず首里城へ。沖縄戦で日本軍が司令部を置いたため戦後は廃墟になってしまったそうですが中国のような城壁・八角形に削った石を組み合わせた石畳が印象的でした。それと王室の墓地である王陵(たまうどぅん)も巡りました。高速で北上してコザ・嘉手納・読谷を経て琉球村で食事して(ここでも民族舞踊あり)古民家を見てまわりました。名護を過ぎて本部の備瀬という伊江島・瀬底島が望めるところに宿泊しました。

     修復途上の首里城

     南国の花満開

    3日 広い室内でパンと珈琲で朝食をとり、海風に強いということで植えられた、美しいフクギ並木を歩いて、今帰仁(なきじん)の城址を散歩。こういうところではお袋の白帝城・・・の詩吟つきです。古宇利島へドライブして昼食は「前田食堂」でいただきました。肉そばで有名なんだそうですが、ここでいただいた豚足(テビチー)は見た目にギョッとして、食べるところもゼラチンだけとはいっても、その美味しさは納得です。その後、雨の中、山原(やんばる)に入りました。めくるめくイタジイの森林。これまた世界遺産登録への動きがあるようですが、妙な「味付け」は不要のすばらしい森林でした。ヤンバルクイナは見られませんでしたが、急傾斜を下ってタナガーグムイの淵、サキシマスオウノキを見ました。美しいマングローブ林を見たりしながら東側の長くドライブして名護を出て、パイナップッルパーウクの売店でパインアイスを食して備瀬に戻り、一風呂浴びて海を見渡す丘にある「花人逢」にピザを食べに行きました。

      崖をくだると秘境が まさに山の原

    4日目は中城で中村家と城址を見学して、浦添に出てソーキそばの昼食をとって、市民球場でキャンプ中の母校野球部の見学をしました。目当てはもちろん斉藤君で、しっかりランニングしてました。ところで、それにしても沖縄にはいたるところにお墓が多いです。霊園がなさそうです。そしてまた、自宅と同じほどお金をかけるとも!最後の晩を過ごす安里の「沖縄第一ホテル」にチェックイン。しばらく休んで夕方に壷屋やむちん通りから再び市場に出ておみやげの買い物。かりゆし服を買い求め、喪服もと思いましたがそれほど安くなく断念。市場2階のツバメ食堂で沖縄料理を満喫。連日で食傷気味とはいえ、最後と思うとまた食欲旺盛になって刺身盛り・イカ墨汁など堪能しました。旨い!気分よく国際通り沿いの泡盛の店にいって試飲をしまくまりました。

     ペリーも訪れたという中城

     中城から東側を望む

    5日 最終日は第一ホテルの名物の豪華な朝食を楽しんで、先ず南風原を経て斎場御嶽(セイファーウタキ )という沖縄第一の聖地に拝み出ました。以外にお参りする方々が多かったです。 清清しい空気に気分が良くなって辺りを歩き回りました。さて、南部は沖縄戦の激戦地となってしまいました。日本軍が本土決戦までの時間を稼ぐために南部の石灰の洞窟を目当てに退却して白兵戦に持ち込む決断をしたからです。そこで、もともと疎開していた大勢の民間人を巻き込んで(洞窟を追い出したり、食料を奪ったり、自決を求めたり)、悲惨な多くの犠牲者を出したのです。民間人を保護するどころか、作戦に巻き込んだことは戦争の狂気・日本人の失策として自覚が強く必要だと思いました。戦争犠牲者は日米20万人のうち、市民の犠牲者がその半数に迫るという史実・・・ひめゆり平和記念資料館で元ひめゆりの方が淡々と話されていました。徐々に広がる人の輪。「誰もがお母さんに会いたいと言うのを我慢していました。とうとう、そう言った***さんは亡くなっていました。」きっと辛いことであるはずなのに。その緊迫感にさすがに携帯カメラをかざす人も一人もいませんでした。ひめゆり犠牲者の一枚一枚の写真とプロフィールが紹介されている大部屋もありました。もうひめゆりの方々も80歳を超えてきていらっしゃいます。ここと平和記念公園で数日を過ごして戦争の悲惨さ・聖戦の欺瞞を身に沁みこませるという教育もありかなと思います。また、軽視されがちな、他人の命・自分の命について考え直すことができるかもしれません。最後は、漁港のある糸満を経て車を返却して空港に送ってもらい帰ってきました。泳ぐにはまだ寒いオフシーズン・平日なのに見たことがないくらいの大混雑でした。外国人の観光客も多く見かけましたが、人気のある観光地なのですね。最盛期にはどういった繁盛になっていることやら。持っていったCDを聞いてドライブできたのはよかったのですが、沖縄ミュージックを忘れてしまいました。現地ではかなり高いのでこちらで音源を用意していったほうがいいかもしれません。

     人なつこいイソヒヨドリ

     光の先には何が・・・

     またメンソーレ(いらっしゃい)。

    ◇2月24-28日  24日、録りためていた映画、「シカゴ」「グリーンディステニー」「80日間世界一周」を見て過ごしました。シカゴはなんか倫理的に納得いかない感じでしたが、まぁ、彼の地はそういうところなのでしょう。他の2本はいちばん最後・エンディングが不思議な感じでした。瑞々しいチャンツィーの演技が印象的でした。25日 退院間近のお義父さんを見舞いに三浦に。2度目だとだいたい地理感もたしかになってきました。帰途、秋谷で小ぎれいなイタリアンでピザとパスタを食べした。26日-28日 楽譜作成ソフト「PrintMusic2006」を入手しましたので、当座必要ないくつかを移調したりして手直ししました。インターネットで入手したMIDIファイルから楽譜に起こして演奏することもできるのですね。びっくり! ただ、細かい操作がわからないのでやはりハウツゥーものに頼ったほうがよさそうです。FINALEを買ってしまいました。そうして28日、Sさん主催のS老人ホームでの唄う催しで、Tさんのギター伴奏で演奏しました。ひな祭り・四季の歌から上を向いて歩こうまで13曲・1時間。5-6人がお年寄りについて唄う補助をさせていただきます。そして、尺八はかなりインパクトがあったようです。「古城」をソロで吹くようにリクエストをいただきました。竹管で音色よく吹いたかいがありました。終わって、スタッフ皆の充実した顔色がとてもよかったです。やっぱし、こういうのっていいなぁ~


    箱根トレ(② 金時 明星 塔ケ峰 )加波山 [山のこと]

    この1週間、どうも眠いです。小笠原から帰ってきてその疲れからか、さてまたちょっと寒さが緩んで春眠が到来したからか。読書がはかどりません。こんなときは体を動かすのがいいのでしょうか。

    ◇2月16-18日 16日、グローブの結び紐がちぎれていたので、近くのスポーツ用品店に行ってキットを買って、手縫いしました。ほどいて改めて見てもやはり使い込んだのがわかりますが愛情もわいてきます。今年はまだ野球をできていませんが、何回使うことができるやら・・・ 夕方壊れたパソコンのデータを届けていただきました。見事にファイルは無事でした。よかった。ただ、OUTLOOKやOUTLOOK EXPRESSのデータは保存ファイルをインポートしてもどうしても読み込まず。残念ながら放棄のようです。最近、メールをいただいてない方はどうぞ教えてください。17日 茨城の加波山へ。地元の方も「ツアーは初めて会った」という声をかけていただきましたが、筑波山の賑わいの裏手で、静かで渋い、そして楽しい山でした。江戸時代の研究では、ここに居る天狗様の数は筑波山より断然多かったんだそうです。たばこ神社ってなんでしょうか?神社は最近、(ちょっと前に訪れたばかりの)箱根の篤家の援助で再建されていました。下山ではSさんがちょっと道を間違えてしまいましたが、立ち寄った雨引観音もとてもいいところでした。ぜひまた行ってみたい!

     頂上には巨岩ゴロゴロ

    18日、雨の中を茅ヶ崎へ、初めて、写経をさせにもらいに行ってきました。年初以来、ちょうどやっているTV番組を参考にしながら、独自では試していたのですが。筆ペンとちがってやはり本格的な筆では時間がかかりますね。それに、1時間半、いくらあぐらをかいても、固い畳の上に座っているのはけっこうつらく大変でした。あー、これではお坊さんにはなれないですな。最後に和尚さんが「理趣経」をあげてくださいました。漢字の読み方も違うし、般若心経とはまた一味ちがって元気の出てくるいいお経です。 夜は女房と封切られたばかりの映画「ドリームガール」を見てきました。ロングセラーのミュージカルから仕上がっただけあって、前評判どおりの、挿入曲とテンポで調子のいい楽しい映画でした。「ワンナイトロンリー」ってボニー・タイラーのヒット曲「HERO」(『Holding Out for a Hero』?)に酷似していませんか。

    ドリームガールズ オリジナルサウンドトラック

    ドリームガールズ オリジナルサウンドトラック

    • アーティスト: サントラ, ジェニファー・ハドソン, ビヨンセ・ノウルズ, アニカ・ノニ・ローズ, エディ・マーフィ, ローラ・ベル・バンディ, ロリー・オマリー, アン・ウォーレン, ヒントン・バトル, ジェイミー・フォックス, キース・ロビンソン
    • 出版社/メーカー: ソニーミュージックエンタテインメント
    • 発売日: 2006/12/06 ○ お薦めです!

    ◇19-23日 19日、来週、老人ホームの唱歌タイムで尺八を吹かせてもらおうと思っているので、「ひな祭り」とか13曲について伴奏者のギタリストと打ち合わせをしました。やはり、メロディーパートでリズムを外せない、ということと、できれば合いの手を入れるなどして伴奏かハモリパートにまわって、歌唱を補助することが大事です。まだほとんどがこの週末に仕上げねば。こういった機会は大切にさせていただきます。20日、女房が休みということで一日空けているのですが、来週、沖縄に遊びに行くことにしたのでその研究をしていました。ハハ。21日、新宿へ行き、築地でM社長と昼食。ご結婚が決まったそうで、おめでとうございます!社長同士のセレブ婚? 式は夏に外国でとか。ただ、事業の展開には難題も・・・ その後、深川不動尊に出て、評判の護摩法要を拝見しました。たしかに大太鼓3つで、お経を読む声も太く高く、テンポも速くて圧倒されます。お札3,000円也。さすが不動明王です。また理趣経を聞くことができました。22日、箱根で自主トレ、第2弾。下り電車始発で、御殿場線を乗り継ぎ、足柄駅下車7時。そこから 2時間半の登りで金時に上がり、明神・明星・塔ケ峰と縦走して小田原駅16時15分着。途中道迷い15分、休憩・昼寝1時間ほどですから正味8時間。いい運動になりました。金時の最後の登りは梯子も多く急峻できつかったです。食料が尽きていたのですが山ろくに降りてみかんが大袋100円で売られていて助かりました。また、杉林の中を無防備でだいぶ歩きましたが今現在だいじょうぶです。いまいちだったお天気のおかげでしょうか。小田原のラスカの麺屋コーナーでラーメンとビールで打ち上げました。至福の一時であります。23日 そして今日は・・・ノーコメントです。天気も悪かったので引きこもり!?

     猪鼻と呼ばれていた金時を振り返る


    初小笠原 房総高塚山 [山のこと]

    小笠原に行っていました。暑かった。遠かった。行程は6日ですが島の滞在は72時間であっという間でした。島の時間に慣れてきたかなと思ったら帰る日になってしまいました。わらわらとあわただしかった、けど、つかの間ゆったりした時間を感じられたかのような・・・(其処にはまちがいなく島時間が流れていた)

    ◇4-5日 4日は午後、半年ぶりに茅ヶ崎に参禅しました。始めてから2年になろうとしています。そのときには冬は空いていたものですが、今はけっこう本堂が満員です。和尚さんから、「今の風潮で結果を急ぐきらいがあるが、私たちはコツコツと積み重ねていきましょう」とありがたい話をいただきました。その後、女房のWIRUS駆除ソフトの買い物に付き合って、中華料理を食べたのですが、メニューを持って帰ってきてしまいました。 5日はそのメニューを返しに行って新宿に出て、準備業務をしてMACでランチをして、NOVAによりました。とても流暢で語彙が豊富な方がいて2コマくらい圧倒されていましたが、どうやら米軍キャンプにお勤めでいらしたようです。反則だよなぁ。でも新宿本校は看板校なのかできる男先生&美女先生が多い気がしました。

    ◇6-11日  さあ、小笠原です。お客さんは日本各地から14人さん。混んでいたのでスペース確保にたいへんでしたが、往きは海も穏やかでなかなか快適な旅で、7日の昼に到着しました。ハイビスカス(現地名ハマボウ)がよく咲いていてひとまわり小さいメジロがたくさん飛び交っていました。ヤギも多い!3泊は境浦というところに滞在しました。8日は千尋岩へのハイキング。最後は岸壁伝いにスリリングな歩きがあります。終点で尺八。戦前に信仰があったともいう躑躅山によって近くの戦跡を見学し、アマサギの飛翔を眺めて下山しました。

     夕陽もきれいー

    9日はクライマックスのホエール・イルカウォッチング。PAPAYAさんの大きなクルーズ船に乗り込み、しばらく行くといましたいました。鯨が潮を吹いては尾びれをたたきます。イルカも大群が近づいてきては舳先を横切ったりします。同乗した若者たちは「やばいやばい」と写真を取り巻くっていました。ケータ島というところに上陸して昼食&大山へのハイキングをして、コアホウドリの繁殖地である鳥島を眺めながら静かな湾内でシュノーケリングも楽しみ、日没過ぎること1時間の6時半に、満天の星の下、やっと帰港しました。

     ケータ島への上陸は小舟で

     大山 戦争中のビール空瓶あり

    最終日はまたまた赤旗山というところにハイキングに出かけ、昼は港に戻っておみやげを求め、2時発のフェリーに乗り込みました。話には聞いていましたが、離岸して帰るときの、フラダンスや太鼓から始まる島の方々の歓送は熱烈で感動しました。帰路はけっこう荒れてつらい航海になりましたが、11日午後5時、無事竹芝に到着。さすがに房総半島が見えたとき、東京湾内で携帯が通じたときは嬉しかったです。この時期、南の島はいいです。独特の雰囲気もあるし、いったことがないのですが、沖縄にも行きたくなりました。

     見た目どおりのマルハチ(丸八)

     赤旗山から東南方面を望む

    ◇12-15日 12日、かなり疲れていたはずですが、レポートの作成、伊志川というところでランチ、バッティングセンター、NOVAとがんばりました。NOVAはとうとう最後の日になりました。思い返せばなかなか感慨深い時間でした。4年間ありがとうございました。思うに、町町で始めて会う方々と忌憚なく話せるというサロン機能は、英語やインストラクターという媒介があるにせよ、日本において貴重な存在だと思っていたしだいです。そして、英語圏には限られますが、インストラクターとしてたくさんの人たちがやってきて暮らしてふつうの日本人と付き合って帰るというのは、(観光客も増えているそうですが)相互理解を飛躍的に増進していると思っています。13日、女房と、仕事がてら新宿に出て、マルイシティを覗いて、上の「青葉」というラーメンをいただき、原宿や表参道をぶらつきました。原宿が外国人観光客に人気、というのを確かに見てきました。平日というのにけっこう混んでいました。表参道ヒルズは意外にこじんまりしていたかな。14日、房総の高塚山へ。昨年より20日早い春一番ということで、千倉の町には波浪警報が出されていましたが、参道をマテバシイの林にはいるとだいぶ風の勢いも和らぎ、神社のある山頂でつかのまくつろげました。そして、また風強い山ろくに出て、しばらくポピーやキンセンカ・ストック・金魚草など色とりどりの花が咲いているお花畑を横切って歩いて白間津というところに出て終了。山間の白浜温泉で入浴して、館山から6時には帰りました。なかなか房総の山もいいですよ。こちらよりもやはり暖かで、一足早く春の風景でした。今日はまたまた新宿へ。しばらく会社で’拘束’されましたが、歩いて、またまた原宿に出てBOOKOFFを探索して帰りました。

     自然林が気持ちいい

     色とりどり

    ◇最近の読書・映画 まただいぶためてしまいましたが、これをやっておくと便利なのです。洋画は主にヒアリングの練習に見ています。

    霊の発見

    霊の発見

    • 作者: 五木 寛之, 鎌田 東二
    • 出版社/メーカー: 平凡社 発売日: 2006/09/26
    • ○題名のわりには平易な内容だすが、 「書き下ろしエッセイトーク」とあるので間違いないです。それにしても時代に応じたキャッチィーなタイトルです。「発見」はシリーズ名です。鎌田氏から「パソコンは(霊感の比喩として)人間の霊的感覚を拡大しているかもしれない」という指摘がありますが、たしかに最近の僕の座禅時の交信のイメージは「無線LANへのネットワーク接続」です。ほかに、聖徳太子のシャーマン的呪術性、神道・仏教・儒教を取り込んで国家体制の基礎を作ったか。修験道の古道を歩くときの不思議な興奮は大自然との悟りというより感応か。聖地は地球生命体のツボ、霊波。夜は神の時間。現代日本には心の柱がほしい。霊能者の人格的魅力・直感・審神(さにわ)。というように興味深い話題が挙げられてる。五木氏は最後に「人間は本来目に見えない価値を信じるもの。霊的存在ということを頭や理論でなく、実感・体感することが大切」と締めくくられています。

    強くなる瞑想法 (1982年)

    • 作者: 無能 唱元 出版社/メーカー: 青春出版社
    • 発売日: 1982/04 ○「恕」思いやりの大切さ。五欲清浄:本質的な食欲・排泄欲・性欲を汚いとみるかはその人の感性。お金を「軽蔑する」愚。心(感情)に埋没して翻弄されるとき心を外に出す。円形の雲状のカラフルな塊。

    完全図解 冥想HOW TO

    • 作者: 内藤 景代 出版社/メーカー: 五柳書院
    • 発売日: 1986/08 ○瞑想は自分自身の魂という内的世界と、現実世界という外的世界との両方によく適応させることができる。今、心が飢えている。第三の目とは心の目。第三の目で、永遠と今・日常性と非日常性・理想と現実の双方を眺めて、ゆとりをもってそれらが統合された状態を具現化していくことを楽しむ。頭の瞑想・体の瞑想から意識を外に出して自分と宇宙全体を見る。

    密教福寿開運法―願いをかなえる開運呪文パワー

    • 作者: 三郎丸 光明 出版社/メーカー: 実業之日本社
    • 発売日: 2000/09 ○具体的な実践法の紹介。精神パワーを出すにはハードウェア(体)の整備が必要。願い事との距離。力の制御。陰気な思考の排除(心の力を発揮させるには明るいうちに)。やっていいこと・いけないことの意識。密教四法:敬愛法・増益法=朝日・金色・蛇柄・ねばねば系の常食。・息災法=ぼんやり歩かない。降伏法=風呂・冷水。ほどよい満足で生きられるか。マスメディアに隷属しない。諂(へつら)うことは運を落とすことも。

    密教念力入門―あなたの眠れる超能力を開発する

    • 作者: 中岡 俊哉 出版社/メーカー: 祥伝社
    • 発売日: 1972/12 ○「うかがい知ることができないものを、知る努力の道を開きたい」と書かれたという。5つの分類:通神力・心眼力・遠知力・念力・無我力。精神統一法:滝行・山中での心の対話法(空気の希薄さがよい)・梵字・仏画。
     
    「野性」の哲学―生きぬく力を取り戻す

    「野性」の哲学―生きぬく力を取り戻す

    • 作者: 町田 宗鳳 出版社/メーカー: 筑摩書房
    • 発売日: 2001/07 ◎これはけっこう楽しかった。「野性」は僕にとって大切なキーワードです(野性の中で、鳥は飛ぶ、魚は泳ぐ、人間は歩く、のが本能ではないかと思います)。根源的生命力から創造的生き方を模索するというスタンスを紹介されています。日本人の美徳と世間体という裏腹の歴史。洞察が深くて、現在、学問的には第一人者でいらっしゃるのではないでしょうか。最奥の感情=「狂い」。ロゴス理知とパトス情念は二律背反でなく、補完的でのはず(中村雄二郎)。「キレる」自殺・他殺。肉体主義とは生命力への敬意。精神力には権威の匂い。「狼」と甘えの社会。情報と野性の関係:意識が無意識・野性を抑圧して精神異常が出る。過去の野性的人間:信長・竜馬・円空(住空間での芸術的感覚のなさ)・賢治(どっどど 文章の生命感 感応道交)・松下(商売の戦場のような緊張感)。いずれも逆境が野性を育てる。   
    山の霊力―日本人はそこに何を見たか

    山の霊力―日本人はそこに何を見たか

    • 作者: 町田 宗鳳 出版社/メーカー: 講談社
    • 発売日: 2003/02 ◎(特に終章) 同じく町田先生の著。現代日本の思想的混乱は、縄文・弥生時代からの生物学的コスモロジーから急速に物理学的コスモロジーへシフトしていることからではないか。「山のエロス」と交合して野性を回復、いのち」の感覚を取りもどさねば。文明生活の快適さで身体感覚を閉ざしてしまっている。若者はどうする?アルピニストによって山は対象化・民主化・非神話化されたが、山との有機的・バイラテラルな関係を再構築したい。山は人間の意識を変容できる。
    目に見えないもの

    目に見えないもの

    • 作者: 湯川 秀樹 出版社/メーカー: 講談社
    • 発売日: 1976/12 ○ 物理学者からも援護射撃を得たい。著者も少年時代、読書を好まれ、仏教、武者小路実篤、トルストイを好まれた。戦中の文章で今後素粒子の研究で古代インドの思想が復活するかもしれないなどとも書いている。目に見えるものだけが科学研究であるという見方の時代である。
    旅人―ある物理学者の回想

    旅人―ある物理学者の回想

    • 作者: 湯川 秀樹  出版社/メーカー: 角川書店
    • 発売日: 1960/01  ○27歳までの回想。在学当時京大には西田幾太郎がいた。 中間子の発見まで。
     
    善の研究

    善の研究

    • 作者: 西田 幾多郎  出版社/メーカー: 岩波書店 発売日: 1979/01  ◎ 哲学方面からの援護も。初期の著書にして、日本人の手になる最初の哲学書ということらしい。純粋経験=主客未分の状態。意志は主客合一の状態で知覚する。知識と情意の一致を求めたい。意識現象が唯一の実在!対立から出なく自家の内面的性質から発展する。第八章自然 自然現象の背後には本源的現象者・不可知的統一者が。精神現象と物質現象は内外に区別してあるという独断があるが、直接経験から見ればすべて同一の意識現象である!精神と実在の統一において、矛盾が生じればそれが「苦痛」になる(これは仏教でも本来の苦の意味と同様ですね)。統一活動はいっそう大なる統一に向かっているがそれに沿えば快楽となる。それが善となる。(ただし、同時に悪についても認めなければならない)大きな目的に向かうために情欲に打ち克たないといけないのである。(第六章倫理学) 善の概念は美の概念と近接。善に向かうは自己の真・実在の真性を知ることになる(キリスト教では再生、仏教では見性)。善行は主客が埋没する。偉人とは自分の本色を能く発揮した人でそれは個人主義。個人的善とは私利私欲・利己主義とは異なり、個人が徳(強盛n意志)で天分を発揮して社会が進歩すること。
    絵でわかるマンダラの読み方―心の宇宙を歩く

    絵でわかるマンダラの読み方―心の宇宙を歩く

    • 作者: 寺林 峻 出版社/メーカー: 日本実業出版社 発売日: 1989/10
    • ○ 曼荼羅の味方についてわかりやすく解説されている。「顕教が釈迦が言行録であるお経を頼りに真実をつかんで自己完成するのに対して、密教は真実に直参して自己完成を目指す。」 マンダラは真髄の表現である。密教の最高の心境に至っても、肉体に備わった煩悩はあるから「餓鬼」と2人連れで油断ならない。引きずられないように注意して心中のせめぎあいの果てに均衡を得(大日如来との一体化)、醒めた爽快感を得る。自然の造形の微細さ・調和の見事さを感動をもって受け止めて充実感を得られる(金剛会 微細会)。
    マンガ仏教入門

    マンガ仏教入門

    • 作者: 蔡志忠 出版社/メーカー: 大和書房
    • 発売日: 2006/02/09 ○けっこう内容濃いが、やはり漫画は読みやすい。自然は無常だが、生物の脳は固定化して捕らえようとし(色)、無常なる実相を空という。惜福:今ある福を教授し尽くさないこと。物欲をひとつづつ滅していくこと。縁起という相依性が宇宙の根本法則。自分の特定の感覚をなくせば苦楽なく一喜一憂もしない。苦しみの生滅はただ一個の身内にあり。五官にある五欲の罠。それらにこき使われないように妄我を捨てたい。慈悲喜捨によって、生体エネルギーを上手くコントロールして無駄な放散を防ぎたい。人の内外は分けられず、自分は時空で時空が自分である。有無はなく、視点を偏らせない。主役は心である。空は脳では感覚できない。体験すべきもの。荘子のこん沌か。
    良寛入門―もっと愚かに、もっと伸びやかに生きる道

    良寛入門―もっと愚かに、もっと伸びやかに生きる道

    • 作者: 栗田 勇 出版社/メーカー: 祥伝社
    • 発売日: 1985/09 ◎ どうして愛され続けるのか。その魅力は?憂愁の人。「遊びの精神」:プロセスに目的をおく生き方。西行・明恵。自らの至らなさを認めて初めて、他人に対する自愛と優しさが生まれた。その言葉と文章。
    幸福の言葉

    幸福の言葉

    • 作者: 宇野 千代 出版社/メーカー: 海竜社
    • 発売日: 2002/03 ○一瞬一瞬が生きること。毎日が充実していると。いくつになっても人生は今日がはじまり、いつだって今が最高、なんである。自分が幸福だ、と自己中心にものを考える。したいのに止めるのが憂鬱の原因になります。「自信がないとほめられても新しく不安になる」「自分の作った観念に支払いされるのが好き」「おしゃれは半分以上は接する人のため」
     
    潮風とベーコンサンドとヘミングウェイ

    潮風とベーコンサンドとヘミングウェイ

    • 出版社/メーカー: ワーナー・ホーム・ビデオ
    • 発売日: 1995/09/08 ○ 同じ町に住む2人の初対面の老人が面白く友情をはぐくんでいきます。いつも元気な船長があっけなく亡くなって郷愁を誘います。
    スターリングラード

    スターリングラード

    • 出版社/メーカー: ポニーキャニオン
    • 発売日: 2006/07/19  ○市街戦において数日間にわたる息詰まる攻防。いちおうハッピーエンドのようです。今のイラクも反政府テロもやっているそうなんですが、子供を戦争に利用するのだけは止めてほしい。

    Into the West
    Into the West ~ 2005 
    ○まだ、日本ではリリースされていないようですが、夢を求めてアフガニスタンから陸路でロンドンを目指す少年のドキュメンタリー風フィルムです。一緒に出た大人はトルコからイタリアに渡る船内で亡くなりますがそれほどいちかばちかの旅のようです。少年役の俳優はほんとうに亡命してしまったとか?ペシャワールやクエッタ・テヘランのエキゾチックな映像がよいです。内容的には?

     
    ステルス (Blu-ray Disc)

    ステルス (Blu-ray Disc)

    • 出版社/メーカー: ソニー・ピクチャーズエンタテインメント
    • 発売日: 2006/11/22 △フェリーの中で見ました。すばらしい戦闘機?アクション。SFなのか現実なのか。しかい、」どうしても①タジキスタン民の被爆、②EDIの自爆による主人公カップルの生還のエンディングは納得できません。どうも「2001年、2010年宇宙の旅」をモチーフにしているのでしょうがチープな感じは否めません。映像最新技術はすごいんですが。
    ネゴシエーター

    ネゴシエーター

    • 出版社/メーカー: ブエナ・ビスタ・ホーム・エンターテイメント
    • 発売日: 2005/09/21 △マイケル・ワトキンスのサスペンスかと思って見ました。しかし、あちらは「ザ」がつくそうです。まぁ、アクションものとしては楽しめますが期待と違ったので・・・

    山椒太夫

    山椒太夫

    • 出版社/メーカー: 大映 発売日: 1995/10/13 ○BSから溝口監督作品を2本。こちらは森鴎外の作品などでお馴染みの安寿と厨子王の題材ですが、日本海に沿って古くからある言い伝えで、人によってストーリーが違うのだそうです。僕は今回、明治以前、日本に根強くあったであろう仏教観から見てみました。己の不条理でみじめな運命を果敢に切り開いた兄妹の姿が印象的です。田中絹代も美しい。カンヌ?映画祭で映画関係者からは同時に出品された七人の侍より評価が高かったそうです。
    新・平家物語

    新・平家物語

    • 出版社/メーカー: 大映
    • 発売日: 1999/12/10 ○溝口監督は映画のセットを時代に沿って丁寧に仕上げて行ったそうです。この映像ではそうした仕事が美しいカラーで仕上がっています。ストーリーは清盛が主役で、いやらしい公家たちに立ち向かっていきます。市川雷蔵によってあの清盛が、勇壮に、しかし人間的に演じられています。


    箱根トレ(①箱根神山 駒ケ岳 湯坂道)鷹取山岩トレ [山のこと]

    ◇なんだかんだ忙しく感じます。山のオフシーズンのときにあれもこれもと思っていたことがなかなか進みません。「追われるよりも追っかけるように」という賢人の言葉がありましたが、こうなったら、なんか躓(つまづ)きでもすれば前のめりになりますでしょうか。ちょっと考えると、NOVAのラストスパート中というのも要因としてありますが、「本のやたら買い」も疑わしい・・・ 考えていることに沿って本を買えばいいのに(本を買いすぎて思考停止しているかもしれません)。それからブログも滞りがちですし、「気ままに」まかせて、ちょっと「出来事日記」に偏りすぎているきらいが。とりあえず、出きごとはブログに収納しないと先ず落ち着かなくなっています。まぁ、いいことだとは思いますが。ただ、それで(、過去のブログを見返すと顕著だろうと思うのですが)当初の目的であった「最近思うこと」や「読書書籍の書き抜き」というのができていないような。前者について、思うことはけっこうあるのです。ただやはり行動を伴わないと具体的ないい言葉に表現しづらいというか。そこらへんが原因かなと思いますが。

    ◇27-29日 27日、女房の職場での面接、ということもあって、秦野・伊勢原・寒川さんをドライブ。寒川さんは1月も下旬というのに大賑わいでした。さすが!でもおみくじは末吉・・・ 134号もちょっとした混雑でした。帰るとマンションの設備点検。28日は、川崎によって鶴見の、奥様が懐妊された元後輩KW君宅へ。YN嬢と八海山を買って参上、おもてなしをいただきました。結婚して半年ぐらいたって、生活もなじんだみたいでした。29日は午前中、ネット上でHPを作成するバイトをやって、午後はNOVAりました。

     今年の干支が楽しみ

    ◇30-31日 30日は岩登り講習で追浜の鷹取山へ。合計5時間くらいの講習時間でしたが、お客さんはたいへん楽しまれたようで何よりだったのですが、僕はえらく疲れました。去年より危ないところに気のつくところが増えたからでしょうか。 打ち上げもお客さんが参加されたし・・・ 3時間半! 31日 というわけで翌日は塞いでいましたが、なんとか夕方にNOVAに。麦では今年、山菜の販売をしてみようという話も。これはちょっと目新しくて期待できそうです。夜、やはりお疲れモードの女房とアジアンダイニングへ。飲みというよりラーメンとチャーハンで、その名のとおり台所がわりですね。 1月はそれにしてもあっというまでした。パソコンと格闘していた3日間あたりから気持ちが急いたようです。いいところと言えば、書初め以来、夜の写経がほぼ習慣となったことでしょうか、20分くらいはかかるので寝る前にいい気分転換になっています。

    ◇2月1-2日 1日は、レストランに勤めていたときにお世話になったHRさんが退職されていたので、お誘いして藤沢の居酒屋でお疲れ様会をして差し上げました。最もお忙しいときに内臓などをとても悪くされたらしく、退職してから鼻や咽喉を手術までされたとのことでしたが、順調に回復されていらっしゃいました。食事も美味しくてよかった! 途中やはり退職されたIさんにも電話して達者を確認しました。そして昨日2日は箱根に自主トレに行ってきました。強羅から湯本まで箱根を、8時半から7時間、ぐるっとして標高差は450-1450(神山)-95mとけっこう歩きがいがありました。

    風がなくて暖かったのですが、早雲山・神山の1,000mを超えたところの北斜面は凍結していたのでアイゼンがあったほうがよかったかもしれません。湯本のお風呂はちょっと敬遠してしまい、アジの開きを買って帰りました。

     駒ケ岳から廃止ケーブルの階段を。

     空気も澄んで富士山きれい


    房総の嵯峨山 冬季性うつ [山のこと]

    数日間格闘しましたが、とうとう旧パソコンが起動しなくなってしまいました!ご臨終だと思います。しばらく前からだましだまし使っていたのですが。大切な画像や音源がどうなることやら・・・かなり不安です。業者にファイルの保存を依頼しようと思っています。年が明けたら、パックアップもして、この冬の間にこれからの活動スケジュールについていろいろ整理しておきたいと思っていた矢先だったのでへこみます。それだけのせいでないでしょうが、あまり体の調子もよろしくないです。TVで冬季性うつ病というのをやっていました。「眠気・過眠状態」「過食による体重増加」という症状ともそう当たってはいませんが、3つ目の「炭水化物などの過食」というのはもしかしたら、という感じがあります。12月に食べ癖がついて、ご飯・餅・パンはけっこう食べるようになっていますが、その量に比べて野菜が不足気味かもしません。日光に積極的に当たることがいいんだそうです。新パソコンはデスクトップなので、それが置いてある暗い部屋でしか過ごす時間が長いからなぁ~

    そんな情けないスタートですが、今年はさらに少しはスピリチュアルな生活を実践しようと思っています。Sさんの「福音」の本もやっと通して読みました。とくに「自尊心」というのは取り扱いがやっかいだなと思いました。日本は武士道という伝統があって「潔さ」といっしょにプライド・自負・責任という概念を世間が労働の美徳とともに強固に持ち続けています。そしてさらに現代における「夢の実現」という新しい旗印においてもなお健在であるだろうと思います。年明け「良寛」さんについて本を読みましたが、彼の生き方にはかなりその辺りが絡むだろうと思います。また、最近話したことで面白かったのは、日本で最長寿地域である沖縄においては失業率がいちばん高いということです。

    ◇17-21日 だいたい1月というのに天気がはっきりせず、曇天や小雨の日が多いのです。気温は平年より高いらしいのですが。この季節、またNOVAのチケット期限切れ間際の追い込み受講に入りましたが、フロリダから来たL君も(シアトルみたいで?)DEPRESSされる!としきりに嘆いていました。17日夕方は新潟関係の3人でのミーティングに集まって今年1年のかの地での活動を探りました。エコミュージアムという考え方があるそうで、伝統的な日本の姿が各地で失われていく中、地域・文化を丸ごと保存しようというちょっと面白そうな試みです。フランスで発祥したのだそうですが、現代日本はそういう先駆的な取り込みがけっこう早いようです。21日日曜日は女房の買い物に付き合って小田原のラスカに行きました。新しい駅ビルで彼女いわく茅ヶ崎よりもいいんだそうです。お昼に関西の麺屋のフードコートでオム焼きそばとカレーうどんをいただきましたがけっこう美味しかったです。午後は  神奈川県立の「生命の星・地球博物館」に行って勉強?しました。子供向けなのか専門家向けなのか、どっちつかずのちょっと中途半端な内容だと思われますが、ビジュアルな展示品が多いので楽しめます。

     こんなのとか

    ◇22-25日 22日は新宿のNOVAに行ってみました。新宿本稿はビルがすべてNOVAで、英語のほかにも中国語やスペイン語のVOICEがあって驚かされました。気のせいか先生方も洗練されているんでしょうか?ある方は「あなたにとって幸福とは何でしょうか(!)」という話題を提起されました。メンバーも某大学教授や某大手広告代理店プロデューサーといった方がいらっしゃいました(お2人とも大学の先輩ということがわかりしましたが)。24日は房総の嵯峨山に行ってきました。2時間半しか歩かないので物足りないような気がしましたが、真っ盛りの水仙を愛でたり、木々や小鳥を観察したり、下山してからも漁港にある温泉で入浴したり食事したりしてすっかりいい気分になって5時に新宿に帰って来ました。買ってきたアジの開きも旨かったす。イカやトビウオも買ってくればよかったかな。

     これがまたいい香りです!

    昨日は森先生のレッスン、ちょっと前にNHKでやった酒シリーズから「ワインレッドの心」「夢追い酒」「黒田節」をご教授いただきました。小金沢さんのワインレッドが情感があってけっこうよかったので。カラオケでは作詞の井上陽水VERもあって曲相がいちだんとしっとりしています。「一色」ももうちょっとがんばりましょう。そして錦糸町のNOVAにもデビューして歓迎?を受けました。なんと個性的な方が多いことやら。グラマークイーンと呼ばれる黒人の女性の先生がいらして 「EXTEMPORANEOUS」という単語から4字以上からなる英単語をいくつ導かせられるかやりました。目標は60個くらいだったのですが、40分かけて大きく上回る110個を達成しました。ほとんどをその方が挙げたのですが。ちなみに「RAMEN」とか「SUMOU」も入っています。いろいろ巡ってみるのも面白いかもです。ところで駅前の「キッチン藤」の揚げ物は美味しいです。昼はいつも混んでいるので席を確保するのがたいへんでしょうが。

    ◇西洋古典の時代物映画を見ていました。アレキサンダーは紀元前300年代、カエサル~イエスは紀元あたりです。釈迦は紀元前500年代の人ですから、東洋~ヘレニズム~西洋のあたりの古代の歴史の大きなうねりが思い描けます。古代とはいえ500年間です。例えば今から500年前の日本は戦国時代なのです。

  • アレキサンダー プレミアム・エディション

    アレキサンダー プレミアム・エディション

    • 出版社/メーカー: 松竹
    • 発売日: 2005/07/29 メディア: DVD
    • なぞの多い遠征について、おかげで垣間見れました。古代バビロンの映像も、インド軍との交戦シーンもすばらしい。オリバーストーン監督。
     
     ベン・ハー 特別版

    ベン・ハー 特別版

    • 出版社/メーカー: ワーナー・ホーム・ビデオ
    • 発売日: 2001/08/10 メディア: DVD
    • 時代を駆け抜ける波瀾万丈の生涯です。イエスが出てきます。グラディエーターってこのパクリだったのですね。

     

    ジュリアス・シーザー

    ジュリアス・シーザー

    • 出版社/メーカー: コロムビアミュージックエンタテインメント TBSで放映していました。アメリカのTVドラマだったのですか?リンクは正しくないかもしれません。優秀・勇敢ゆえに帝国のTOPとなり、それゆえにまた孤独な男の様子が伝わってきます。

  • 冬の佐渡バード 四国- 篠山三本杭 [山のこと]

    ◇新年になってあっという間の2週間。またご無沙汰しました。やはり寒い部屋でないとパソコンを使えないからでしょうか。それにしても残忍な事件のニュースが続きます。思えば前回の猪年の1995年は神戸の震災からオウムの事件など世相が荒れました。今年もせめて身近なところからでも平穏無事に過ごしたいものです。

    ◇2-7日  2日は夜勤明けの女房の希望でお昼にファミレスへ。さすがにお正月でロイホはもう一杯だったのでデニーズへ。夜は先日いただいたむき海老でCookdoエビチリをしてみました。その後は昨年に続いて書初め。般若心経を4回書いてみました。女房のほうが上手い・・・ 小学生で書道段持ちでしたからね。1千字くらい書いて20字くらいしか褒めてもらえませんでした。3日は郵便局-BOOKOFF-ダイエー買出し。4日はもう仕事始めで新宿へ。5-7日は佐渡島と新潟のバードウォッチングに行ってきました。新潟港では出航時にカモメ・カモ類などが、佐渡について加茂湖ではホシハジロ・など多数の海ガモ類とカワアイサなどが見られました。トキの森公園では念願のトキと対面。なんと現在90羽を超えてもうすぐコウノトリのように放鳥予定です。トキ交流会館ではトキの保護に尽力されているトキおじさんことT氏の貴重なお話をうかがいました。加茂湖の新鮮な焼き牡蠣もたくさん食べられてよかった! 翌日は国中平野の小川の横から田んぼの中にマナヅル・ナベヅル・ヘラサギを見つけ、真野湾に出てウミアイサ・イソヒヨドリ・ハクセキレイも見ました。午後は高速船ジェットフォイルで新潟市に戻り、雨の中を福島潟・雁晴舎という施設で潟のヒシクイの大群を観察。白鳥・マガンの壮観なねぐら入りを見届けました。夜は激しい雷雨で天気予報は最悪でしたが、7日朝はなんとか雨が上がっていたので瓢湖の白鳥とカモ類を観察して前日の雁晴舎に移動。環境省のレンジャーもいらして潟の生態系についていろいろ貴重なお話を聞くことができました。そしてオジロワシにオオタカ!も目の前に見ることができ一同満足。悪天候がさらに悪化するようであったので午後の予定は切り上げさせていただき、帰京しました。ガイドさんのお人柄と親切な解説で明るく楽しい、内容もあるいいツアーでした。(早く帰れたのでロイホに夜食に出かけられました。) 佐渡は気持ちのいいところです。なぜかと考えたらモノが少ないのです。道路沿いや畑の中に余計な看板もないし、古いものも大切に手入れされて使われていました。皇族や日蓮上人も流されていらしたとか。

     かすかに白鳥の編隊

    ◇8-12日 8日、久里浜のお義父さんのお見舞いに。江ノ島・鎌倉・逗子はやはり渋滞していたので、横横道路を使って到達。久里浜まで来ると伊豆のような雰囲気です。帰りは大根畑のあいだを迷って、葉山マリーナで休憩、鎌倉の珊瑚礁と、辻堂のBOOKOFFFによって帰ってきました。帰りは快速で。それにしてもナイスなドライブコースです。珊瑚礁はカレーライスの味もスタッフも若々しい活気あるお店でした。9日は新宿の往復、だけではもったいないので伊勢丹の地下であんぱんとコロッケを買っい込みました。伊勢丹では最近は中国語の案内放送がかかっています。10日は弘法山でO氏を講師に読図講習。お客さんが代わる代わる先頭に立ってリーダーを務めてもらい、みかん畑からみかんをゆずってもらったりして和気あいあいの楽しい勉強会になりました。さすがOさん。ひさしぶりの再会でしたし、終了後は鶴巻温泉の寿司屋で盛り上がりました。それにバスで現地集合・解散なんて楽です!次の日は新宿に行ってひととおり仕事して、錦糸町で森先生の今年初レッスン。直前にお願いして中島美嘉「一色ひといろ」を教えてもらいました。そして、森進一の「おふくろさん」!! これは吹きがいのある尺八名曲でした。ぜひ、演歌党定番に!が、好事魔多し。この熱演で疲れたかと思ったのですが、その後ふらふらになり、秋葉原でバッテリーを探したりしたのですが、電車を乗りついで家までほうほうのていで帰ってきました。昼食の卵(サルモネラ)と思いきやどうやらノロウィルスのようです。行きの電車、あるいは会社、あるいは森先生、からでしょうか?ということで次の日は発熱もあって久しぶりの寝たきりでした。いやー下痢がひどくて、確かにこれでは子供はたいへんです。13-14日は心配しましたが四国の山に。いつも心がけていることですが、やはり仕事前のコンディショニングは大切です。先ずは、松山から南下して津島を経て篠(ささ)山登山。頂上は気温-4度と風が冷たくて寒かったです。「大杉」を経て、番外札所だったという観世音寺跡へ。さすがに霊山っぽい雰囲気がありました。宿泊は宇和島市内に。宇和島城のライトアップがきれいで、食事もはまちの刺身、じゃこ天が良く、また途中で買いだした文旦が美味しかったです。お客さんからお酒の差し入れもぐいぐいと。そうです、それっぽい?さつま汁 以外は気合でお腹に入れました。翌日は滑床渓谷から三本杭登山へ。谷沿いの道は、雪割の滝を過ぎて、熊のコルまで日陰で残雪もあって寒い寒い。でも、頂上からの展望は360度にすばらしく、ポカポカして暖かかったので楽しく昼食にしました。

     石槌連峰・篠山・太平洋が

    下りは御祝山を経て急な坂を下山、ぽっぽ温泉という、1階がJRの駅、2階が温泉という施設で休憩して、空港では讃岐うどんを食べて帰ってきました。と、ご馳走と山歩きでお腹も復調していました。昨日・15日は新宿へ借家の更新と仕事で出かけ、復調祝いに高田馬場や中野をぶらぶらして夕方は丸の内へ前の会社の方と、天皇杯的中やOZMAをサカナに飲みました。かこいやといって、本当に各部屋がかこわれています。確信犯的な所行をOZMAというらしいです。社内の新年挨拶にそういうことがあったらしく、そういう意味で会社というところもなかなか楽しいところです。帰り際、久しぶりに以前尺八でお世話になっていたTさんから連絡があって、年始の賀状交換で、女性でとてもお上手だったS山さんが昨年亡くなられていたそうです。歯に衣着せぬ物言いで楽しくて、周りから好かれていい方だったので残念でなりません。ただ、Tさんはお元気そうで何よりでした。JAZZとのセッションを楽しんでいらっしゃるそうで、いつかご教授いただきたいものです。ノロは順調に?女房に転移したようです。


    2007年 新年ごあいさつ 日向薬師

     

    下手な字ですいません。いつもこちらをご覧いただいていてありがとうございます。私を直に知っている方も知らない方も、今年もどうぞよい年をお過ごしください。

    ◇知人の方へ、年賀状について。昨年の「後出しします」の「前言」を撤回しまして、「こちらをご覧ください」(!?)に訂正します。その他野球・尺八関係やサッカー関係の方など、身近な方からIT化(省力化)させていただきます。そこまで無精になったかと、どうぞ憐れんでお許しください。

    ◇ひとつ理由がありますが、本日、旧パソコンのWINDOWSが立ち上がらなくなって、すったもんだしています。おそらくバッテリーが消耗しきってしまったのでしょうが、この新しいパソコンを妬んでのことかもしれません。 いやー膨大なデータのバックアップをまだ取っていなかったのですで、いたってまずいですなぁ。

    ◇昨日の紅白で白組の勝因は、森進一=千の風=北島三郎を前中後に配したからではないでしょうか。皆さんはいちばんよかったのは誰でしたか?僕は「中島美嘉」さんでした。力強くも透き通った声が一色って曲にピタリでしたね。ドリカムもよかったです。白い衣装だったので白組にまちがえた審査員がいたのでは?。

    ◇今日、元旦はやはりどこかお参りしておかないと落ち着かない、ということで近所では好きな場所の日向薬師に朝、フラリとお参りに行ってみました。すると、一年でも数日しかない宝物殿のご開帳の日ということではあーりませんか。何回も訪れていたのに初めて見ることができました。平安・鎌倉時代作の重要文化財の数々。十二神像は興福寺などと並んで数少ない状態のいいものなのだとか。お顔の色も緑・青・黄・橙などと鮮明に塗料が残っていました。そして秘仏・本尊薬師三尊像については行基上人の手彫りの秘仏だとか。それが1300年も昔の仏像なのにじつにういういしい彫り跡に見えました。ああー、ありがたや。なお、撮影厳禁ということで写真はなしです。オンコロコロセンダリマトウギソワカ!

    ◇「スピリチュアル、魂そして身体」のブログの筆者が書いていらっしゃいますが、僕もどうも先月冬至をはさんでブログを書くテンションが低かったです。筆文字に興味が、というところも同じく(それで冒頭の習字となりました)。なんか似ていますねえ。久しぶりに通読したら他にも興味深いことがたくさん書かれていました(まだなんの仁義もきってないのですが)。

    ◇知り合いが何年もかかって邦訳し、十数年来、出版元を探していると聞いていた本がとうとう刊行されました。僕は当時、スピリチュアリズムについて色眼鏡で見ていましたが、こうして幾分意識するようになり、本も丸善で山積みされ・・・これも時代の変遷です。SMさんは当時から本当に生き神 生き仏(キリストかな)のような方でした。Sさん、おめでとうございます。出版についてお役に立てませんでしたが、さっそく買い求めて読んでいます。

    スピリティズムによる福音

    スピリティズムによる福音

    • 作者: アラン カルデック
    • 出版社/メーカー: ルネッサンスブックス
    • 発売日: 2006/12
    • メディア: 単行本

    ◇年末、やはり3連荘しました。いずれも自重したのでいい飲み会になりました。よかったよかった。水曜日は銀座の宮廷インドカレー。辛いだけでない、そして辛い中にも品のある美味しいカレーでした。その上品さはグリーンカレーに結実。マンゴーアイスも風味があって絶品。木曜日はまたまた九州もの。きびなごや飛び魚の唐揚げをいただきましたが、黒豚・地鶏のステーキが美味しかったです。ご馳走様でした。金曜日は野球チームEの打ち上げ。グランドではすっかり集まらなくなった親父連が飲み会となると8人も!丸の内 OAZOで、そしてまたもや九州系、となるところでしたが6時にして満員ということで和食系にとあいなり、鰤と鯨の刺身・しゃぶ2を堪能しました。2次会には行かずに帰宅することになりましたが、ご乱心気味の12月でしたからなんとか一年の後味がよくなったような気がしました。30・31日はやっと休みとなった女房と大掃除(いや中掃除かな)。急にびりびり破れ始めていた障子を張り替えました。けっこう上手くできましたとさ。

    ◇年末、録り置きの映画を3本見ました。

    アマデウス

    アマデウス

    • 出版社/メーカー: ワーナー・ホーム・ビデオ
    • =○ 昔は近世の音楽家の音楽を聴きつつ、その伝記も何種類も読んでいたのですが、苦労人のベートーベンやシューベルトに比べてモーッツアルトはどうもイメージしにくかったのです。それが、この映画でだいたい解けました。要するに天才≒アホなので、筆記を読んでもわかりにくいのです。僕はドン・ジョバンニが好きでして、特にアリアがすばらしい。ザルツブルグは中世から近世まで山中の塩のおかげで独自の文化を栄えさせた気骨のある都市のようだ。そこに今年移籍が決まった宮本・サントス、がんばれ!!

    オール・アバウト・マイ・マザー

    オール・アバウト・マイ・マザー

    • 出版社/メーカー: アミューズソフトエンタテインメント
    • =◎ マドリッドとバルセロナ・スペイン人と舞台がそろえば、後は聖俗、美醜なんでもありの取り合わせでストーリーが展開するが、それが面白く・まじめでもあって、やっぱし最後はせつない。スペインと言われればだいたい落としどころはわかってはいるのはずなのに。ドンキホーテの心持ちは今も闊歩している。
    JAZZ SEEN カメラが聴いたジャズ

    JAZZ SEEN カメラが聴いたジャズ

    • 出版社/メーカー: レントラックジャパン
    • =○ ジャズ奏者を録るカメラマン、ウィリアム・クラクストンのドキュメント。撮影の様子、モデルとの出会い、撮影スタンスなど、随所にリアルな映像が紹介されていて楽しい。年をとってもその仕事振りはちっとも色あせないばかりか鈍い色ながら磨かれ続けているようだ。僕も白黒写真を撮りたくなってきた。誰かと撮影旅行に行きたくなってきた。最近は自然の写真を多く撮っていたが、彼のレンズを通してみて改めて人間は面白い。
     

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